師走点描、
「年の瀬も押し詰まって、あと1週間」
神社すす払い Hpからお借りした。
金町駅前正月準備の露店、蔵出し画像
昔の築地市場、蔵出し画像
奥戸天祖神社新年を迎える準備整う
宝蔵院の除夜の鐘 蔵出し画像
「去年今年貫く棒の如きもの」 (虚子)
昭和二十五年十二月二十日、新春放送用に作った句という。
当時七十六歳。
「去年今年」は、昨日が去年で今日は今年という一年の変わり目をとらえ、
ぐんと大きく表現した新年の季語。
季語の力を最大限に利用して、新春だけに限らず、去年をも今年をも丸抱えにして
貫流する天地自然の理への思いをうたう。
「貫く棒の如きもの」の強さは大したもので、快作にして怪作。
新年の力強い歌と読む度に思っています。
新年の季語ですが、去年とあるのであえて師走から続く
と言うことでUP致しました。