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千種の、ほんまにうまいもんだけ。

料理の天才だった千種ばーちゃんを追い続ける孫の料理記録。2012.9.24~アレルギー対応レシピのみのブログを併設。

ふんわりダブルチョコマフィン

2009年03月11日 17時45分54秒 | 自慢の焼き菓子・おやつ
程よい苦味のココア生地に、ビターな板チョコを砕いて混ぜ込んだマフィン。
このマフィンは、数年前に失敗しなくておいしいマフィンを作りたいという親友のために試作したもの。
私の思い出のマフィン。


ふんわりダブルチョコマフィン(直径7cmのマフィン型4個分)

無塩マーガリン 60g
砂糖    65g
塩     ひとつまみ
バニラオイル 少々
卵(M)   1個
アーモンドパウダー 5g 
牛乳    大さじ1
A薄力粉   90g
A無糖ココア 8g 
Aベーキングパウダー 小さじ1/2
ビター板チョコ   40~50g(50はチョコたっぷりめ)


*オーブン200度予熱。
*型に敷き紙をひいておく。
*卵を室温に戻すか、少しの間ぬるま湯に浸ける。
*Aをあわせふるっておく。
*板チョコを粗く刻む。

①マーガリンをレンジの弱に20秒かけて柔らかくし、泡だて器で練る。
砂糖・塩・バニラを加え、すり混ぜる。

②といた卵を少しずつ加え、そのつどしっかり混ぜる。

③アーモンドパウダー、刻んだチョコを混ぜる。

④牛乳の半量を混ぜる。

⑤ヘラに持ちかえ、粉類の半量をいれ、ざっと底から混ぜる。

⑥完全に混ざりきらないうちに残りの牛乳を加え、ざっと底から混ぜる。
それも完全に混ざりきらないうちに残りの粉類を加え、底から返すように丁寧に、粉気がなくなるまで混ぜる。

⑦型に均等にいれ、180度に下げて約25分焼く。
焼きあがったら、ビニール袋の中で冷ます。(乾燥を防ぐため)


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きなこと黒胡麻のほろほろクッキー

2009年03月08日 06時49分21秒 | 自慢の焼き菓子・おやつ
クッキーのレシピはたくさんあるのだけど、その中で一番簡単なのがこれです。
指先でざざっと混ぜ、寝かせずに丸めて焼くだけ。
サラダ油で作りたいな・・とたくさん試作しましたが、柔らかくなりすぎたりしてなかなかうまくいかず、このレシピになるまで時間がかかりました。
簡単なわりに美味しくて嬉しくなります。
材料も家に揃っているものばかりでお手軽です。


きなこと黒胡麻のほろほろクッキー(2㎝大20個分)

薄力粉 60g(ふるう必要なし)
きな粉 10g
黒胡麻 15g
砂糖  30g
塩   ひとつまみ
サラダ油 30g
牛乳   5g(小さじ1)

①オーブン予熱180度。

②材料をボウルに入れ、指先ですりあわせるように混ぜる。粉気がなくなったらぐっとひとまとめにする。まとまったら、2cm大に丸めて天板に並べる。

③160度に下げ、20分焼く。


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全粒粉とレーズンとくるみのビスコッティ

2009年03月04日 09時35分57秒 | 自慢の焼き菓子・おやつ
学生時代に本を見てビスコッティを作ったとき・・。歯が砕けるほど硬いものができあがりました。食べられたもんじゃないと、また試作の始まりです。
今までに集めた本に載っているレシピを、片っ端から試していきました。
さくさくでラスクみたいなもの、なかなか火が通らないもの、やはり硬すぎるもの・・色々なレシピに出会いました。作り方は簡単なのに、配合で全然違ってしまうお菓子だと思いました。
その中でレシピをオリジナルに組み立てて、一番美味しくできたのがこれです。
硬さは、硬すぎず・サクサクしすぎず・ちょうどよい歯ごたえに。
全粒粉を使うことで香ばしく、生地に加えたラム酒が心地よい余韻を残します。
全粒粉をそば粉に置き換えても、また違ったおいしさ。グルテン量が少ないのでカリカリッ!と、非常に軽く仕上がります。そば粉とラム酒の相性のよさにびっくり。


全粒粉とレーズンとくるみのビスコッティ

A全粒粉 70g
A薄力粉 30g
Aベーキングパウダー 3g(小さじ1)
A三温糖 40g

Bラム酒 大さじ1
Bバニラオイル 少々
B卵(M)1個

くるみ  40g
レーズン 40g


*オーブン予熱190度。
①ボウルにAを入れて、木ベラで砂糖の塊などをつぶしておく。

②Bを入れて、木ベラで押し付けるように、粉気がなくなるまで練る。

③くるみを粗く砕きながら加え、レーズンも加え、なじむまで混ぜる。(生地はかなり硬いが問題なし)

④オーブンシートを敷いた天板に、厚さ約1cm、1辺が6~8cmの長方形に整える。濡らしたフォークを使ってのばすとよい。

⑤170度に下げ、25分焼く。

⑥包丁で1cm厚さにスライスする。
 断面を上向けて天板に並べ、150度に下げて10分焼く。

⑦裏返してさらに10分焼く。

⑧取り出して、冷まして完成。


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混ぜる順で二通りの食感が生まれる、スフレチーズケーキ!

2009年02月24日 21時52分02秒 | 自慢の焼き菓子・おやつ
私の自慢のスフレチーズケーキ。コーンスターチが入るのですが、それを入れるタイミングによって二通りの食感が生まれます。

一つは、弾力のあるじゅわっとした食感。チーズ生地にコーンスターチを先に混ぜることで生まれます。知る人ぞ知るりくろうおじさんのチーズケーキに近い感じです。

二つめは、口に入れると溶けてなくなる、くしゅっとした食感。チーズ生地にメレンゲを入れるときに、同時にコーンスターチを混ぜることで生まれます。

私は前者の方が好きですが、好みや気分によって作り分けるといいですね。
コツは二点。角が立つまでメレンゲを泡立てないこと。泡だて器を持ち上げるとゆっくりと流れるくらいの加減がベストです。表面が割れず美しく仕上がります。そしてメレンゲを加えたら、全体が均一にクリーム色になるまで泡だて器でぐるぐるとよーく混ぜること。混ぜ方が足りないと二層に分離します。よく混ぜた方がいいので、このケーキにゴムベラは使いません。


スフレチーズケーキ(15cm丸型)

*底用スポンジ
卵(M)1個
砂糖 20g
薄力粉 20g(ふるっておく)

*チーズ生地
クリームチーズ 65g
無塩マーガリン 25g
卵黄(M)2個分
牛乳 100g
レモン汁 15g
ラム酒 5g
コーンスターチ 30g

卵白(M)2個分
砂糖 45g
塩 ひとつまみ

好みでレーズン 適量

*オーブン190度予熱。
*型に紙を敷いておく。

①スポンジを作る。
卵と砂糖をボウルに入れ、50度位の湯で湯煎しながらハンドミキサーで泡立てる。もったりとし、すくった後が消えないくらいまでしっかり泡立てる。

②ハンドミキサーの羽を使って、手動でぐるぐる混ぜて泡締めする。(泡のキメを整える。)粉を入れて、羽で5回ほどぐるっと混ぜたら、ヘラに持ち替えて底から返すように混ぜる(粉のだまが残らないようしっかりと)。

③型に流して170度に下げたオーブンで10分焼く。焼きあがったら表面にラップを載せておく。

④チーズ生地を作る。
*湯煎焼き用に湯を沸かす。
*型の底をアルミはくで覆う。
*オーブン予熱180度。
*レーズンを入れる場合はスポンジの上に散らしておく。
クリームチーズ、マーガリンを耐熱ボウルに入れ、レンジに20秒位かけて柔らかくし、泡立て器で練る。

⑤卵黄を入れて混ぜる。

⑥牛乳をレンジで1分チンし、温める(温めて加えると分離しにくくなります)。
2回に分けて入れ、混ぜる。

⑦レモン・ラムを混ぜる。

⑧コーンスターチを混ぜる(じゅわっとした食感の場合、ここで混ぜる。)

⑨別のボウルに卵白と塩をいれ、ハンドミキサーで泡立てる。砂糖は2回に分けて混ぜます。
羽を持ち上げてとろ~っと流れ落ちる位で泡立てをやめる。(写真参照)
 


⑩メレンゲのボウルの上に漉し器を置き、チーズ生地をメレンゲのボウルに漉しいれる。(くしゅっとした食感にするときはここでコーンスターチを加えます。)

⑪泡立て器で、全体が均一になるまでよく混ぜる。全体が綺麗なクリーム色になればいいです。

⑫型に流し、オーブンに入れる。天板に湯を流す。
160度55分焼く。(焦げそうになったらアルミ箔をのせて下さい。)

⑬焼きあがったら型のまま冷まします。粗熱が取れたら冷蔵庫で冷やして召し上がれ。




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柔肌シュー

2009年02月23日 20時18分22秒 | 自慢の焼き菓子・おやつ
これは、私の試行錯誤の塊です。
ふんわりと軽くて、柔らか~いシュー生地が作りたい・・例えは変ですが、ケーキ屋さんにあるパリッとしたものより、コンビニのシュークリームみたいなものが作りたかったのです。家で作ると皮が分厚くなりがちなんですね。
そこで、バターは使わずマーガリンとサラダ油をブレンド(油だけで作ると柔らかくなるが味がいまひとつ)。粉にコーンスターチを混ぜる。卵に少量の水を混ぜる。オーブンで高温で焼いた後、低温で長めに焼いて乾燥させる(皮の水分を減らして軽くする)・・などの工夫を凝らしてみました。
シュー皮も、65度まで温度を下げてから卵を混ぜるという学説があるのですが、それは大量に作るプロの場合。家庭のような少量作りでは生地が冷めやすく、かえって仕上がりが悪くなります。
長くなりましたが、手早くガーッと作るのが一番いいと思います。

そしてカスタードは、柔らかい皮と相性がよいクリーミーな口当たりにしました。


柔肌シュー(直径約7cmのもの8個分)

*シュー生地
薄力粉 45g
コーンスターチ 10g

無塩マーガリン 40g
サラダ油 5g
牛乳 50g
水 50g
塩 小さじ1/4

卵(M)2個(室温に戻すか少しの間ぬるま湯に浸ける)
水 大さじ1

*カスタードクリーム
卵黄 2個
砂糖 50g
薄力粉 30g
牛乳 230g
バニラビーンズ 3cm
キルシュ小さじ1
生クリーム 50g(低脂肪ホイップだとあっさり。)


①カスタードを作る。ボウルに卵黄、砂糖を入れてすりまぜる。
粉をふるい入れて粉気が無くなるまでまぜる。

②耐熱カップに牛乳とバニラビーンズ(ナイフでしごき出す)をいれ、レンジで2分~2分半、沸騰直前まで温める。①に2回に分けて加えよく混ぜ、厚手の鍋に漉しいれる。

③なべ底があたる大きさのフライパン等に水をはっておく。
木ベラを用意し、鍋を中火にかける。絶えず木ベラで混ぜながら加熱。
もろもろかたまってきたら一旦火からおろし、均一になるまで混ぜる。
均一になったら再び中火にかけ、混ぜながら沸騰させる。(必ず沸騰させること。しないと粉臭さが残ります)
火からおろし、用意した水に鍋底をつけてさます。

④バットなどにラップをしき、カスタードを入れて広げ、表面をぴったりとラップで覆う。粗熱がとれたら冷蔵庫へ。

⑤よく冷えたらボウルにいれてヘラでよく練る。キルシュをいれてなめらかに混ぜる。

⑥生クリームをホイップし(少量なんで大きめの計量カップにいれて、ミキサーの羽1本で泡立てたら楽)、⑤とあわせる。冷蔵庫に入れておく。


⑦シュー皮を作る。
*粉とコーンスターチを併せておく(ふるう必要はありません)。
*卵と水を混ぜておく。
*オーブン予熱220度。
*生地を練るのはヘラでも泡立て器でもやりやすいほうで。

マーガリン、油、牛乳、水、塩を鍋に入れ、強火にかける。混ぜながら熱し、ふわーっと沸騰してきたら火を止め、すぐに粉類を入れてよく混ぜる。

⑧弱火にかけ、つるんとまとまるまで1分~2分ほど練る。

⑨火から下ろし、30秒ほど混ぜて温度を下げる。
併せた卵液を半量入れ、よく混ぜる。そこからはヘラですくうと、ヘラに生地が逆三角形に残るまで少しずつ卵液を混ぜ込んでいく。

⑩急いで絞り袋に入れ、天板に5cm大に絞る。ぬらした指で形を手早く整え、すぐオーブンへ。
200度に下げて20分、140度に下げて20分焼く。そのままオーブンの中で30分冷ます。

⑪シューにクリームをつめて完成です。
包丁で上部を切って詰めても、はしで小さな穴をあけてそこから絞りいれても。


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プレーンシフォンケーキ

2009年02月19日 10時08分52秒 | 自慢の焼き菓子・おやつ
私の理想のシフォンケーキは、ふわふわしているだけでなく、ちぎると生地が伸びるほどの瑞々しい弾力があること。学生時代それを求めて何百個つくったことだろう。本を読みあさり、製菓の先生にまで聞きにいき、朝から晩までそのことばかり。
一番多かった失敗は、型から出した時に底面が平らでないこと。これは、焼き足りないために生地に水分が残り、逆さまにして冷ますときに重みで生地が引っ張られるため。150度45分という焼き時間は、温度が低い上に長すぎると思われるかもしれませんが、家庭の小さなオーブンで作るにはベストだと思っております。
料理学校の先生が授業に取り上げてくれた程の、私の自信作。

プレーンシフォンケーキ(18㎝型一台)

卵黄(M)3個分
砂糖 20g
サラダ油 30g
牛乳(室温) 50g
バニラオイル 少々
薄力粉 70g
ベーキングパウダー2g

卵白(M) 4個分(冷たい状態で)
砂糖 50g
塩 ひとつまみ

*オーブンは170度に予熱。

①ボウルに順に混ぜる。卵黄、砂糖、サラダ油、牛乳、バニラ、薄力粉・ベーキングパウダーの順で。そのつど泡だて器でしっかりと。

②別の大き目のボウルに卵白に塩をいれ、ハンドミキサーで泡だてる。砂糖は三回に分けてくわえる。高速7~8分、つやがでてしっかり角が立つまで。メレンゲのできあがり。

③メレンゲに①を一気にくわえ、泡だて器で10回位ぐるぐる混ぜる。へらに持ち替え、底から返すよう均一に混ぜる。型に流す。

④筒の部分を押さえながら軽く左右にふって生地を平らにする。

⑤150度に下げ、45分焼く。

⑥焼けたら型を逆さにし、粗熱が取れたらそのまま袋に入れ、完全に冷ます。


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とっておきのチーズタルト

2009年02月18日 23時10分32秒 | 自慢の焼き菓子・おやつ
10年前から研究していたというのに、よし!というレシピになったのはつい最近です。
ほのかな酸味が心地よく、粉が入らないのでとろりとクリーミー。
チーズの風味を生かすためバニラはあえて使っていません。
タルトはサクサクとした食感を持続させるため、硬めになるよう強力粉を配合していますが、すぐ食べる分には薄力粉のみでかまいません。


とっておきのチーズタルト(18cmタルト型1台)

*タルト生地*

無塩マーガリン 60g
砂糖(できれば粉糖、グラニュー糖は不可)55g
卵(M)1/2個(25g)
薄力粉110g
強力粉(なければ薄力粉)10g
塩 ひとつまみ

*フィリング*
クリームチーズ 200g
サワークリーム 100g
砂糖 30g
はちみつ 30g
卵(L)1個
生クリーム 30g
レモン汁 4g
ラム酒 4g


①タルトを作る。耐熱ボウルにマーガリンを入れ、レンジで溶かす。完全に溶かして下さい。砂糖をまぜてザラザラ感が無くなったら卵を混ぜる。

②粉(ふるわなくてもかまいません。)を加えへらでさっくり混ぜる。粉けが無くなったらラップに包んで冷蔵庫で寝かす。(1時間以上)

③型にサラダ油を塗り、粉をはたいて冷蔵庫に入れておく。

④ラップにはさんで生地を2ミリ厚さにのばし、型に敷きこむ。生地がべたつくようなら冷蔵庫で少し冷やして。フォークでたくさん穴を開け、180度のオーブンで20分空焼きする。


⑤フィリングを作る。クリームチーズをレンジに少しかけやわらかくする。あとは材料の上から順にまぜていき、漉しながら型に流します。

⑥170度で40~45分焼く。

⑦完全に冷めてから型からとりだします。冷やして召し上がれ。


*こだわっているのレシピなのであまり言いたくないのですが、タルトのマーガリンをパンに塗る普通のマーガリンに変えてもおいしく作れます。その時は塩は入れないで下さい。


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