日々の記憶
建築家 筒井紀博のブログ
KIHAKU's blog



3月11日、竣工を目前に控えたmetisにて見学会を行っていました。
今までに経験したことのない揺れ、もちろん構造設計で倒壊する可能性はないと自信はあったものの、外で大きく揺れる電柱や近隣の大谷石の塀が崩れ落ちる音などを聞くと恐怖を感じました。

当日お越し頂いた方々、帰路大変だったかと思います。
ご迷惑をおかけ致しました。
また、翌日も交通網が乱れている中、多くの方にご来場いただき、大変ありがたく思います。

metisはクラック(ひび割れ)一つも無く、堅固であることが証明されました。

現在の国内の建築における耐震基準は世界のトップクラスです。
しかし繰り返し映し出される津波の映像には背筋が凍るばかり。
津波には無力であることを思い知らされました。。。

今、我々にできることは何か?

電力不足への協力、募金など、微力ではありますが、一人一人が意識して未来へと歩んで行かなければなりません。

今日は昨年コンバージョンしたFプロジェクトの診断に。
今回の地震で一カ所、建具が開きにくくなり、構造体は大丈夫か?と。
戦後間もない建物をコンバージョンしてレンタルオフィスにしたFプロジェクト。
現在の耐震基準をクリアする補強をしてあったお陰が、ほぼダメージもなく、オーナーも一安心されていました。
プロとしてその知識を活かし、人々の不安を取り除く、もしくは深刻なダメージがある時には対処方法を考える、そのような小さな積み重ねを意識して、一日も早い復興に協力できればと思っています。

被災された方々にはお見舞い申し上げると共に、皆さまのご無事を心より願っております。

コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )



« 見学会 笑顔 »
 
コメント
 
 
 
こんにちは (松本 裕嗣)
2011-04-07 11:49:45
 筒井さん、こんにちは

 先月ご見学会にご招待頂き、本当に有難う御座いました。日にちが経ってしまいましたが、感謝・感想を記載させて頂きます。
 嫁が一人っ子という事でマスオさん状態の私ですが、幼少の頃から住いには正直本当に興味が無かったのが現状です。建築家の先生方々と接する部所へ2年前より配属となり、住宅に対する考え方が変わりました。今までは家族が共に住める空間があれば良いと思っていました。各個人の空間があり、そこでの日常を楽しめれば満足・幸せかと。
 しかし家の空間には、その空間に居るだけで夢・幸せ・感動(上手く言えませんが・・・)を感じる事が出来るのだとmetis様邸で、肌で実感する事が出来ました。
 無の白紙から施主様の要望を捕らえ、作品を作り出す凄さにもビックリです。目に映る凄さ・見えない部分の素晴しさ、上手く表現出来ませんが言葉が出ませんでした。そんな空間へご招待頂けた事に心底嬉しく感謝しています。

 その後帰社中に震災が起こり、ご連絡も行違いなってしまっている事を深くお詫び致します。事務所へお伺いし直接と思いましたが、ご招待頂き本当に有難う御座いました。
 
 
 
 
Unknown (筒井紀博)
2011-04-07 13:11:48
先日は内覧会にお越し頂きありがとうございました。
また、内覧会を開催するにあたり、いろいろとご協力までしていただきまして恐縮です。
建築とは単にハコを作るのではなく、空気感を作ることなんですよね。
皆さんのご協力を得ながら、これからも建築とともに邁進していきたいと思いますので、今後とも宜しくお願い致します。
 
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