TSUNODAの経営・経済つれづれ草

身近な経営に関すること、経済に関することを思うままに

来春採用から群馬県職員に社会人枠

2011-07-08 18:16:46 | 経営全般

 地元群馬県は、来春採用の職員に社会人枠を設けました。

 これは、企業などで5年以上の経験を持つ人を対象に、5人程度採用するものです。対象年齢は、30~35歳までで、事務職で30歳以上の職員を採用するのは全国で初めての試みです。

 さて、この試みの目的は何でしょうか。とかく、公務員は「親方日の丸」で安定志向が強く、新しいことにチャレンジする人材が不足するので、活力あふれる民間人を採用して組織を変革する?。

 しかし、人は組織に入れば、その組織になじんでしまいます。民間での経験を持つ人の意見や考え方を、異物ということなく、広く採用していく力量がその組織にあるかが重要ではないでしょうか。

 組織を変革していこうという覚悟を秘めた採用「社会人枠」であるのならばすばらしいことだと思います。


コメ卸間価格が高値に

2011-07-06 20:22:26 | 経営全般

 コシヒカリやあきたこまちなど2010年産銘柄米の卸業者間の取引価格が高騰しています。

 上昇幅は、東日本大震災前と比較すると約3割に達しています。これは、震災や原発事故による供給不足を背景に大手卸会社が在庫確保に動いたためです。

 ただ、大手卸業者と長期契約しているスーパーなどの大手量販店では仕入れ価格も数量も安定しています。一方、中小小売業がまた泣きを見る状況になっています。資金力の関係から長期契約ができないからです。

 屋号の店は廃業の運命にあるのでしょうか。


大手小売業が生鮮食品直接仕入れを拡大

2011-07-05 20:34:26 | 経営全般

 大手小売業が野菜や肉などの生鮮食品の直接仕入れを拡大しています。

 イオンは2011度に約100品目を追加し、2013年度までに生鮮品の販売額に占める直接仕入れ比率を4割に高めます。セブン&ホールデュングスは野菜の直接仕入れ比率を数年で全体の3割に上げます。ローソンは2011年度に、出資する農業生産法人から調達する野菜の取扱店を2倍超に増やします。

  この潮流は、消費者に近い小売業が品質保証し、東日本大震災以降の強まる「食の安全志向」に対応するものです。青果などは通常、生産者が農協などを通じ卸売市場に出荷し、小売業が仕入れる流通経路となっています。ただ大震災以降、食の安全を懸念する消費者が急増しています。

 小売業は、今後は生産や流通の履歴が明確な直接仕入れを手厚くして、消費者ニーズに対応していこうとしています。しかし、生産者がわかっても、農薬をたぷりつかった農産物もあることを消費者は認識しておかなくてはならないのではないでしょうか。

 


「古文書入門講座」の第4回目に参加しました

2011-07-02 21:21:18 | 地域文化・地域資源

 地元群馬県立文書館で開催されています、「古文書入門講座」の第4回目に参加しました。

  

 今日は、武家文書を学びました。武家文書はさすがに、和紙の質もよく、権力を感じさせます。

 下の写真は、文書館に掲示されている、群馬県の古文書です。

 

 古文書を学ぶ魅力は、文書を書いた時代が生き生きと感じられることです。歴史を身近に感じます。

 

 


地元群馬県の星野物産が自社製麺を直売

2011-07-01 19:02:32 | 地域産業

 地元群馬県で製粉、製麺を手がける星野物産が自社製麺の直売に乗り出します。

 食の多様化で主力商品の乾麺が伸びなやみ、限定商品を武器に、直接消費者に販売する方策を実施します。星野物産は、1902年創業の老舗ですが、従来は製品すべてを流通業者に卸していたのですから、今回の直売店の運営は当社にとっては活気的なことです。

今まで、小売に進出していいなかったのが不思議なことと私は思います。