コ-ド番号2・葛飾区細田3-5-10(東覚寺)
南葛88ヶ所をめぐって感じたことを書きます。
① 祠・太師堂は、寺や、一般家庭の庭先、路地などにあります。
② 祠・太師堂は、大きさや型が定まっているようです。
どの祠を見分しても同じような作り方式です。
南葛88ヶ所太師堂の縁起は、
宇田川万太郎という農民が、目の怪我をしたことから始まる。
弘法大師に祈ると、無事に回復し元気になられた。
その感激から付近の寺院や信心深い農家などに
依頼して25年の年月を費やし、
付近の方々が容易に巡拝できるように完成させた。
中に祀られる本尊様は、四国・大窪寺住職より霊木を頂き南葛88ヶ所のご本尊様として彫刻され堂内に安置されています。
東覚寺の入口
境内に入ると、すぐ右側に
祠・太師堂が目に入ります。
当寺は新中川土手下で、細田稲荷神社に近い。
寺をお尋ねすると、住職さんにお目に掛かれてお話を伺った。
① 戦後まもなくですが、
私が子供の頃、多くの白装束の方が巡拝されて賑やかでした。
② この寺は、東学寺と申していたが、東覚寺となっています。
その縁起について知り得ていません。
③ 祠・太師堂は、古くなり壊れかかった
場所もあるようですが、ご覧のように整備されています。
参拝者が少ない現在、どのようにして維持・管理・運営・営繕されているか?
千社札の調べ、昨今の参拝方法、巡礼手段(徒歩)、何月が多いか等次回からお尋ねしてみたい。