日々の記憶
建築家 筒井紀博のブログ
KIHAKU's blog



本日はKハウスの現場での打ち合わせ。

構造の我伊野さんを交えて、木軸、金物、その他納まりなどを確認した。
昼過ぎから始まった打ち合わせは暗くなるまで続く。

その間、陽の光が自分のイメージ通りに落ちて来ているかの確認も行い、少しづつ移動する光を追う。
解体前の以前の住宅ではほとんどの部屋が暗く、昼でも照明は必須であった。

今回の建て替えではさまざまな工夫を凝らし、すべての部屋で自然光を感じ取れるように計画されている。

この自然光を感じる事によって、時を感じ、季節を感じる事ができる。
自然の光が入り、それらの落とす影などによって、ほんの少しでも幸せな気持ちになれることが日々の生活では非常に重要なのではないだろうか。

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sonia project改めallureの本日は竣工祭。

去年の6月にコンペで始まったこのプロジェクト、ついに竣工を迎えた。
竣工祭では宮司さんをお呼びし、お祓いをしていただく。
最後には神棚を設置するわけである。

夕方からはスタッフの方たちも集まり完成パーティーが催された。
皆さんと和気あいあいと楽しい一時を過ごさせていただいたのだが、やはり設計した者としてはちょっと寂しい。
今までは自由に出入りできた空間が、こうしてクライアントに引き渡されるとなかなかそうは行かない。
(といっても何かしら理由をつけてちょくちょく訪れるのだが)
最後に立ち去る時も、何度も振り返って外観を眺めたり。。。

これから何十年とその場に存在する建築。
いつまでも人から愛され、人とともに美しく成長してもらいたいと願う。


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soniaがいよいよ竣工を迎える。

竣工間際で各検査関係が目白押しの状態なのだが、その間をぬって見学会を行った。
今回は時間も限られており、事務所ビルということもあって設計事務所関係者のみに通知させていただいた。

数々の貴重なご意見をいただき、高い評価をいただけたのが素直に嬉しい。

その中で大学時代の恩師の奥様の感想で、

「筒井くんの育って来た環境が建築に反映されている気がする。おおらかに育って来たのね」

とコメントをいただいた。

空間を産み出すとき、その設計する人間の内面から出てくる要素は非常に多いと思う。
今まで自分が歩んできた人生が少なからずとも空間に反映されるだろう。
仕事とは一見関係のないような時間であっても、産み出される空間には反映される。
これからもその瞬間を大切に満足いく時間を過ごしていきたいと思った。

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本日(10/21)発売の「My HOME+」(エクスナレッジ)に昨年暮れに竣工した「華門楽家」が掲載されました。

華門楽家の建築の紹介の他、施主との対談や共に釣りに行った時の写真、中国へ行った時の写真など大変面白く紹介されております。

是非ご覧ください。

ご購入はコチラからどうぞ!
MyHOME+ 6

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杉並にある善福寺公園のすぐ近く、閑静な住宅街にまた1つ住宅が竣工します。
今までブログの中では「5柴ハウス」と呼ばれていた住宅です。

夫婦二人と柴犬5匹のための大きな犬小屋のような住宅で、すべての空間で犬の視線(フロアーレベル+400)を考慮し、人と犬の五感に優しく触れるような空間づくりを心がけました。

空間構成はもとより、素材選び、階段の寸法、手摺や家具、植栽に至るまでクライアントと共に楽しみながら煮詰めた住宅です。

この度、クライアントのご厚意により内覧会を行えることになりました。
是非ご覧頂きたく、お知らせさせていただきます。

■ 日時:2006年11月2日(木)、3日(金・祝日)
     13:00~18:00

今回はご案内を限定させていただいておりますので、見学ご希望の方はご連絡ください。追って詳細な案内をメール、もしくはファックスにてお知らせいたします。

メール連絡先:main@ktts.jp
電話連絡先:03-3247-8922(筒井紀博空間工房)

メールをいただく際は、一部の方で返信できない状況になることがあります。
その際はお手数ですが、junbo_alfa@yahoo.co.jpまでメールいただければと思います。


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