田舎の道草

田舎の道草徒然日記

生き残りの戦略

2016-03-06 | 日記
NHK大河ドラマ「真田丸」を観るのを毎週楽しみにしている。
昨日、白石市で催された文化講演会にて小和田哲男氏の
「戦国真田三代 生き残りの戦略~真田氏と片倉小十郎~」を
妻と共に興味深く拝聴して来た。

武士が「忠臣は二君に仕えず」(忠実な臣下は、いったん主君を
決めたら、他の主君に仕えない)を美徳としたのは、天下統一が
された江戸時代以降のことであり、戦国時代、日常茶飯事の如く
主君を替える事は、一族が生き残るため止むを得なかったことと
小和田氏は語る。

今、ドラマの中でも、真田一族が戦国時代を生き残るための戦略が
描かれているところであり、とても興味深かく聴いた。

天下分け目の関ヶ原合戦前に、「犬伏の別れ」で一族の生き残りを
懸け、父と信繁(幸村)が西軍、兄信之(伸幸)が東軍に分かれて
戦い、結果、兄伸之(伸幸)が家を残し、弟信繁(幸村)が名を
残すこととなる。

大阪夏の陣では、真田信繁(幸村)は戦死するが、事前に敵方の
武将である、ここ白石城主片倉小十郎に子供等を託したことで、
仙台真田家として、現在まで信繁(幸村)の子孫が生きながらえる。
これもまた、真田家が生き残るための戦略が功を奏した証である。

NHK大河ドラマ「真田丸」は、信繁(幸村)が死ぬ前に子等を
託す場面、子等のその後を何処まで描写するのか、興味深い。

我一族の生き残りの戦略と言えば、差し当り息子の♪嫁よ来い、
早~く来い♪と言ったところだべが。
ゴルフの練習でもしてくるべ。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。