日産自動車が12日に発表した2009年3月期連結決算の純損益は、前期の4,822億円の黒字から2,237億円の赤字に転落しました。2010年3月期も1,700億円の赤字を予想していて、2年連続の巨額赤字を計上する見通しとなりました。
日産自動車の赤字は、カルロス・ゴーン氏が社長に就任してからは初めてのことです。2008年度の新車販売台数は前年度比9.5%減の3,411千台でした。2009年度の新車販売も9.7%減の3,008万台を予想しています。このため2010年3月期の赤字予想となりました。
国内自動車メーカー8社のうち、トヨタ、日産自動車、マツダ、三菱自動車、富士重工業の5社が純損益で赤字転落となりました。残り3社のホンダ、マツダ、ダイハツも大幅減益となりました。
今回の結果は、ここ数年の好景気を支えてきた自動車メーカーが不振に陥ったことを示す数値です。
さて、今週号の週刊東洋経済で、「東洋経済CRSランキングトップ200」を掲載しています。CRSとは、雇用、環境、企業統治、社会性、財務を数値化してランキングしたものです。1位シャープ、2位トヨタ自動車、3位パナソニック、4位リコー、5位NEC、6位富士フィルムホールディングス、7位日立製作所、8位デンソー、9位東芝、10位NTTドコモの順となっています。
自動車メーカーでは。14位ホンダ、29位日産自動車、49位マツダとなっています。
日産自動車は、昨年15位から29位と順位を落としています。一方、トヨタ自動車は昨年5位から2位に、ホンダは昨年67位から14位に順位を上げています。
雇用や環境が基準になっているのでトヨタ自動車やホンダは財務内容が悪化しても順位を上げました。特に、ホンダはほぼ100%の有給休暇取得率や障害雇用率(2.26%)などが評価を上げました。トヨタ自動車は、プリウスが環境という面で高い評価を得ました。
日産自動車は、雇用の評価が低く順位を落としました。環境という面でもトヨタ自動車やホンダに後れをとっていて、日産自動車の今後は厳しいのではないでしょうか。倒産寸前だった日産自動車を立て直したカルロス・ゴーンが今後、どのような経営を打ち出していくのか注目していきたいものです。
まさに今年は、日産自動車にとっては、正念場の年ではないかと私は思います。
日産自動車の赤字は、カルロス・ゴーン氏が社長に就任してからは初めてのことです。2008年度の新車販売台数は前年度比9.5%減の3,411千台でした。2009年度の新車販売も9.7%減の3,008万台を予想しています。このため2010年3月期の赤字予想となりました。
国内自動車メーカー8社のうち、トヨタ、日産自動車、マツダ、三菱自動車、富士重工業の5社が純損益で赤字転落となりました。残り3社のホンダ、マツダ、ダイハツも大幅減益となりました。
今回の結果は、ここ数年の好景気を支えてきた自動車メーカーが不振に陥ったことを示す数値です。
さて、今週号の週刊東洋経済で、「東洋経済CRSランキングトップ200」を掲載しています。CRSとは、雇用、環境、企業統治、社会性、財務を数値化してランキングしたものです。1位シャープ、2位トヨタ自動車、3位パナソニック、4位リコー、5位NEC、6位富士フィルムホールディングス、7位日立製作所、8位デンソー、9位東芝、10位NTTドコモの順となっています。
自動車メーカーでは。14位ホンダ、29位日産自動車、49位マツダとなっています。
日産自動車は、昨年15位から29位と順位を落としています。一方、トヨタ自動車は昨年5位から2位に、ホンダは昨年67位から14位に順位を上げています。
雇用や環境が基準になっているのでトヨタ自動車やホンダは財務内容が悪化しても順位を上げました。特に、ホンダはほぼ100%の有給休暇取得率や障害雇用率(2.26%)などが評価を上げました。トヨタ自動車は、プリウスが環境という面で高い評価を得ました。
日産自動車は、雇用の評価が低く順位を落としました。環境という面でもトヨタ自動車やホンダに後れをとっていて、日産自動車の今後は厳しいのではないでしょうか。倒産寸前だった日産自動車を立て直したカルロス・ゴーンが今後、どのような経営を打ち出していくのか注目していきたいものです。
まさに今年は、日産自動車にとっては、正念場の年ではないかと私は思います。
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