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労働者派遣法の日雇い禁止で労使綱引き

2008-08-07 19:30:04 | 経営全般
 労働者派遣法の改正案を議論する厚生労働者の労働政策審議会の部会が6日から実質的な議論を再開しました。

 厚生労働省はもともと今年の通常国会への提出を目指していましたが、昨秋の部会で労使の意見の隔たりは大きく見送った経緯があります。派遣法改正については、例えば日雇い派遣についてでいえば、労働者側は契約期間が2か月以内の派遣を禁止に対して、使用者側は数日以上の契約なら認めるべきで、禁止は中小企業への影響が大きいというものです。有識者報告書は、危険業務などを中心に、契約期間が30日以内の派遣を禁止というものです。

 厚生労働省は部会の意見をまとめて秋の臨時国会に改正案を提出する方針だが、労使の意見調整は難航しそうです。

 労働者派遣法は、企業にとっては、使い勝手のよい制度です。しかし、労働者にとっては不利な立場を強いられる制度だと思います。雇用形態が柔軟なので労働者にとって働きやすいという意見もありますが、私は好きで派遣労働者として働いている人は少ないのではないかと思ます。

 格差社会といわれる今、労働者の待遇改善を図っていくことがぜひとも必要なことだと私は思います。


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