田舎の道草

田舎の道草徒然日記

山塩との出会い

2009-09-14 | 日記・エッセイ・コラム

先日、福島県大塩温泉にて世界一値段が高い塩こと

「会津山塩」に初めて出会った。山塩といっても岩塩

ではなく温泉水を煮詰めて抽出する製法で、生産効率が

極めて低いとのこと。

希少価値が高いため、値段は瓶詰め50g700円(税込み)。

海水の塩とはどこか一味違いまろやかな味がする。

この塩を使うと全ての料理が一段と美味しく感じるのは

高価さからくる無理強い的な満悦感によるもではなさそうだ。

会津出身の小生には、あまりにも衝撃的な出会いだった。

会津山塩をTVで紹介していたのを思い出し、出掛けたものの

大塩温泉の「会津山塩」に辿り着くまでにかなりの時間を要した。

何処に行けば「会津山塩」に出会えるのか、記憶が薄れて

いる中で、「熱塩温泉」「岩塩」のキーワードを頼りに、出発前に

インターネットで検索してみたもののヒットしなかった。

とりあえず熱塩温泉に行き、塩について訪ねてみたところ、

目的の塩の手掛かりを得ることが出来たものの、今度は、

そこで聞いた、裏磐梯にある大塩温泉が何処にあるのかが

大塩温泉の何処で売っているのか、目的に辿り着くまで行ったり

来たりの珍道中だったことは言うまでもない。