日々の記憶
建築家 筒井紀博のブログ
KIHAKU's blog



先日、とある場で事務所の紹介をさせていただく機会がありました。
その席で今までのクライアントの方々の分析をさせていただいたところ、興味深いデータがとれました。

実に6割近い方がクルマ好き。
単なるクルマ好きではなく、変わったクルマにお乗りだったり、カートでレースをやったり、といった強者です(笑)
それを生業としている方も多いですね。

他に特筆すべきは愛犬家。
こちらも三人に一人が愛犬家であり、愛犬と共生できる住宅をご希望されます。

別なクライアントから、

「筒井さんはクルマ好きか犬好きじゃないと設計しないんじゃないかと思いました」

と言われましたが、そんなことはありません(笑)
偶然、前述のようなデータが取れるほどに偏っただけであって、他の方の依頼ももちろんお請け致します。

ただ、何か特徴のあるクライアントの方が設計しやすいのも事実です。
特に住宅の場合は、その人や環境の個性を大げさに表現したような似顔絵のような空間が良いと思うので、まずはその個性、特徴を見つけることが大切ですね。

クルマ好き、愛犬家に限らず、バービー人形好きでもなんでも良いですから、個性を恥ずかしがらずにお知らせ頂く事によって、より良い空間が誕生するきっかけになります。
その個性豊かな建築が、きちんと環境と調和をとりながら多く誕生することによって、街並も自ずと良い方向へ向かうと思います。
個性を大切に、でも独りよがりにならない空間づくり・・・その微妙なさじ加減が難しいですが、これからもクライアントの方々と楽しみながら、より良い空間を目指していきたいと思います。

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休日の午後、天気も良かったことからふと思い立ち、家族と共に八景島へ。

大学時代にオープンした八景島シーパラダイス。
当時はトレンディスポット(死語)として一世を風靡した場所ですが、今でも若干時代は感じつつも、居心地の良い場所です。
今回は初めて子連れで・・・ということもあり、新鮮でした。

都心部からすぐ行くことのできる親水空間、とても貴重だと思います。
島国という環境を利用した海との共存方法、何かまだまだ可能性が秘められてると感じました。

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今年3月に竣工したKAKUZATO。
三連休の初日に家族と共にランチにお招きいただきました。

すっかり荷物も片付き、ずっと昔からこの家に住んでいたように思えるほど、クライアントと建築が馴染んでいましたね。

もともとはリビングつづきになっているテラスで鉄板焼きパーティーの予定だったのですが、暑さのあまり室内ですることに。
途中、涼しくなったのを見計らってリビングとテラスを開放してみると、気持ちよい風が南北に抜けました。

ダイニングを生活の中心とし、美味しい料理と子供たちの笑顔が絶えない場。
当初の設計コンセプトの通りの空間です(笑)
この幸せに満ちた空間・・・ついつい居心地がよく、気がついたらあたりは暗くなり、夕食の時間に。
すっかり長居してしまいました。
おまけに泥酔(笑)

これに懲りずにまた誘っていただきたいですね!

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事務所設立10周年を迎えたのを機に新たな仲間が加わりました。

ハーマンミラー社の定番とも言えるアーロンチェアです。
ポスチャーフィットフル装備のBサイズをチョイスしました。

今までワークチェアはvitraのイプシロンを使用していたのですが、腰のゲル部に穴が開き、修理に5万円以上かかるとのこと。
いろいろと検討した結果、王道とも言えるアーロンチェアを新たな仲間として迎えることになりました。

イプシロンはソファのようなリラックスできる座り心地があり、昼寝も出来てしまうほど。
ただ、今回のゲル流出事故をはじめとして、いろいろと故障が多いんですよね。
対してアーロンチェアは比較的硬質な座り心地で、長時間集中してデスクワークが出来そうな雰囲気があります。
さらにポスチャーフィット機能により、腰部のフィット感は秀逸。腰痛持ちな人でも疲れにくい感じがします。
また、使っている知人などの情報によると壊れにくいとのこと。これも大切ですね。

座り心地が新たになったワークチェア。
この椅子からはどんな空間が創造されるのか・・・楽しみです。

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小学生の頃、祖父からA4の紙を渡され、予定表を描いてみろと言われたことがあります。
定規を使って丁寧にA4の紙いっぱいに表を描くと、

「ダメだ。もっと余白を作って美しく描かないと」

と祖父からダメ出し。

この時、はじめて余白のもつ意味を意識させられました。

一見無駄に見える余白、無・・・そこには静寂と無限が存在し、美が宿ります。
時にユーモアなども生まれ、人に心のゆとりをもたらすことも。

建築も日々の生活も同様だと思います。

すべてがゆとり無く、きっちり納まりすぎて遊びのないモノは息苦しいですよね。
小さな変化に気付く余裕、人の話を聞くことのできるゆとり・・・
そこに少しの幸せが含まれていると思います。

余白のある生活、そして空間。
こんな時代だからこそ、よりその余白を意識していかなければならないと思います。

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