限界団地
(1960年代の建物)
繁栄・謳歌してきた大都市の
団地が、ヒト・モノが「老化」の波に呑み込まれている。
老齢人口の増加は、さまざまな歪をもたらしている。
住み慣れた団地が、囲いに覆われて壊わされていく
大型機械が入り撤去される団地
この跡地に高層住宅が建つという
このままの団地だとスラム化してしまうと言う。
団地のシンボル給水塔
団地のために急きょ建てられた小学校も
数年前に廃校となって校門は閉ざされたまま・・・・・・・。
若者が闊歩した団地通りも
杖をついて歩く老人と、老人介護の看板が目に付く
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今日のメモ
TS団地は,都営住宅でも古い部類に属する。
取り壊して新しいゆったりとした間取りタイプが出来るという。
若者はみな巣立ち、残ったのが高齢者。
歯が抜けるように空き家が増え、独居老人世帯(孤独死)が増えている。
ヒトとモノの老化現象が始まっている。
限界集落(げんかいしゅうらく)とは、
過疎化などで人口の50%が65歳以上の高齢者になり、冠婚葬祭など社会的
共同生活の維持が困難になった山村集落のことを指す。
都会の真ん中にも限界集落ならぬ「限界団地」が
あちこちに増えています。