田舎の道草

田舎の道草徒然日記

テツギョを池に放す

2016-11-25 | 日記
先日、東北一の規模を誇る伝統の市で、
テツギョ(鉄魚)を買い求めてきた。

テツギョとは、フナ科の一種であり体長は
15cm程度で、鉄錆色をしたその体色から
鉄魚と呼ばれている。
宮城県加美郡魚取沼で1922年に発見された、
鰭の長いフナ。
1933年、魚取沼一帯が鉄魚生息地として
国の天然記念物に指定された魚。
古くからテツギョは金魚との交雑種では
ないかという俗説があり、そのことは、
松井圭一博士による実験、フナと琉金との
交雑でテツギョのような魚が生まれること
から裏付けられた。
その後の昭和末期の研究(アイソザイム解析)
によって一転して、テツギョはフナの変異種
であり、金魚との交雑種ではないとされた。
最新の研究結果(ミトコンドリアDNAの解析)
によると、魚取沼のテツギョには、やはり
金魚の遺伝子が混入していることが確認され
2015年現在、テツギョは、フナと金魚の交雑種
であるとされる。【Wikipedia 抜粋】

本来のテツギョは、天然記念物に指定されて
いるため、売買出来ないが、現在、様々な
体色を有するテツギョが販売されているのは、
人為的な交配により創られた種で、本来の
テツギョとは違うためとか。

7センチ位のテツギョ1匹@500円×4匹に
1匹おまけの計5匹を2,000円で購入。
色は、薄い鉄錆色のため、池に放したら、
何処にいるのか分からなくなった。
テツギョの鰭の美しさを観賞するなら家庭用
水槽で飼うべきである。

テツギョは、金魚と、アカヒレと一緒の池に
放したので、新種の魚が誕生したらどうするベ。

購入したテツギョの姿を写真で撮ることが
出来なかったため、YouTubeからお借りした
テツギョの姿を御覧下さい。

鉄魚 Japanese fish