これが私の生きる道

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悪夢ちゃん

2012年11月09日 17時51分24秒 | 芸能・テレビ
10月から始まった連ドラも中盤に差し掛かり
大方優劣がはっきりしてきました。
とりあえず「毒(ポイズン)」は初回だけで
見る気をなくして止めてしまいました。
同じピースなら綾部よりも又吉の方が適役のように思えてなりません。

同じく「匿名探偵」も1回目だけの脱落組です。
「匿名係長」のイメージが強すぎて
どうせならあのキャラクターを引っ張ってくれればよかったのに
結構違うもので、ならばなんで「匿名」なんて
単語を持ってきたのか理解できませんでした。

鳴り物入りではじまった「ゴーイングマイホーム」は
かなり苦戦しているみたいですね。
丁寧に作っているのは分かりますが
それが重しのようにのしかかり
片手間で視聴するのを許さない雰囲気があります。
そういった意味でもむしろ映画に近く
邦画特有のセンスを試すかのような内容に
息苦しさすら感じます。

懐石料理を食べているような
もっと油っぽい肉をがっつり食べたいなぁという気になってしまうのは
ジャンク的なドラマばかり見ているせいでしょうか。
山口智子はああいう抑えた演技よりか
適度に激しい方が合っているような気がするのは自分だけでしょうか。
対して宮崎あおいは全てのキャストの中で一番合っていて
かなり得しているように思います。

同じフジテレビで期待していた「結婚しない」は
天海さんと管ちゃんの女優力のみに頼った
残念な結果となっております。
いわゆる「結婚あるある」みたいなものに
偶然に頼った出会いを絡めて
一々「気が利いているでしょう」と言わんばかりのセリフを散りばめて
本当脚本がひどいとしか言いようがありません。
この二人が出ていなかったら見ていません。
一つ光明は管ちゃんの同僚役の福田彩乃は
普通のOLという役にルックス的にも演技的にも合っていて
これからも同じような役柄で色んなドラマに出てきそうです。

で今クール最高作品となったのが「悪夢ちゃん」です。
視聴率的にはそれほど上がっていませんが
巷でも評価が高い話を耳にすることが多く
北川景子史上1番なのは間違いない所だと思います。
コミカルな役は「謎解きはディナーのあとで」でも演じていますが
今回はそれに腹黒キャラを加えてきて
一見冷たそうなルックスにマッチします。

大体学園もので面白いものはあまりなくて
学生のやり取りにムカッとさせられることが少なくありませんが
今回はそれを上回る展開の面白さで
イライラさせられることがほとんどありません。
正直、各回終盤で北川景子が啖呵をきるシーンは
苦笑させられることが多いのですが
それは多目にみましょう。

最初は同僚の教師役にますだおかだの岡田を
「PON」つながりで出演させたりと
ふざけた配役しているのが不快でしたが
役柄的にキャラクターに合わしてあるので
慣れてくればそんなに気になりません。

あと保健室の先生に優香が出ていて
こちらは予想を裏切り、いい味を出しています。
おそらく本人の資質はパブリックイメージ的な癒し系というより
この役のような人の裏側をつくような性格に近いのかもしれません。
王様のブランチも降板して
役者に重心を置くときいて大丈夫かなぁと心配でしたが
こういう完全にシリアスでない内容だったら
案外居場所はありそうな感じです。

こちらは脚本の気が利いていて
ガクトが北川景子に対して
「優秀な執事が欲しいんじゃないですか」と
「謎解き」を意識したセリフを入れてきたり
ガクトを「フィギュアぽいのよ」とチャカしたり
「結婚しない」とは逆に上手いなぁと思わされます。
しかし調子にのって映画化とかしなければいいなぁと今は思っています。

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