東京教組(東京都公立学校教職員組合)

教職員のセーフティーネット“東京教組”

ナガサキ原爆忌 その3

2012年08月10日 | インポート
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昨日8月9日は67回目の長崎原爆忌だった。
私たち原水禁大会の参加者は、朝食後、各県ごとに市内各所の慰霊碑に献花を行った。東京平和センターの仲間が献花を行ったのは、原爆資料館にほど近い小さな公民館の傍らにあった。宿泊したホテルの隣の公園のわきにも慰霊碑があり、地元の方々が慰霊祭の準備をしていた。市内各所で同じような光景があることを思うとなんとも言い様のない思いが込み上げる。
献花の後、1日目と同じ総合体育館で「まとめ集会」が行われた。
そして市内をでも行進して「11時2分」の黙祷を、爆心地公園で迎えた。同時刻に「平和祈念式典」が行われている平和公園は徒歩で5分ほど離れている。平和公園での式典はテレビ中継もあるが、爆心地公園の様子はほとんど報道されないだろう。
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「歩くことで分かる沖縄があります」とは、今年の沖縄平和行進で聞かされた言葉だ。今「歩くことで分かる長崎がある」と改めて思う。
さあ思いたったが吉日、長崎、広島、沖縄に出かけてみませんか?


ナガサキ原爆忌・その2

2012年08月09日 | インポート
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 原水禁長崎大会も2日目。今日は市内のあちこちの会場で8つの分科会と7つの広場、フィールドワークが行われている。その報告は次回に回して、まずは、昨日の2012平和ナガサキ大会で、印象的だった発言を報告しておきたい。
 高校生平和大使の発言だ。高校生平和大使は、インドとパキスタンの核実験が続いた1998年に始まり、14回にわたって国連の軍縮担当者を訪問するなど「核兵器の廃絶と世界平和」を被爆地長崎から訴えてきた。
 昨年の高校生平和大使から昨年度のとりくみの報告があり、「私たちは微力だけど無力ではありません」という言葉で報告の締めくくるとともに、今年のメンバーへ平和への思いを託したのだ。
 若い世代の力強い言葉に勇気づけられた。(8月8日)


ナガサキ原爆忌

2012年08月09日 | インポート
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 長崎にやって来た。以前にしょうろう流しを見に来たことがあるが、原爆忌に訪れるのは初めてだ。
 歴史にもしもはないというが、広島のあと直ぐに日本が降伏したら、長崎に原爆は落ちなかったのではないかと思うことがある。
 そう考えだすと、沖縄のあと直ぐなら広島への投下はなく、本土空襲が始まったときなら、沖縄戦もなく、したがって沖縄の基地問題もなかったかもしれない。7日には「核兵器廃絶2012平和ナガサキ大会」が県立総合体育館で開催された。「核と人類は共存できない」という思いが、市民の間にこれほど共有されている時期はないだろう。
 この思いを政治に反映させることがぜひとも必要だと、改めて思う。
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全国でこんなにデモ

2012年08月08日 | インポート

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 脱原発系デモ情報拡散ブログによると8月3日(金)に全国でこんなにデモがあった。まさに、全国津々浦々、脱原発の声に満ちている。

 【群馬】『金曜日抗議行動』(高崎駅西口)【北海道】『10000人☆北海道庁北門前:反原発抗議行動』【福島】『反原発集会』(JR郡山駅西口広場)【群馬】『金曜日抗議行動』(高崎駅西口)【東京】『市民500人で国会へ行こう!原子力規制委員会人事にNO!』(衆議院第一議員会館)【東京】『原子力規制委員会人事撤回を求める抗議集会・ヒューマンチェーン』(環境省前)【神奈川】『NO NUKES パーリー&ビーチパレード」(森戸海岸)【新潟】『新潟県庁民主党県連 包囲行動』【富山】『首相官邸前抗議@CIC前行動』(富山CIC前広場)【山梨】『甲府でもやるじゃん』(甲府駅前・信玄公前)【長野】『金デモ』(長野駅如是姫像前)【岐阜】『さよなら原発IN各務原集会』(各務原市民公園)【岐阜】『脱原発!岐阜』(JR岐阜駅北口)【静岡】『再稼働反対アクション@静岡』(青葉公園)【静岡】『再稼働反対アクション@富士宮』(「浅間大社前」交差点南側)【愛知】『「大飯を止める決議を!」市役所前アクション』【兵庫】『オキュパイ関電 神戸支店前』(三宮)【兵庫】『関電姫路支店前抗議』【鳥取】『脱原発デモIN米子』(米子文化ホール前)【島根】『トーク&デモ』(松江市・島根県県庁前広場)【岡山】『8.3昼休み行動 中国電力に抗議しよう』(岡山市北区・中国電力岡山支社)【広島】『2人デモ』(元安橋東詰)【愛媛】『伊方原発を止めよう愛媛県庁前抗議行動』【高知】『なにやってんだー!再稼働反対 AT 市役所前広場』【福岡】『北九州ひまわり革命』(北九州リバーウォーク大画面テレビ側「鴎外橋」付近)【福岡】『第四回抗議行動』(福岡市中央区・電気ビル前)【佐賀】『さよなら原発集会』(佐賀県庁横)【宮崎】『原発再稼働反対ウォーク』(宮崎県庁~九電宮崎支社)【鹿児島】『SMARTDEMO. 原発再稼働抗議行動@鹿児島』(鹿児島市与次郎2丁目)【鹿児島】『再稼働反対フライデーナイトアピール』(薩摩川内市・九電川内営業所前)【鹿児島】『対鹿児島県庁~九電、川内原発再稼働反対の緊急抗議行動』(鹿児島県庁)【鹿児島】『「原発いらない!」アピールイベント』(霧島市・九電霧島営業所前)【鹿児島】『脱原発・再稼働反対フライデーアピール』

あさって10日も、燎原之火のごとく拡がるデモ。もうこれ以上、民の声を無視することはできない。

(ヘラオオバコ)


花火

2012年08月07日 | インポート

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 8月4日に板橋の花火大会が行われました。
 東京教組の機関紙「Weekly」の印刷をお願いしている広報ブ?レイスさR0016157_2んが、本社屋上に取引先の組合や会社を呼んでいただける?ので、毎年楽しみに伺っています。屋上ですから風の通りも良く、?まさに涼を楽しみながらの花火見物です。
  昨年は東日本大震災の影響で花火大会が中止でしたが、今年は約1?1,000発の花火が夜空を彩りました。
 夏の風物詩の一つである花火大会。やっぱり良いですね。ドーンと?おなかに響く音を聞きながら見る花火は最高です。たまや~~♪R0016172


ヒロシマ原爆忌

2012年08月06日 | インポート

Photo 今日は、ヒロシマ原爆忌。67年前の原爆投下直後に「死の灰」を含む雨が降った。井伏鱒二の小説「黒い雨」で知られている。
 この雨によって外部・内部被曝した多くのヒロシマの人々に、その危険性は何も知らされなかった。
 今日のNHKスペシャル(午後8時00分~8時49分)「活(い)かされなかった被爆者調査」は、「黒い雨」にうたれた被爆者の記録。アメリカの研究機関ABCCが集め、研究を引き継いだ放射線影響研究所(放影研)が保管していた「黒い雨」のデータが昨年公表された。この“命の記録”は、今に至るまで、黒い雨=死の灰=放射性物質の影響の研究に生かされていない。なぜデータは、被爆から67年たつまで、その存在さえ明らかにされなかったのか。調査に協力した被爆者たちは、どんな思いを抱いてきたのか。被爆者追跡調査の歴史を丹念に追いながら、その実像に迫る番組だと紹介されている。

 フクシマの「死の灰」の影響についても欠かせない検証である。

                         (ナス)
 


七つの社会的罪

2012年08月03日 | インポート

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マハトマ・ガンジーが火葬されたラージガートには、ガンジーの碑文がある。
そこには、
七つの社会的罪  Seven Social Sins
1.理念なき政治  Politics without Principles
2.労働なき富  Wealth without Work
3.良心なき快楽  Pleasure without Conscience
4.人格なき学識  Knowledge without Character
5.道徳なき商業  Commerce without Morality
6.人間性なき科学 Science without Humanity
7.献身なき進行  Worship without Sacrifice
と記されている。
 昨年の6月23日の参議院行政監視委員会で参考人発言をした小出 裕章さんは、発言の最後に原発事故を招いてしまった政治家、財界、科学者の戒めとして碑文を引用した。
 脱原発を献身的に訴える非暴力の民衆の代表に野田首相が会見する用意があると報じられているが、「理念なき政治」と「道徳なき商業」から脱し、原発再稼働の中止を約束してほしいものだ。
 そして、この7つの社会的罪は、私たち教職員の戒めでもあるもと思う。

                    (ブーゲンビリア)


母のうた

2012年08月02日 | インポート

Photo アイヌ文様刺繍家であり、アイヌ民族肖像権裁判などアイヌ民族の復権を訴えてきたチカップ美恵子さんの母、伊賀ふでさんの詩集「母のうた」(伊賀フデ詩集、現代書館)が詩人の麻生直子さんと上村佳弘さんによって上梓された。日常生活の自然なつぶやきがアイヌ語と日本語で綴られていて、生きることの苦しさつらさを言葉として紡ぎ出している。

 「泣いても 笑っても 生きるだけが人生だ 悲しい気持ちをかくして 笑顔を忘れず 進みて世を知るべし」と詠い、自らの覚悟として「世を知るべし」と言い切り、日常の悲しみも諦念も乗り越える。「貧乏」という詩は、「私は貧乏を売り物にしたくない けれど貧乏である 啄木や林芙美子のように 売る貧乏がない 中身のない貧乏である できることなら 私も貧乏を売りたい」。なんという素直さ、まっすぐな貧乏。思わず微笑んでしまう。

詩集にはCD「はるとりのウポポ」もついていて、貴重な音源に出会える。歌(ウポポ)の抑揚、節回し、声の質も、いにしえのウポポはかくあらんと思う。「ポンノッポ ツイカリレ エシララ サマ ツイテレケレ」という歌は、山本弥太郎(伊賀ふでと山本多助の祖父、ヤイテツ エカシ ・釧路コタンの最後の首長)の自作のアイヌ語の歌。「歳をとっても若い者には負けぬ私はエカシ(古老)」とふでが意訳している。子守唄(イフンケ)もいい。

                    (フウロソウ)


教職員限定/賠償責任も充実の「総合共済」

2012年08月01日 | インポート

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 教職員共済生活協同組合の「総合共済」は、月900円の掛け金で給付はこれだけある。

 ①賠償責任(本人の業務上の賠償責任および家族も含め法律上の賠償責任3000万円以内)  ②死亡(本人20万円・配偶者5万円)  ③後遺障害(10万円以内)  ④火災(全焼100万円)  ⑤住宅災害(全壊・流出100万円)  ⑥災害見舞(3万円)  ⑦入院・休業(2.5万円)  ⑧業務中・通勤中のケガ(1万円)  ⑨傷害事故による要介護(年間60万円)  ⑩遭難・救助(遭難、捜索救助費用100万円以内)  ⑪退職見舞金(退職時に総掛け金の45%を見舞金として支給)

 なぜ?それは、保険会社と違って非営利団体のため、剰余金も保険事業がまわし、有利で安全というわけです。

 お申込み、問い合わせは、東京教組(03-5276-1311)または、教職員共済東京都事業所(03-3230-0818)まで。    

総合共済

                           (アガパンサス