これが私の生きる道

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人嫌い

2012年11月10日 16時23分46秒 | 思うこと
先月、BS朝日で写真家と一緒に街を歩き写真を撮るという
キャノンスポンサーの番組がはじまり
初回のゲストが新垣結衣でした。
キャノンがミラーレス一眼を発売し
それのイメージキャラクターを務めている彼女が出演するのは
当たり前といえば当たり前ですが
BS番組なのでありがたみはありました。

彼女を見る度、今まで見てきた日本人の中で
一番完璧な顔をしていると思います。
おそらく昔の人が吉永小百合を見たときに感じたような
感覚がそこにはあるような気がしていて
実際そういう路線で進んでいけば良かったのですが
「恋空」なんていうとんでもない作品に出てしまったことで
それも叶わなくなってしまい
未だにどこに向かっているのか分からない状況に陥ってしまったと推測されます。

実際、演技力があるわけでもトーク力があるわけでもないのに
CMにも出れて、女優としてのオフォーがあるのは
あの類まれなる顔があるからに違いなく
特に男性で嫌いな人はほとんどいないでしょう。
吉永小百合も演技力とか作品性とかで生き残っているわけでないのは
出演した映画を見ても一目瞭然で
「吉永小百合」をいかに引き立たせるかに
掛かっているわけで
新垣結衣にもそこまで持っていけるポテンシャルを感じていますが
事務所の仕事選びの下手さで無理そうです。

それはさておきこの番組でスカイツリーと浅草を散歩しながら
色々写真を撮っていたんですが
花や風景を撮った写真は結構いいなぁと思いましたが
人物を撮るととても平坦な写真になってしまい
あまり人に興味がないのかなぁって思ってしまいました。
誰でも好きなものに対しては
無意識にでも興味や好意が現れてきてしまうものだし
そういったものがほとんど感じませんでした。

ただの人見知りというだけかもしれませんが
自分も写真を撮りたいなぁと感じるのは
花とか風景が多いなぁと思いました。
人で撮りたいと思うのは
スポーツしている場面とか子供が公園とかで遊んでいるとことかそれ位で
もしかしたら無意識的に人嫌いなところが現れているせいかもしれません。

子供の頃はむしろ人を嫌いと感じることはほとんどなくて
それがそう感じさせないほど嫌な人がいなかったのか
自分自身がそう感じるように変わってしまったのか定かではありませんが
大人になると人に対して嫌な思いをするのが増えたことは
間違いありません。
人嫌いというよりもむしろ人の限界みたいのを
感じることが増えたという方が正確かもしれません。

人に何か善意的なことを行ったとしても
それを受けた人はこちらが期待しているほどは
感謝をさほどしていない、っていうのは
最近よく感じることです。
みんな善いことをしたい気持ちがあっても
それに対する感謝の気持ち(金銭とか物質的でない純粋な精神的な)を感じれないから
それをしない、という負のスパイラルに陥っているように感じます。

逆にそれを行ったことで偽善的だとか
仕事がらみだとコンプライアンスとかで余計なことをするなとか
マイナスなことになるから
やった方がいいことでもしなくなるという
どうしようもない世の中だと感じます。

空気を読む風潮は当初はいいことだなぁと感じていましたが
それが過ぎて表面的な関わりが増えて
何が好きで何が嫌いなのかよく分からなくなった
というのもマイナスだし
それによって増えたストレスが想像以上に溜まることも
閉塞的な社会をつくっている一因になっているのかもしれません。
縋るに値する教祖もいないし
どうにも明るい兆しの見えない社会です。

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