あび卯月☆ぶろぐ

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煙草を呑んで早く死のう:補足

2009-03-13 01:21:59 | 社会・世相
なお、私は禁煙ファッショには反対。
煙草そのものを無くしてしまえという暴論をいう人があるが、それは文化の喪失であり、私はその意見には与しない。

その上で、煙草は大人のものだと思っている。
逆に言えば、大人以外は呑んではならない。
ここでいう大人とは、自己で責任を持てる、マナーを守れる(他人に迷惑掛けない、ポイ捨てしないとかね)、煙草を呑む姿が樣になる・・・これらの条件を満たした人。
コドモ(つまり上記の大人ではない人)が煙草呑んでる姿は傍から見ても不快極まりない。

反対に大人が煙草を呑んでいる姿はまことにカッコいい。
『男はつらいよ』で吉永小百合の父親を演じた宮口精二が煙草を呑む姿はいつ思い出しても痺れてしまう。

さて、いまの日本に煙草が似合う大人がどれほど居るだろうか。

煙草を呑んで早く死のう

2009-03-13 00:56:59 | 社会・世相
たばこ:「どんどん吸って、早く死んで」 川崎の男性医師、講演会で
http://mainichi.jp/life/health/news/20090312ddm041040143000c.html


福岡のアナウンサーに中村基樹という人が居る。
かつて夕方のニュース番組のメインキャスターをやっていた。
いま「中村もときの通勤ラジオ」というラジオ番組のパーソナリティを務めているが、この人、福岡版の久米宏といった感じの人物。
つまり、薄っぺらサヨクのノリで政権与党を批判していればいいという“大勢派”の人だ。
この人の出身大学は西南学院大学で、この大学は左翼教授の溜まり場のようなところ。
北朝鮮をひたすら讃美したり、マルクス経済学を信奉していたり、講師には「憲法9条を世界へ!」なんて言っている活動家も居る。
そうそう、「原爆投下は日本が悪かったので仕方なかった」と本島元長崎市長に講演させたのもこの大学だ。
こんなことだから学生も自然と左翼ならぬサヨクくずれになる。
中村基樹もその一人。

そんな人物だから、私と馬が合うはずなく、ラジオを耳にするたびに朝から愚にもつかないこと言ってるよと暗澹とさせらていたのだが、今日は珍しく意見が合った。
そう、この「禁煙が進むと医療費がかさむことは明らか。どんどん吸って早く死んでもらった方がいい」と言った医師についての評価だ。
私はこんな面白いことをいう医者がいるのかと感心したのだが、どうも世間では評判がよろしくない。
中村基樹のラジオでもアシスタントの女性が「許せません」と気勢をあげていた。
中村基樹もこれに乗るかと思いきや「いや、私は普段から「私は命を掛けて煙草の税を払っている」なんてブラックジョークを言っているんでそんなに気になりませんけどね」と反対意見を述べた。
正にそのとおりだ。

煙草を呑む人はどんどん呑んで早く死ねばいい。
というと、やはり煙草呑みは怒るだろうか。
いや、そう云われて共に笑うくらいの諧謔心を煙草呑みの皆さんには持ってもらいたいものだ。
私が煙草呑みなら共に笑う。
「うん。こんな没義道に陥りたる世の中らから早くおさらばしたいから煙草呑んでるんだよ」くらい言う。

しかし、日本人ってやはり真面目な人が多いのでこういうブラックジョークは案外通用しない。
医者が言ったというところが面白いのに「医者が言うとはトンデモナイ」と逆に批判の口実になる。
ふだん嫌煙権云々とうるさい人も一緒になって批判しているようだ。

私の祖父は大の煙草好きで、それがたたって肺癌で亡くなった。
晩年は酸素ボンベを手放せなくなり、普段の生活をするときもいつも鼻からチューブが伸びていた。
それでもいつもゼーゼー言って苦しそうだった。
体中に酸素が行き渡らず、爪は真っ白になっていた。
元気な頃は暴君だった祖父が日に日に弱っていく姿は今思い出しても悲しい。

そういう悲惨な肺癌患者の実態を見てきたのでこの医者の言葉は却って深く響くものがある。
早い話、医師の発言は鋭い喫煙批判が含まれているのだが、今回は禁煙推進委員会が率先して批判しているようだ。
やはり真意が伝わっていないということだろう。
私もこの記事について「なぜあなたは祖父を肺癌で亡くしているのに、医師の発言を支持するのか」なんて的外れな批判を受けそうだ。
身内を肺癌で亡くしているからこそ支持しているのに。

この記事のタイトルだって文面どおり受け取ればトンデモない意味になる。
でも、人並みの諧謔心のある方ならそうは受け取らないはずだ。
とすれば、誰かさんと一緒になって医師を叩いている人はその前に身につけるべきものがある。