そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

9月20日(火)尿酸値高し

2011年09月20日 | 公開

 痛風の病院へ行く。尿酸値が下がらないので、薬の量を増やしましょうと言われた。夏休みの運動不足のせいであろう。暑くて暑くて、動かなかったからね。

 受診者がひどく少なかった。1時間ほどで薬ももらい、同居人に頼まれた買い物のため丸善へ行く。今週末に京都で大会がある日本O学会の学会賞の賞状筒と、賞金を入れる熨斗袋ほかを買う。同居人がその賞状を、毛筆でお書きあそばしているのであ~る。

 ついでに茶道具売り場を覗いたら、高取焼の茶陶展をやっていた。そういえば案内ハガキが来ていた。本日最終日。まだお若いご当代らしく、あまり高くはない。先々代作の小肩衝茶入がとても素敵だったが、手の出る値段ではなかったわいな(触らせてもらったが)。

 ついでに茶道具売り場をひやかすと、七節茶杓が…。ご銘はやはり「七福神」ですと。最近、流行りなんですかねえ。売り場のお姉さんにお願いして見せていただく。裏はでこぼこ。そうか、このように荒々しく削るのが、七節のお定まりであったか。…してみると、繊細に削り直し過ぎちゃったかな。これは軽いですよと、お姉さん、白樺の茶杓を見せてくださる。ほんとに軽いが、なんだか頼りない。

 昨今、家中の雨傘が壊れ始めたので、同居人の勧めもありしっかりしたのを1本買って帰る。台風も直撃するらしいでのう。割引で4000円ちょっとだった。

 駅構内の「成城石井」で食い物を買う(フレッシュなオリーブがリーズナブル!)。そのまま帰宅、同居人に賞状筒ほかを渡し、食事にする。朝飯抜きだったからな。食後には、ご所望により、お薄を2服点てる。空味作の出雲焼茶碗は、やはり使い易い。いつの間にか、ぴかぴかの、つるつるになってきた。