goo blog サービス終了のお知らせ 

日々是好日・スローライフ(寅さんの柴又から発信)

・日常・創る・彩る・考え・綴る
・フジノ会・探検団・かめの会(俳句)
・家庭菜園 ・ めばえ・成長・収獲

南葛88ヶ所巡り,その3

2017年08月27日 | 宗  南葛88ヶ所巡り

コ-番号2葛飾区細田3-5-10(東覚寺)

 

南葛88ヶ所をめぐって感じたことを書きます。  

 ① 祠・太師堂は、寺や、一般家庭の庭先、路地などにあります。

② 祠・太師堂は、大きさや型が定まっているようです。
どの祠を見分しても同じような作り方式です。


南葛88ヶ所太師堂の縁起は、
宇田川万太郎という農民が、目の怪我をしたことから始まる。


弘法大師に祈ると、無事に回復し元気になられた。
その感激から付近の寺院や信心深い農家などに

依頼して25年の年月を費やし
付近の方々が容易に巡拝できるように完成させた。

中に祀られる本尊様は、四国・大窪寺住職より霊木を頂き南葛88ヶ所のご本尊様として彫刻され堂内に安置されています。
 


東覚寺の入口


境内に入ると、すぐ右側に
祠・太師堂が目に入ります。


当寺は新中川土手下で、細田稲荷神社に近い。

 

寺をお尋ねすると、住職さんにお目に掛かれてお話を伺った。

 ① 戦後まもなくですが、
私が
子供の頃、多くの白装束の方が巡拝されて賑やかでした。
 
② この寺は、東学寺と申していたが、東覚寺となっています。
その縁起について知り得ていません。

 
③ 祠・太師堂は、古くなり壊れかかった
場所もあるようですが、ご覧のように整備されています。

参拝者が少ない現在、どのようにして維持・管理・運営・営繕されているか?
千社札の調べ、昨今の参拝方法、巡礼手段(徒歩)、何月が多いか等次回からお尋ねしてみたい。

 

 

 

コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南葛88ヶ所巡り始める・その第二歩 ②

2017年08月25日 | 宗  南葛88ヶ所巡り

コード番号3葛飾区高砂1-25-4(町会事務所脇)

 

案内書には、「入口に施錠がしてあります、柵外でお参りください」と
書いてありました。

やはり鉄の扉にカギがかけられていた。
前には高いマンションがそびえ立ち、後ろは環状7号線の高砂橋がありました。

都市化の波は南葛88所霊場にも押し寄せて
イチョウの
大樹のそばに、祠がひっそり隠れるように在りました。

銀杏の樹、やや暗く祠がどこにあるのか分からい程でした。

近所の農家に尋ねたところ、一年に一度近くの持ち寺さんが来て、

皆さんが集まりお経をあげ拝みます、と言っていた。

3・町会事務所脇にある祠


町会事務所です。門扉に施錠が。


祠は敷地の角地、前のマンションと対比して撮りました。


入り口後方は環状7号線、高砂橋


7月にお参りしたので紫陽花がありました。


町会事務所&銀杏の木&マンション

 

この辺は、諏訪の渡し(帝釈天参拝道路)で、閑静なところだったのでしょう。
環状7号線の開通により、京成青戸駅が目と鼻の先になり、

ご覧の様なマンションが軒並み建設された。駅まで徒歩15分、
都心に通う至近距離で、ベットタウン化した所です。

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

南葛88ヶ所巡り始める・その第一歩 ① 

2017年08月17日 | 宗  南葛88ヶ所巡り

コード番号1・葛飾区奥戸6-6-12(善招寺)
仕事を卒業
     羅針盤のつもりで、一歩一歩

 

南葛88ヶ所は、葛飾区、江戸川区、足立区、墨田区の4区に散在しています。

四国88ヶ所霊場にならって戦前、葛飾区とその周辺に作られながら、知られていなかった。

これを葛飾区の田辺恵司さんが、まとめ上げ、新聞の報道によって知った。

家内は、四国霊場88ヶ所を数回に分けて満願した。

仕事を卒業するを契機に、日々の羅針盤のつもりで、南葛88ヶ所を歩いてみたい。

 

1番札所、善招寺

善招寺縁起によれば、1919(大正8年)の秋、宇田川万太郎という農民が、
農作業中に誤って左目を怪我したことに始まる。

万太郎が弘法大師に祈ると、その回復はめきめき良くなり、お礼に付近の寺院や信心深い農家などに
依頼して葛南八八ヶ所を1925年までに完成させた。

万太郎は出家して、恵心和尚となり、供養会を施し茅の木から作った仏像を
各札所に安置、番外の札所や七福神に祀られていると言う。


善招寺入り口を入りて本堂へ通じる道


堂山閣 門を入りて左側


八八ヶ所霊場一番札所

 

地蔵堂内部 


地蔵堂内部

 

先ず手始めに二ヶ所ばかり廻ってみました。

すると意外な事実を聴かされるのでした。

① 戦後間もないころ、巡礼姿(白装束)の一団がやってきました。
背に弘法大師を背負い札所に手を合わせた。

  ② 私はまだ子供の頃でしたから、何も分からず親の言う通り、
     その状況を見ていました。あれが御接待だったのか…?

訪れ、お尋ねすると様々の事、むかしのお話として当時を聴く事が出来ます。

これから南葛88ヶ所巡りを始めます。
とはいうものの、葛飾・江戸川・足立・墨田です。途中とん挫したときは、
皆さんの叱咤激励「何しているの!」の、お言葉頂戴できればこの上なき励みになります。 

 

 

 

コメント (9)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする