日々の記憶
建築家 筒井紀博のブログ
KIHAKU's blog



現在発売中の「LiVES vol.48」に今年2月に竣工したbalenaが少しだけ紹介されています。

TOTOのタイアップ広告の中でbalenaの浴室まわりが載っていますので、書店でお見かけの際は是非ご覧いただきたく思います。

P.97です。

載せてある写真は以前、design solution(http://www.toto.co.jp/designsolution/house/vol7/index.htm)の取材で使われたものです。
この時の記事もあわせてご覧頂ければと思います。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




11/12の酉の日、花園神社の酉の市へ行ってきました。

ここ数年、酉の市に行けずひさびさに。
参拝の後、さっそく熊手を物色。

ほうぼうで手締めが行われており、その雰囲気だけでも十分開運招福されそうです。
歩いていると、

「ちょっと一緒に手締めやってよ!」

と誘われ、一緒に三三七拍子を。
見ず知らずの人と滅多に会話することのない現代において、めずらしい光景ですよね。

私も負けじと熊手を購入。
あまり仕事の量が増えすぎて空間のクオリティが下がっては困るので、ほどほどの大きさの熊手を購入しました(笑)
その金額からか、売ってくれたお兄さんも、

「まだまだ成長していただかなくてはならない筒井紀博空間工房の商売繁盛を願って二本締めでいきます!」

と。
二本締めとは初めてですね。江戸時代は二本締めが主流だったようですが。
とにかく元気に手締めまでしていただけました。

熊手購入の際、縁起物なので値切ってはいけないかと思っており、言い値で購入したのですが、後から調べると値切るのが常識みたいですね。
来年は商売繁盛の成果をもって、値切ると同時にもう二回りくらい大きな熊手を購入したいと思います。




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




古巣イシイ事務所の大先輩の設計された集合住宅の見学会へ行ってきました。

都内の限られた敷地の中、3層に渡って複雑に絡み合った3つの住居。
チャレンジングなコンセプトを持つ建築で、それを具現化させたエネルギッシュな姿勢には感服します。

そして近年にありがちな、内と外とが馴染まない建築とは異なり、内外が明確なコンセプトの元、同じベクトルを持ったデザインソースで設計されており、それがまた上品に納められているあたりがなかなか・・・

「どんどんうちのデザイン、パクって良いからね」

という大先輩。
ん~、建築もさることながら、その人間としての器の大きさ・・・
見習わなくては。

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




週末、クライアントと共にHOUScopeの現場へ。

クライアントにとっては上棟後、初の現場。
上棟式はやりませんでしたが、四方がためと呼ばれる家の四隅に酒、塩、米をまく儀式のみ行いました。

建物の骨格が組み上がり、それぞれの部屋の立体的なボリューム感もわかるようになり、改めてスケール感、窓の位置、光の入り方などを確認します。
今まで頭の中でしか構築されていなかった空間が徐々に具現化され、コンセプトに乗っ取って小さなミスなどが無いか?なども細かくチェック。

これからは職人さんの人数も徐々に増えて行き、現場もより慌ただしくなります。
クライアントと共に現場の方達と一丸となって楽しみながら家づくりをすることが成功の秘訣ですね。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )




仕事の合間をぬって東京オペラシティアートギャラリーへ行ってきました。
催されているのは「ヴェルナー・パントン展」。

パントンがプロダクトデザイナーとして残した功績はとても偉大です。
パントンチェア(写真@akari庵寝室)は彼の代表作としてあまりにも有名ですよね。
(当事務所の打合せコーナーにも一脚あるので是非座ってみてください)

ムーンランプなどは数年前から探しているのですが、いまだに入手できず。

そしてパントンは建築や店舗の内装の仕事なども多く手がけていました。
その空間が今回の展覧会で再現されており、写真でしか見た事の無かったパントンの空間を体感。
奇抜で独創的な色使いなどが印象に残りがちですが、光の使い方なども実に繊細で絶妙です。

その独創的なコンセプトを具現化させた空間。
その裏には膨大なエネルギーがあったでしょうね。
粘り強く詰めていったであろうパントンの姿勢にも感銘をうけた展覧会でした。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 前ページ