東京教組(東京都公立学校教職員組合)

教職員のセーフティーネット“東京教組”

栄養教諭免許取得研修

2014年02月17日 | インポート

2
 都教委による栄養教諭免許取得研修がようやく実現しそうである。栄養職員の栄養教諭への全員任用替えを求め、東京教組・栄養職員部がこつこつと地道に運動を続けてきた成果であり、これがそのための第一歩だと思う。
 栄養教諭制度が始まるとき、文科省より3年にわたって免許取得のための任用研修予算が組まれた。各県で取得者が増えていく中、東京では取得2単位のみの取得に終わった。そのため、自費での取得となり、当初は休暇で受講せざるを得なかった。
 栄養教諭の任用替えが始まって5年が過ぎ、未だ46都道府県の中で一桁の任用率であるのは文科省の発表データの中でもピカイチである。任用数が少ないのもさることながら、都独自の「食育リーダー」の中心になれとその職務の過酷さに年々受験者が減っている。
 栄養職員・栄養教諭の職務である給食管理において、食材の放射性物質検査・食物アレルギーへの対応など仕事は増えていくことはあっても減ることはない。子どもたちの健康を守っていくためには決して疎かにできない大事な職務であり本務である。
 給食を実施しているすべての学校に食育の専門家である栄養職員を配置するためには学校に必置の「教諭」でなければと始めた栄養教諭であったはずだ。(WEEKLY東京教組「プラザ」より)

アテツマンサク


最新の画像もっと見る

コメントを投稿