地元群馬県は、来春採用の職員に社会人枠を設けました。
これは、企業などで5年以上の経験を持つ人を対象に、5人程度採用するものです。対象年齢は、30~35歳までで、事務職で30歳以上の職員を採用するのは全国で初めての試みです。
さて、この試みの目的は何でしょうか。とかく、公務員は「親方日の丸」で安定志向が強く、新しいことにチャレンジする人材が不足するので、活力あふれる民間人を採用して組織を変革する?。
しかし、人は組織に入れば、その組織になじんでしまいます。民間での経験を持つ人の意見や考え方を、異物ということなく、広く採用していく力量がその組織にあるかが重要ではないでしょうか。
組織を変革していこうという覚悟を秘めた採用「社会人枠」であるのならばすばらしいことだと思います。