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奥多摩むかし道  前編

2013年12月23日 | 紀  旅行、葛ハイ山行

2013年、納メの山歩き

             山また山に霜が一面

 


甲州裏街道とも呼ばれた青梅街道は、江戸時代には重要な生活道路でした。
その中の氷川と小河内を結ぶ道は、現在「奥多摩むかし道」としてハイキングコースになっています。

今も随所に昔そのままの姿が残っており、昔をしのぶ道として貴重な存在です。

山道もありますがそれ程険しい道ではありません。

多摩川沿いの緩やかな道を歩いていると、秋の紅葉の素晴らしさが想われます。

日陰は霜が一面で、坂道は滑りやすく難儀した。

約9KM・・4時間のコース

始点・奥多摩町 奥多摩駅
    終点・奥多摩町 奥多摩湖バス停
                     (中山付近でバスを呼ぶ、その後多摩湖へ移動)

 

                      奥多摩むかし道案内概略図 ↑  

                        

   

                    奥多摩駅

       奥多摩駅(おくたまえき)は、東京都西多摩郡奥多摩町氷川にある、
      JR東日本の青梅線の駅である
      青梅線の終着駅で、東京都内でもっとも西に所在する。
      標高は東京タワー(標高351m)よりも8メートル低い343mで、
       東京都内にあるJRの駅の中でもっとも高い。

      奥多摩の山に入山するハイカーの基地である。
      駅前にてバスを降りました。

 

  

 

 

 

 

                

              


 

  

氷川神社と中永神社とともに「武蔵三氷川」と呼ばれている。
境内の3本杉は樹齢650年で見事に天空にそそり立つ。
先ず1日の無事を祈願して、むかし道へ出発です。

      

          
      ≪奥多摩むかし道案内図≫に目をやるKさん。
      辺りは、霜で真っ白、吐く息が白い。 

 

羽黒坂は霜で真っ白でした。きつい坂でした。
高台に陽が差していましたが、この付近は太陽の恵みは受けていなかった。
オ~ゥ・・・寒い!!

 


朝の寒々しい郷の様子
むかし道から見た、国道青梅街道。
山中に奥地へと延びる。

 

  
              小河内ダム建設の資材運搬のために敷設された工事用軌道跡。

 小河内ダム建設に至るまでの経緯は意外に古く、すでに大正15年よりダム建設候補地の調査は開始されていました。
 候補地の中から、小河内村が最終的に選定されたのです。
 ダム建設計画が発表され、小河内村は絶対反対を表明した。
「幾百万市民の生命を守り、帝都の御用水のための光栄ある犠牲である」との再三に渡る説得に、小河内村はやむを得ず了承した。

 

 

 

 

槐木の傍らには、古くから祭られている馬頭観音があります。多くの旅人がこの付近で一服し、次へのかつ力を養った、休み場。
    ⇒

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     
                 我が家への荷物揚げ軌道                  天空の里の住まい

画像左上に青と白色の四角い乗り物風の物が見える。これに荷物を載せて軌道を登る。
生活物資は、総てここから揚げられる。

 奥多摩むかし道を歩いて

斜面にへばりつくような場所、
石垣を二重・三重・・・五重にも積み上げ家を作った。
むかし人の知恵に感心した。

住めば都。
荷物を動力軌道で運び揚げる人間力、

先祖伝来綿々と受け継がれた、伝承の知恵なのでしょう

                                                        次に続く

 

コメント (12)
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