夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

「生きる」ということは

2013-02-10 15:57:37 | 創作(etude)
 
「生きるということは」

生きるということは
未知の自分に出会うこと
生きるということは
生きた分だけ細胞が死んだということ
生きるということは
見知らぬ誰かと出会うこと
生きるということは
昨日の友と別れること
生きるということは
予期しなかったことに出会うこと
生きるということは
悲しい思いに出会うこと
生きるということは
辛い出来事と出会うこと
生きるということは
辛い出来事を乗り越えること
生きるということは
明日に希望を見出すこと
生きるということは
新しい細胞を作ること
生きるということは
生きていたという事実を積み重ねること
生きるということは
共感できる友を作ること
生きるということは
虚しさを味わうこと
生きるということは
想い出を残すこと
生きるということは
唇を噛んで耐え忍ぶこと
生きるということは
誰かにメッセージを伝えること
生きるということは
分かち合うこと
生きるということは
生きて来たという事実を伝えること
生きるということは
正しいと思ってきたことを否定すること
生きるということは
間違いだらけの自分を認めること
生きるということは
ありのままの自分を受け入れること
生きるということは
死んでいく自分を褒めてあげること
生きるということは
限りがあるということを確認すること
生きるということは
想い出の中に浸ること
生きるということは
祈りを捧げること
生きるということは
自分の分身に想いをつなげること
生きるということは
死んでも人々の中に生き続けること
生きるということは
許し続けること
生きるということは
愛する人を守ること
生きるということは
成長すること
生きるということは
忘れ去ること
生きるということは
花吹雪に感動すること
生きるということは
相手の立場に立って見ること
生きるということは
誰かに恋すること
生きるということは
生きるということは
ikirutoiukotoha
イキルトイウコトハ



生活支援ネットワーク「ライフ」研修会

2013-02-10 13:18:31 | 福祉について
2月9日(土)

 八戸市にて「生活支援ネットワーク「ライフ」研修会が開催され、参加して来ました。
 テーマは「地域でともに生きたい~重症心身障害の方のライフステージを考える」
 
 シンポジストとして 医療の立場で「大城先生」家族の立場から「木村さん」そして相談支援員の立場では「中野渡さん」がそれぞれ発言をしました。

 大城先生は「重症心身障害児」の障害特性を説明された後、重症児がライフステージごとにどのような課題と対峙することになるのかを説明されました。
 そして親の為すべきこととして、親に代わってサポートしてくれる人をより多く確保することが大切であることを強調されました。
 そして支援する側にも必要な「顔の見える関係」づくりが大切であることも強調されました。

 木村さんは重症のお子さんとの37年間の歩みを、時系列で紹介されました。木村さんのお子さんは我が家の長女と同じ年であり、青森県守る会をともに立ち上げた仲間でもあります。母一人で重症児を育て上げたことの苦労は、計り知れないと思います。
 我々もそうですが、人生の折々をたくさんのサポーターに助けられながら、現在があるのだと再確認しています。

 冒頭のテーマである「地域で共に生きたい」という思いをどのように実現するのかということがテーマですが、24時間365日とその人生の折々を支援するための仕組みと、社会資源である各団体や機関が、どのように連携してサポートしていくのかが問われています。
 「地域自立支援協議会」の役割が問われていると思います。現実的にはこの協議会がどの市町村も十分にその期待に答えているという話を聞いたことがありません。
 障害者福祉の行政機関、教育機関、福祉団体、当事者などそれぞれの持っている機能や役割を果たすことが求められていますが、現実的には構成されている団体それぞれの勉強不足であったり、実現のための行動に繋がらないという課題が解決されていないようです。

 今後は障害者福祉の分野でも「ケアマネジメント」という、個別支援の専門的なアプローチが今後深まっていくことが求められているようです。