日々の記憶
建築家 筒井紀博のブログ
KIHAKU's blog



現在発売中のクルマ雑誌、EDGE1月号(リクルート)にて夏に竣工した「La Verita」が掲載されています。
(P.36-39)

コンセプトや家づくりの過程が丁寧に紹介されており、特に動線計画については細かく説明されています。
クライアントのクルマはクライスラー300Cツーリング。
クルマとの関係性もわかりやすく説明され、同時に奥様のエステサロンも少しだけ紹介。
ガレージハウスとしてだけではなく、これから家づくりを考えている方、店舗併設住宅や高齢者向け住宅などを考えている方にも参考になる本だと思います。

是非多くの方に書店で手にしていただければと思います。

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半世紀以上前の木造住宅をリノベーションするOハウス。
こちらも解体工事が進んでいます。

祖父母の代に建てられた住宅。
その空間にはクライアント家族の歴史が刻まれています。

大幅に間取り変更をし、耐震補強を施し・・・でも、どこかに家族の歴史、温もりが続いていくような、そんな空間作りを心がけています。

解体してみると、さすがにそこは半世紀以上前の建築。
当時の職人さんのコダワリに感嘆しながらも、想定していた場所に基礎が無かったり、柱が腐っていたり。
それらを完璧に補修していくので予想よりも工期はかかってしまいそうですが、さらに半世紀、家族の歴史を刻むことのできる空間を目指し、皆さんと楽しみながら現場を進めたいと思います。

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11/21発売予定の「SUMAI no SEKKEI 1,2月号」(扶桑社)の中で「人気建築家が教える美しい照明の条件」というお題のもと、インタビューに答えている記事が載ります。
使用して良かった照明や今後使ってみたい照明、その他、照明計画に関する考えなどに答えています。

イチオシしたベルギーの照明メーカー、モデュラーの照明は昨年竣工した「metis」の写真と共に実例として紹介。

その他にも消費税の増税前までに家を建てよう!といった特集で、30代、50代の家づくりが紹介されており、なかなか興味深い内容です。

是非多くの方に手に取っていただければと思います。

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新たに現場がはじまったリノベーションのSハウス。
鉄骨造と木造の混構造の建物です。

木造部分を中心に耐震補強を行い、大きく間取りも変更。
広く開放的な空間へと生まれ変わります。

リノベーションの場合、多くはその構造体を利用しつつ新たな空間へと導きます。
現場が始まるとまず解体工事。
ここで想定外のことが起きる可能性が高いのもリノベーションの醍醐味(笑)
したがって現場での打ち合わせもとても重要になります。

Sハウスでは大きく想定を外れることはなかったのですが、部分的に補強を増やすことになりました。

リノベーションの場合、新築よりも当然制約は増えます。
しかしその中でも単なるリフォームとは異なる空間づくり。
竣工した暁にはその魅力を改めてご紹介したいと思います。

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先日、「1000万円台で建築家と家を建てる!」と題したセミナーをオゾンで行いました。
あいにくの天気だったにもかかわらず、多くの来場者があり、会場が一杯に。
皆さん、熱心に聞き入って下さり、限られた予算の中でも様々な可能性があることを発見していただけたと思います。

当事務所の過去の住宅作品、1000万円台の住宅は2棟ですが、2000万円台にまで枠を広げると、実に半分以上がこの予算帯に入ってきます。
「建築家の設計した住宅は高そうだし、予算ないと相談できない」
と思われている方、とても多いと思いますがさにあらず。

ただの安い家ではなく、徹底したコストコントロールの元で多いに夢も盛り込まれた住宅。
あきらめなければ様々な可能性があります。

限られた予算の中であきらめることなく、是非多くの夢を語っていただきたいと思います。

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