そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

6月19日(土)

2010年06月19日 | 昔日記
 11:00からY氏の博論公開審査。やはり1時間半はかかった。それから豊坂を登ってW文学会の例会へ行く。途中バナナを買って昼食がわりにした。

 五月の例会は出られなかったので、久しぶりである。後から井上宗雄先生がお出でになり、私の隣にお座りになった。松野陽一先生や後藤祥子先生もお見えだった。会場校のT先生に、いろいろとお世話になった御礼を申し上げる。

 N君やF氏の発表は、それぞれたいへん面白かった。F氏の発表では、司会のT氏が目で合図をするものだから、仕方なく質問をした。

 委員会が存外モメて、委員長殿のおさばきも妙にゆるゆるしていたので、こりゃ教授会が長くなるパターンだなと気をもんだが、まあ明るいうちに終わったのだから問題はない。JRの駅まで歩いて、駅前の「Zoka」でコーヒーを飲み、山手線に乗る。

 新橋というか汐留で、高校の同期会である「松江どげだ会」(私の命名による)が開かれることになっている。1次会には間に合わないので、2次会からの参加だから、時間には余裕がある。お腹が空いたので、オイスターバーを見つけて入ってみたら、結構よかった。電通の本社と連結しているビルなんだそうだが、酒屋なども優れている。

 2次会のお店の前で待っていたら、S君がやあやあとやってきた。先週松江に帰ったら、彼の堀端の旧宅が除却されていた。そのことを言うと、取り壊しの直前、2週間前に行って写真を撮ってきたと見せてくれた。なつかしい顔がいろいろ。安来勢が多いのは「ゲゲゲの女房」のお蔭か。しかし、出雲弁ドラマが「だんだん」に続いて放映されるとはなあ。

 私の隣には、農林水産省のエライさんとなっているS君が座った。そして、反対側に座ったのにワインをぶっかけられたが、酔後不語酔中だわい。来年はM君が幹事とか。結構松江から人が来ていたらしい。Yさんには逢いたかったな。新橋駅まで歩き、有楽町でS君と別れて、ひとりふらふら帰宅した。今夜は終点まで乗り過ごさぬようしなくては…。