TSUNODAの経営・経済つれづれ草

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群馬県内工場立地40件で全国3位維持

2008-10-30 07:22:55 | 地域産業
2008年上期に企業が群馬県で工業用地を取得した件数は40件で前年同期より8件減少しましたが、全国順位は前年同期の3位を維持したことが経済産業省の発表でわかりました。面積は50.7ヘクタールで全国5位になりました。

 しかし、県外からの進出件数は11件で全体の27.5%にとどまり、茨城、栃木両県の半分です。北関東道の開通を控え、3県の誘致競争が激化することが予想されます。

 群馬県は、本年度1億円の補助金を導入したほか、東京と愛知に計4人の企業誘致担当職員を配置しました。また、150ヘクタールを造成しようと市町村と調整
を進めています。
 
 群馬県は企業にとっては首都圏に近く、交通網が整備されており、土地の価格も安く好立地に位置しています。しかし、それは栃木県、茨城県にも言えることです。

 景気減速の中、地域間競争がますます激化してくるのではないでしょうか。