東京教組(東京都公立学校教職員組合)

教職員のセーフティーネット“東京教組”

ナガサキ原爆忌・その2

2012年08月09日 | インポート
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 原水禁長崎大会も2日目。今日は市内のあちこちの会場で8つの分科会と7つの広場、フィールドワークが行われている。その報告は次回に回して、まずは、昨日の2012平和ナガサキ大会で、印象的だった発言を報告しておきたい。
 高校生平和大使の発言だ。高校生平和大使は、インドとパキスタンの核実験が続いた1998年に始まり、14回にわたって国連の軍縮担当者を訪問するなど「核兵器の廃絶と世界平和」を被爆地長崎から訴えてきた。
 昨年の高校生平和大使から昨年度のとりくみの報告があり、「私たちは微力だけど無力ではありません」という言葉で報告の締めくくるとともに、今年のメンバーへ平和への思いを託したのだ。
 若い世代の力強い言葉に勇気づけられた。(8月8日)


ナガサキ原爆忌

2012年08月09日 | インポート
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 長崎にやって来た。以前にしょうろう流しを見に来たことがあるが、原爆忌に訪れるのは初めてだ。
 歴史にもしもはないというが、広島のあと直ぐに日本が降伏したら、長崎に原爆は落ちなかったのではないかと思うことがある。
 そう考えだすと、沖縄のあと直ぐなら広島への投下はなく、本土空襲が始まったときなら、沖縄戦もなく、したがって沖縄の基地問題もなかったかもしれない。7日には「核兵器廃絶2012平和ナガサキ大会」が県立総合体育館で開催された。「核と人類は共存できない」という思いが、市民の間にこれほど共有されている時期はないだろう。
 この思いを政治に反映させることがぜひとも必要だと、改めて思う。
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