夢発電所

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収穫の日々~原ケ平ファーム

2012-10-20 07:13:07 | 原ヶ平農場
10月19日(金)

 きょうで4日目の原ケ平ファーム。原ケ平には第1ファーム・第2ファームがあって、第一ファームには野菜類のアスパラガス、ミョウガ、浅葱などが毎年収穫できるし、今は食用菊、トマト、ナス、里芋、大根などが収穫を待っている。果物はラ・フランスなどの梨やブドウが二種類、そして今が旬の栗の木が二本ある。
 
 第2ファームは第1ファームから歩いて5分の場所にあって、クルミの木が二本、カリンの木も二本、そして収穫を終えたがジャガイモもこの畑では成績がいい。」
 9月上旬にパンに使用する小麦(ライ麦とユキチカラ)が20センチほど成長して緑色に畑を覆っている。来年の夏まで冬の間雪の下で眠ることになる。
 
 

 

 昨年あまりまじめに足を運ばなかったために、クルミの収穫量が不足してしまった。今年はそれを反省して、家内と毎日足を運んでいる。一日1時間程度でも、手かご2つは収穫できるのだ。栗も同じ程度の収穫量があり、そしてここの栗の実は山栗のように味も濃厚で甘くて美味しい。


 第二ファームにはカリンの木が2本あるが、このカリンは冬場の風邪症状ののどにとても良い。しかし果実は硬くて実は渋いのだ。
 11月に入れば実が黄色くなって、甘い香りがしてくれば収穫できる。蜂蜜漬すれば、健康にとっても良い飲み物になる。


 ここのクルミの木は道路端にあるために、結局通行の車に轢き潰されたり、カラスや通行人に拾われてしまうのだから、なんとももったいない話である。
 昨日収穫の栗は結局10キロ分が、きょうの販売に回すことができた。スーパーでは埼玉産の乾燥し軽くなった栗が1キロで490円もするのだ。わが法人の栗は1キロ300円では安すぎる気もしている。
 障がいのある人たちの就労を支援する役に立てるのだから、なんとか畑に足を運び続けたいと思っている。
 今年は運良く県の基盤整備事業を受けることができ、これからあうんの建物に併設される作業棟が来年3月までに竣工予定である。自閉症などの青年たちが、この作業棟で新たな生産活動に励めるようにしたいと思っている。
 来年度はそのほかにも、新たな事業が2つスタートする。
 一つは子供たちの「放課後等ディサービス」であり、もうひとつは「就労移行支援事業」と言って障がいの人たちの社会復帰支援事業である。この道があることで施設利用者の入所や退所の循環の筋道ができるのだ。

 今は膠着状態となっている「生活介護・あうん」が定員いっぱいとなっていて、来年度卒業生が利用を希望しても入所できないのである。

 あらゆる人々が社会から排除されることなく地域で暮らし続けられるように、我々の法人がきめ細かにサポートしていくことが本来の目標であることをこれからも忘れてはならない。

 
 

 
 

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