夢発電所

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海釣りに、はまっている

2013-10-25 06:42:49 | 趣味(渓流釣り・フォーク)
10月23日(水)

 日曜日の代休で、この日天気予報も上々。早朝3時には目覚めて、熟睡中のカミさんを尻目に、釣りの準備を黙々としている。お湯を沸かし、ポットに入れ、コーヒーも沸かしてまたポットに入れる。アイスボックスには、氷とアミという冷凍の餌を入れた。車に釣り道具を入れ、準備万端となった。
 カミさんを起こして、オニギリを握ってもらい出発。頭の中の出発時間は5時だったが、ここがカミさんとの思い入れの違い。

 行き先は鰺ヶ沢・七里長浜港。この日お日様は出ているが風が強く、釣り人は堤防の内側に集中していて、私達は外海の堤防に場所をとった。こちら側には強風もあって、釣り人は3人しかいない。
 空は秋空で、きれいだった。
 

 この日快調な滑り出しではあったが、どういう訳やらアジが来ない。イワシが殆どで、サバが時々交じる程度。
 それでも「イワシならいいか」という気分で、釣りを続行。結局午後1時30分まで、昼飯も食べないで釣っていたことになる。
 これがイワシとサバとアジの釣果。数えてもらったら、全部で253尾だった。アジは2日で、鯖23尾で、残りは皆イワシだった。 

 帰宅後、家内と後片付け。イワシの鱗(うろこ)は想像以上に厄介で、竿からリール、アイスボックスにへばりついて中々離れない。海釣りの厄介な点は、終了後に真水で海水を落とさなければならないこと。針や竿も皆錆びついてくる。
 ようやく道具を洗い終えた後、魚を下処理して、冷えた身体を温泉で温めた。
 今シーズンから始めた海釣りは、思いのほか我々夫婦のレクリエーションに十分なものとなった。釣り竿に4尾も同時に釣れるさまは、なんとも快感に近い。あまり釣れるので今回は、カモメがまといついて何度か釣れた魚を持って行かれてしまう始末。イワシは特に、釣れても暴れているうちに釣り針から外れて落ちることが多い。サバなどはかかって、そのまま放っておくと、5本の針が絡まってお祭り状態となって往生することになる。サビキ釣りは初心者にはなんとも魅力の釣りである。
 周辺を見渡すとお年寄りが多いが、主婦層の釣り人も増えてきたように思う。何度か顔なじみとなってくると、会話も増えてきて、時には「餌が余ったから使え」とか「この釣り針を使ってみろ」などと親切を受けることがあって、気持ちも豊かになる。
 なんといっても魚のあの釣れた時に、海中に引き込まれるウキの動きが気持よく、更にはやる気持ちを抑えながら巻き上げるまでのドキドキ感は忘れがたい。
 
 カミさんも竿とリールなど道具を揃えて、なんとか扱い方も慣れてきた。 そこそこの釣果をこの日も上げている。今シーズンもあと少しで、納竿時期が迫ってきた。

 釣った魚は天ぷら、ツミレ汁、さつま揚げ風にしていただいた。今まであまり魚に魅力を感じない私も、こうして自分で釣った魚を食することで楽しい夕餉となっている。