東京教組(東京都公立学校教職員組合)

教職員のセーフティーネット“東京教組”

メダリスト・パレード

2012年08月23日 | インポート
10okinawa6ロンドンオリンピックが終わった。といってもこの原稿を書いている時点ではパラリンピックは終わっていないのであって、メダリスト達のパレードだ、と騒ぐのはまだだろうと思うのだが、ともかく終了した。へそまがりの自分は、オリンピックの度にマスコミが「日本のメダルが何個になりました」と大騒ぎする都度、気持は引く一方だ。せっかく世界のトップレベルでの戦いが見られるのだから、日本人選手が出ていなくても、そこが見たいのだが、どうもテレビを見る限り、日本人選手中心の放映になっている気がするのは私だけだろうか。そんな中、こんな心温まる記事を見つけた。男子20キロ競歩で銀メダルに輝いた、グアテマラのバロンド選手がこんな一言を残したというのだ。
「メダルを見て子どもたちが銃やナイフを置きトレーニングシューズを履いてくれたらいい。そうなれば、僕は世界一幸せな人間だ」
 オリンピックの原点は「平和」だ。今回も内戦をかかえたいくつかの国が、参加した。スポーツの素晴らしさに触れる中で、いくつかの地域で戦闘状態が終われば、こんな素敵な事はない。私はこのバロンドの一言が、オリンピックの存在意義を静かに語りかけているように思えた。
ちなみに、パラリンピックが終わってからメダリスト・パレードをする国が多いそうです。
              (ハマゴウ)


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