夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

ワタリガニ捕獲大作戦

2013-10-09 07:06:39 | つれづれなるままに
10月8日

 放課後等ディサービスの「ワラハンドクラブ・キキ」(津軽弁のワラハンド=子どもたち・童たちの意味)の子どもたちの活動が豊かだ。

 私も少しながら彼らのバックアップが出来るとすれば、余暇活動のエリアかもしれない。アウトドアなら任せてよ、そういう意味で川遊びや山歩きなどはお得意なエリアです。
 写真は子どもたちが安全に、海で遊べるツールを考えて創作した「カニ釣り用の道具です。これを次回の海釣りで実験して、うまく行ったら彼らに教えるつもりです。

 こうでなければならないというものではなく、あくまでもひとつのパターン。身近にあるものを使って、お金をできるだけ使わないで創作します。

 子どもたちが、人生を少しでも笑いと「おもしぇ!」(面白い!)と思える時間を積み重ねてほしいと思っています。

 グリーンの紐は洗濯紐で、20㍍あります。その下にあるものが捕獲用の網です。
 真ん中のみかん網に、サンマや冷凍イカなどの餌を入れて待つという作戦です。蟹はこの網にやってきて、からまって逃げられないというイメージ。

 ワタリガニは先週も釣り上げて味噌汁で頂きましたが、格別に美味しい逸品でした。
きょうは又これとは違うバージョンを考えています。

サビキ釣り最高!

2013-10-08 05:03:11 | サイクリング
10月7日(月)

 きょうは代休日。家内と午前中は釣りの準備と買い物で、出遅れてしまいました。
 そしてきょうは初めて、鰺ヶ沢の七里長浜漁港岸壁にやって来ました。県の岸壁工事がおどろおどろしくやられていて、入っていっていいのかなという雰囲気の中を奥へ進むと、岸壁にはすでに場所取りをしている人たちが、盛んに竿を出して釣っていました。

 午後から天気が悪くなって、雨具をつけての釣りです。
 隣のおじちゃんに釣果を聞くとまずまずの答え。お隣に入らさせていただきたいと挨拶を入れて、釣り始めました。おじちゃんはバンバン魚のカーテン状態、でも我々はなかなか釣れません。家内がサバを釣り、私は初めがカレイでした。
 皆さんの釣りを見ていると、大きなウキ釣り。私も続けと、大きなオレンジのウキ釣りサビキに変更。岸壁から海水面が高く、外海なので海流が強いのです。自分の道糸がどこにあるのかわからないと、お隣さんとオマツリしてしまうほか、魚がグッと引く状態が見えません。派手な色の浮きをつけると、その引き込みがすぐに分かって上げ時がわかります。

 1時間ほどして、おじちゃんの隣のおじちゃんがおしっこにやってきて、「何号で釣っているんだば?」と尋ねられて「6号」というと、「4合でねばまね(ダメ)べ!。ホラこれ使え」そういってサビキ針をくれました。

 そして4号で釣り始めると、なんと次々に釣れ始めました。隣のおじちゃんが「ほれ見ろ、カーテンだ!」と自慢そうに何度も魚の5匹釣りを見せつけられて、悔しい思いをして「こっちはカーテンレールです・・・」と自嘲気味。


 そして私達の竿にもアタリが遂に来ました。「4匹のアジとサバの一応カーテン」で、にんまり。「おじちゃん、ありがとね!!」
 欲を出して少し我慢の子を決めたら、たちまちおマツリをしてハリスが絡まってしまいました。風が強いとこのオマツリをしたいとは、ほどくのが容易でありません。
 おじちゃんの隣のおじちゃんがまたまたおしっこにやってきて、「あんまり辛抱して待たねで、浮きが沈んだら直ぐと上げるんだね!サバは群れてかかってくるハンデ(から)、上げねばすぐからまってまる(しまう)ね」とネイティブな語り。
 「あー達人の一言一言に納得の一日でした。結局隣のおじちゃんと最後まで粘って夕陽が沈んでしまいました。「夕陽のフィッシャーマン」

 「今はもう秋・・・」という実感。PM5時30分を過ぎるとあっという間に真っ暗。ヘッドランプが欠かせません。後片付けが暗いと出来ません。
 そうこうしているうちに、車がどんどん押しかけてきました。こちらさんたちは、夜釣りのようです。


                

 なんだかんだと言っても、釣果は100匹を超えていました。やはり外海は釣れる量が半端じゃないなというのが印象です。帰宅後遅い夕食。
 その後、家内がAM1時に「魚の下ごしらえ終了」とのこと。お疲れ様!
 今夜はこの魚でイッパイ行けそう。楽しみです。

 実は今回の私の密かなプランでは、「カニ釣り」の計画でした。ワタリガニを釣るためのざいりょうを100均で買ってきたのですが、件のおじちゃんたちのパワーで、すっかりサビキ釣りにのめり込んでしまって、次回の楽しみにとっておきました。

 買ったのは、キュウリネット、みかんネット、選択紐、30号のおもり、イカ、たこ紐。以上が私の準備したカニ釣り材料です。
 蟹の味噌汁が美味しいなあと、前回釣った後の味が忘れられないのでした。
 食卓の豊さが俄然違ってきて、楽しい代休日を終えました。

 

2013防災訓練

2013-10-07 07:55:24 | つれづれなるままに
10月6日(日)

 職員24名の参加で「防災訓練」を実施しました。
 休日出勤でしたが、こうでもしないと日常の業務ではできない訓練が色々あります。
 
 想定は、台風により停電、被害状況がわからない。利用者・職員家庭の安否確認が必要。携帯電話が使用できず、メールにて職員招集。
 
①職員呼集訓練~
②役割分担
 1)福祉避難所開設準備計画会議(主任者は勤務割を作り、滞在場所を決定する)
 2)利用者世帯と職員に安否確認~直接訪問(利用者の家庭を覚える)
 3)非電化機器による3日間の準備
  ・飲料水の確保、薪ストーブの薪を確保
  ・発電機による訓練
   (洗濯機を回す。給湯器を稼働させて、シャワー浴を準備)
  ・炊事訓練(3日分3食のメニュー作り)~カレーライスとご飯を炊く
 4)緊急時備品のチェック


 一日がかりで、24名のスタッフが参加。終日に渡る訓練は初めてでしたが、一つの体験として有意義だったと思います。スタッフ数が増えると、飲料水用の水をどこで確保するのかなどわからない人が増えています。法人では井戸水がブルーベリー畑にあり、保健所で飲料可能のお墨付きをもらっているのです。しかしポンプの回し方がわからないと汲めません。薪ストーブが2基ありますが、マキがどこにあるのかわかりません。何しろ畑が法人で7つもあるのです。それらの場所を確認する活動を行いました。

 「想定をした上での想定外災害に備えること」が今回の実践活動でした。

堤防釣りに入れ込んで

2013-10-05 06:33:56 | つれづれなるままに
10月4日(金)快晴

 今週も家内と二人、やって来ました「鰺ヶ沢漁港」。今週は家内もリールロッドを手にして張り切っています。
 午前中から竿を出して見ましたが、風が強いのもあり、釣果はあまり良くありません。

 家内がイシダイを釣り、私が夕まずめにコアジとサヨリ、それにワタリガニを釣ってジ・エンド。サヨリが今の私の一番好きな魚・・・「ヨシナガ・サヨリ」なんちゃって・・・。
 鰺ヶ沢漁港でこうして毎週釣っていると、おなじみさんも増えてきて結構楽しいです。なんだか老後の生活の楽しみの一つが、少し見えてきました。それにこうして通って気がつくことは、女性の釣り師が結構いることです。昨日も我々の隣に来た方は、慣れた雰囲気で、釣れないと竿をもう一本準備するなどたくましいんです。餌が余ったといって、帰り際に我々に譲ってくれました。

 隣のおじさんは同じ弘前市内からやって来ていて、この日でお会いするのは二度目です。ワタリガニがやたらと私のサビキにやって来るので、自分のタモを使えと準備してくれました。

 夕まずめ(PM5:00~PM6:00)に釣果が少し延びて、結局時間に自由な我々だけになっていました。コアジの良いサイズは、17:30過ぎに竿に二匹かかってきました。夜のほうが釣れるのかなあ・・・?

 弘前に戻ってすっかり冷えて生臭くなった身体を、あたご温泉に入って汚れを落としました。弘前で暮らしていると、こういう楽しさがあっていいなあ。
 来週の月曜日も代休なのでまた行きたいですね。天候さえ許せば今シーズン最後になるかな?アウトドアも10月まで・・・。

大湯ストーンサークル

2013-10-03 07:11:01 | つれづれなるままに
 札幌市「レラの会」JさんとMさんと一緒に、秋田県大湯環状列石を訪ねました。
 大湯ストーンサークル館でまず、館長さんが館内を案内してくれました。このストーンサークルは約4000年前に作られたといいます。
 当時の平均年齢は30歳。そしてストーンサークルの完成までは約200年間かかったと聞きました。ナスカの地上絵のような、大きな目玉状のサークルが2つあります。このストーンサークルの場所へ、5㎞もある川から15㎏もある石を200年間運んでできたというのですから、その寿命から考えても7代近くもかかっている計算です。
 このストーンサークルエリアで縄文の人々が生活したわけではなく、近隣に分散して暮らしていたといいます。お互いの食の安全を図るためとも言えるし、ひょっとして争いを嫌った人種だったのではないかとも思えます。
 私達はこの大湯へ来る前に、弘前市の大森勝山遺跡を訪ねて偶然にも山栗をたくさん拾い、縄文の人々の食糧事情に思いを寄せたばかりでした。
 そしてこの環状列石から出土した食糧の炭化物を見ると、まさにクリ、クルミ、コナラなどの木々がこの場所に生えていたことを伺わせます。そして動物からその食料を守るために、フラスコ状に地面に穴を掘って、瓶に食糧を保管したのです。素晴らしい知恵だと思います。
 
 偶然にもBS放送でこの大湯ストーンサークルを見ていたこともあって、縄文時代の人々の予想以上の文化度の高さが理解出来ました。その一つがこのドバン君と名付けられた、NHKどーもくんに似た土器でした。
 このドバンくんの素晴らしさは、口が数字の1で、目が2,左頬と右頬にある丸が3,4、中央に5つの○、そして裏側には3つの○が2つ刻まれているのです。この丸がどのような意味を示しているのか。そしてストーンサークルの不思議は、東西南北を表す石が正確に置かれている点です。夏至や冬至を知るためには、この日時計が必要だったというのです。そしてこの楕円形のストーンサークルの幅が、正確に20㍍、40メートルで石が配置されているこの距離感。まさに巻き尺でもなければ無理な距離感です。
 土器類の不思議では、今でも通用するほどの、見事な土器の形です。中には取っ手付きのカップもありました。身の回りを飾るヒスイを、道具もない時代に穴を開けられたのは何故でしょうか。
 どうもこの大湯ストーンサークルの人々は、緑色に弾かれた人種だったようです。集められた石はすべて緑色の石なのです。

 

 200年間にも渡り、その完成に至る過程でどのように世代間で思いを伝え合ったのでしょうか。
 レラの会のMさんと話していて、お祭を毎年継続する時の決まり事で石を運んできたのではないかという推察をしていました。それはこの場所が神聖な祈りの場所であり、更には人々の明日の安全を知らせてくれる唯一の保障の場でもあったのではないでしょうか。食糧を保存しておかないと、たちまち家族は飢えてしまうでしょう。その季節感を知らせるには、この日時計が唯一の神様的な存在だったのではないでしょうか。

近況

2013-10-02 06:16:42 | つれづれなるままに
《仕事》9月29日「あうん感謝祭」という法人事業所のお祭りが、地域で開催されまし    た。当日の人出がどの程度あったのかわかりませんが、そこそこに賑々しく、そ    して楽しいひと時が過ごせました。今は参加してくださった団体への礼状を書い    て昨日ようやく一段落しました。
 
    10月2日 広報誌の発行は主に保護者向け通信として「ホップ・ステップ・ジャ    ンプ」を刊行するのが私の役割です。現在利用者数が80名を超えているので、    法人関係者を含めると100部発刊しています。現在19号刊行中です。このほ    かに「あうん通信」という個雲海関係者を含めて全国発信している通信がありま    すが、若手に委ねていて、身内への情報提供をして、事業所がどう動いているの    かを知ってもらうことにしています。
     地道に継続して行くことが、保護者の心をつかむ大切な道だと感じています。    日々の利用者さんの状態像や、事業所の動きや価値観を、保護者に伝えていかな    いと、「困っていないので無関心」というのが一番怖いと思っています。  
    
    10月5日 「収穫祭」です。あうんの畑は現在7箇所あり、今収穫期でスタッフ利    用者も忙しそうに動いています。特に栗畑には224本栗の木があって、すごい量が    収穫されますが、商品として動きが悪く、無駄が出ています。近隣の事業所に観    光栗園的な利用を紹介しています。
   
    10月6日 法人関係者の「防災訓練」です。日頃できない大切な訓練の実施です。    法人では、弘前市の福祉避難所として指定を受け、受託しています。全員への連    絡訓練、緊急時集合訓練、安否確認、非電化での炊飯炊爨訓練。避難所としての    、部屋割りや、必要備品、食糧・飲料水等のチェックと確保、3日間の食事メニュ    ーづくり、職員の勤務編成などやることがたくさんあります。