日々の記憶
建築家 筒井紀博のブログ
KIHAKU's blog



本日は華門楽家の施主打ち合わせ。
そして施工会社である友伸建設の増田氏(現場所長)との顔合わせ。

ご主人が海外出張のため、急遽助っ人として参加頂いたのは奥様のお父様。

打ち合わせ前に施主宅に寄ると奥様のお母様もわざわざご挨拶いただき、恐縮至極。
しかも、

母「70センチの魚、すごいですね~」

と言われ、恥じらいながらも思わず顔がにやけてしまう。
この恥じらいが無くなったとき、真の釣り人になれるのだろうか?
(お父様は50センチのヒラメを釣り上げたことがあるとのこと!)

さて本日の打ち合わせ事項は前回に引き続き、減額項目の提案、選定。

建築家と家を建てる時、楽しいことがほとんどなのだが(と、思いたい)、この減額項目の打ち合わせの時ばかりは夢と現実の狭間で葛藤しなくてはならない、施主にとって辛い時期になると思う。(建築家にとっても非常に辛い時期)

施工手順の変更や同仕様の代用品などで金額が追いつけば問題はないのだが、その先はどこまで妥協できるか?といった仕様変更や中止事項を提案していかなくてはならない。
仕様変更なども
「こっちの方が面白くて良いじゃない!」
と、なれば大正解。
しかし、これがなかなか難しい。

そして華門楽家では悲壮感漂う減額項目は無くてすみそうだ。
これは施主が減額項目にポジティブに向き合い、プライオリティーを明確にしていることが大きい。

本日、すべての減額項目について施主から回答をいただいた。
概ね予算には追いついたようなので、あとは増田さんに最終チェックをしていただき、着工へと向かう。地鎮祭は6月の第二週の予定。


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昨日は杉並区役所にヒアリングに行った。
帰り道、かねてから気になっていたコミュニティーバス「すぎ丸」に乗車。
杉並区役所(阿佐ヶ谷)から浜田山まで距離にすれば数キロの距離をバスに乗って行くことに。

杉並区はツツイも10年近く住み、現在も事務所が杉並区内なのでなじみが深いのだが、南北の交通手段がない。
その南北交通の確保を目的とされた「すぎ丸」は2000年からスタート。

そしてそのすぎ丸の走るルートがすごい!

なぜ杉並区の南北交通が発展しなかったかというと、道路事情の悪さが原因。
一度迷い込むとなかなか抜け出せないほど入り組んでいる。
道路幅員も広い通りがほとんどない状態で、バスの乗り入れは困難とされていた。

が、すぎ丸は超小型バス。
4mほどしか幅員のない場所もゆーっくりと通り抜けていく。
一般車でも通るのが難しそうな入り組んだ道をスイスイと。
しかもそのスピードが非常に遅い。。。
杉並区役所から浜田山まで4キロにも満たない距離を30分弱かかって走行。

ディズニーランドの園内を走るバス並のスピードである。
ゴルフ場のカートのスピードと同じくらい。

しかしまぁ、そののんびりとした速度で杉並の町並を見ながら走る、これはなかなか新鮮な体験であり、楽しい。途中、阿佐ヶ谷住宅や善福寺川の緑地帯(公園のようになっている)を抜けて、景色も飽きない。
非常に車内は混雑していて、停留所についてもお年寄りなどなかなか降りられずにいると、周囲の人が

「まだ、人おりるからまっててねー」

なんて言ってくれている。
そして降車する人の中に

「ありがとうございましたー」

と運転手さんに言って降りていく人が多い。

若者はまず席に座ることはできないだろうが、なかなか面白い体験なので、未経験の方は一度、乗車されてみてはいかがだろうか?

どこまで乗っても100円なり。

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日曜日、ツツイは渋谷の文化村オーチャードホールに赴いた。
ジョージ・ウィンストンのコンサートである。

彼のCDは全てではないが、数枚持っている。
とくに80年代の曲は学生時代から聴いていた。
深夜、部屋の照明を消し、デスク上のスタンドの灯りだけにする。
そして彼の曲を聴きながらスケッチなどをすると非常に想像力がかき立てられるのだ。

そんな彼のコンサートに行くのは今回が初。

前半はツツイもよく聴く80年代の曲も多く演奏し、鳥肌モノ!

音楽に関しては全く無知なのだが、彼のメロディーは余韻が美しい。
そしてそのメリハリの絶妙さ。

建築でも同じことが言えると思う。
一見、無駄に思えるような空間が人々に幸せな感情を抱かせたり、ゆとりを感じさせたりする。また、敷地が広く、予算も潤沢にあるからといって、全ての部屋を広く、天井高くしていくと、結局どの部屋も間延びした状態になり、せっかくの空間のありがたさが薄れてしまう。
空間におけるメリハリも非常に重要。

ツツイの設計する住宅では、建売住宅や分譲マンションなどではあまり見ることのできない天井高さ2m程度のエリアが存在し、居室でも2.2m程度の低めの天井高の部屋を作っている。また、逆に3m程度の部屋や吹き抜けなども多く配置し、それらの高さをより効果的に演出している。
これらの空間が全て平均的に2.5m程度の高さになってしまっていては、なんの有り難みもない。そこに人の感情の起伏なども存在し得ない。

そのようなことを彼の音楽を聴きながら再認識した。

コンサート終了後、ツツイはピアノの演奏ができるようになろうと強く心に誓い、楽器屋へ。
が、しかしジョージ・ウィンストンの楽譜は世界的に売られていないとのこと!
(そういえば数年前、そのような話を聞いたことがあった)

早くも断念し、スゴスゴと店を去ろうとしたその時、ツツイの視界に飛び込んできたのはソプラノサックス(シルバー)!

これがなかなか格好いい!

15年近く前だろうか?
グラミー賞の授賞式の中で、マイケル・ボルトンが歌う横で演奏するケニーG。あの姿を覚えている人も多いのではないだろうか?
その時、ケニーGが演奏していたのが、まさしくソプラノサックスである!

帰宅後、ネット上でいろいろと調べてみると、店で見たものよりもはるかに安価なものが出回っている。安いモノだと3万円を切っている。

しかし・・・ツツイは学生時代、キーボード、ギター共に早々に断念した経験がある。

現在、ツツイの物欲ランキングで上位にノミネートされたことは事実。

はたしてどうなることやら。

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週末、華門楽家の施主と減額項目に関する打ち合わせを行った。
打ち合わせ後、ご主人は翌日から海外出張があるため多忙にもかかわらず釣り談義に花が咲いてしまった。

先日のルアーフィッシングデビュー戦で鮮烈なデビューを飾ったツツイに、友人たちから数々の挑戦状が届いている現状を知った施主夫妻。しかもその挑戦状の多くがバス釣り。
前回はトラウトだったため、バスに関しては全く無知。

そんなツツイを救うべく、施主夫妻からバスフィッシング@山中湖が提案された!

師匠曰く、今の時期は産卵の時期のためバスフィッシングにはグッドシーズン。
おそらく6月初旬だと2,3mの水深に魚はいるだろうと。

釣行までに用意すべきは、

・ルアー4種(バイブレーション、クランクベイト、スピナーベイト、ミノー)
・ライン
・バーブレスフック
・プライヤー

を最低限そろえる。
また、ロッドとリールに関しては父のお古を使用。
以上の道具を「バスギア2004」と題された本と共にレクチャーを受け、その本まで頂いてしまった。

その後、ご主人が
「近くの所沢街道にキャスティング(釣具屋)があるので行ってみませんか?」
と、優しいお言葉。
もちろん2つ返事で行き、各種ルアーの説明を受け、ライン、フック、プライヤーを購入。残念ながらルアーは今回、良き出逢いがなかった。
そしてリールコーナーへ。
ちょうど父のお古と同じサイズくらいのリールを指し、

つ「こんなやつでしたねー」
夫「え!?それって海釣り用じゃ?」
妻「キャスティングをずっとしてると腕が疲れますよ!」

と。(後日、父に確認をとると確かに海釣り用でした)
その後、いくつかオススメのリールを教えていただき、じっくり検討することに。

それにしてもなんとも優しい施主夫妻、自分の釣り弟子が他の者どもにやられるのを見過ごすわけにはいかなかったのだろうか?

そんな施主のブログを見てみると・・・え?山中湖でリベンジ!??
えーーーっ!!?

(写真は前回復習用にお借りしたDVD)

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本日はYハウスの工事請負契約と地鎮祭が行われた。

工事請負契約は民間(旧四会)連合協定のものを使用。
ちなみにツツイの事務所(筒井紀博空間工房)の設計監理契約もこの民間(旧四会)連合協定のものを使用している。
この民間連合協定の契約書は時代に合った形で随時改正もされており、施主、施工会社にとってお互いの立場を考慮した上で作成されているため、契約約款としてはかなり質の高いものだと思われる。工事請負契約の場合、その多くの設計事務所や工務店がこの民間連合協定のものを使用している。しかしツツイはよく知らないが、一部のハウスメーカーや工務店などは自分たちに有利な契約内容とするため、これらを使わないところもあるらしいが。

もし契約をする際に、民間連合協定のものでない場合は、どの部分が違うのか明確にした上で契約をすることをオススメする。

さて契約も無事に済み、地鎮祭を行うため敷地を訪れる。
さてこの地鎮祭、「ぢちんさい」ではなく正式には「とこしずめのまつり」と読むのだそうな。
敷地ではすでに準備が整っており、一通り関係者に挨拶を終えるとすぐに開式。
降神の儀などを終え、施主と神主が四隅と中央清め供え物をして土地の安全を願う四方祓を行う。
そしていよいよ地鎮の儀。
まずは設計者であるツツイが刈初の儀を行う。
これは盛砂に「エイ、エイ、エイッ!」と鎌で刈初を行い、その後、施主が鍬で「エイ、エイ、エイッ!」と穿初。そして最後は施工会社の大町副社長自らが「エイ、エイ、エイッ!」と鋤入を行う。
次は玉串奉奠。
各々神主から玉串を受け取り、それを前の棚に置く。
それから二礼二拍手一礼。
これを施主、設計事務所、施工会社の順で奉奠し、その後、昇神の儀で神様にお帰りいただき、最後に神主からご挨拶、そして皆に酒を配り、乾杯となる。

その後、施主を交えて地縄の確認や近隣挨拶を終えた。

いよいよ着工である。
Yハウスは12月初旬の竣工・引渡を目指す。

(写真:右から神主、施主、栄伸ー大町副社長、栄伸ー亀割部長、ツツイ、栄伸ー緒方所長)



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