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史跡訪問の日々

幕末維新に関わった有名無名の人生を追って、全国各地の史跡を訪ね歩いています。

西会津

2013年06月07日 | 福島県
(常楽寺)


常楽寺

 常楽寺には、会津藩士山本栄三郎、長岡藩士岡村半四郎、中田良平、薩摩藩士吉田与藤次の墓がある。


山本栄三郎墓

 山本栄三郎は、田中大海家来。朱雀寄合二番西郷隊附属。慶應四年(1868)、七月二十九日、新潟にて戦死。


岡村半四郎・中田良平墓

 岡村半四郎、中田良平とも長岡藩士で中間杖突。岡村半四郎は、明治元年行方不明。中田良平は、慶應四年(1868)、八月下旬(墓碑によれば八月二十八日)、会津領大山祇辺りで戦死?


薩藩 官軍先鋒 吉田譽藤二清次墓

 吉田与藤次は、加世田郷士。外城第二隊。慶應四年(1868)九月一日、下野御蔵入村で戦死。二十五歳。新潟常盤岡に墓。

(龍泉寺)


龍泉寺


安藤元四郎墓

 天気予報によれば、GWは好天だということであったが、この辺りを走っているうちに雲行きが怪しくなってきて、龍泉寺に着いたときには本降りとなった。
 いつもは傘を携行しているのだが、今回に限って持っていなかった。こういうときに限って雨に祟られる。「降らないって言ってたじゃないの」と気象庁に文句をいいたくなった。
 龍泉寺では、雨に濡れながら墓地を歩くことになった。
 墓地の一番奥に安藤元四郎の墓がある。安藤元四郎は、朱雀士中四番町野隊。慶應四年(1868)九月二日、会津真ヶ沢にて戦死。二十七歳。墓の表面はほとんど剥離しており、辛うじて「安」と「墓」という文字が読みとれるのみである。

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