2010年の国民生活基礎調査で、「高齢者世帯」が1,000万世帯を突破したことを、厚生労働省が発表しました。
この「高齢者世帯」は65歳以上の高齢者だけか、高齢者と18歳未満の子どもだけの世帯です。総数で1,020万世帯に達し、初めて1,000万世帯を突破し、世帯数に占める割合は21.0%になりました。
高齢者の増加を反映し、国民の経済格差を示す指標の一つとなる「貧困率」も16.0%と過去最悪を更新しました。「1人暮らし」は501万8千世帯で、独居老人の世帯が5,000万世帯を超えました。
正に高齢化社会です。この問題が様々な社会の問題の根底にあると思います。