日々の記憶
建築家 筒井紀博のブログ
KIHAKU's blog



足立区で既存の古い木造アパートを経営されている方から、「もう1年以上も部屋が空いてしまって、何か策はないものだろうか?」とのご相談。
まずは1Fの真ん中の部屋、空き部屋の中でも最も条件の悪い1室をリノベーションし、デザイン的な付加価値をつけることになりました。

ただ闇雲にデザインすれば良いのではなく、地域性、リノベーションにかけられる事業収支など、状況を把握した上でリノベーションしなければなりません。
入居を希望するのは独身の方か若いご夫婦。



当然、既存の建物の中でのリノベーションですので、間取り変更するにも限度がありますが、もともと2DKのような仕切られた部屋だったものを広いスタジオのようなワンルームの広がりのある空間に変更しました。
ただし、ベッドルームは仕切れるようにし、プライバシーの確保もされたプラン。
また、1Fという条件から、室内の色調を明るめにし、暗さを感じさせないインテリアとしております。
キッチンは対面式へ。

すでに工事は進んでおり、来月末には完成予定です。

完成の暁にはまたブログにてお知らせしますので、お楽しみに。

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7/16発売のモノ・マガジン8/2号(ワールドフォトプレス)に、当事務所で設計監理しました「数奇箱」が紹介されております。(P.40,41)
本号は軽自動車特集。
この特集内で、ラパン(スズキ)に乗るクライアントが趣味人のこだわりの家と共に、紹介されました。

「数寄箱」はガレージあり、AVルームあり、1万冊が収蔵可能な書庫あり、と、完全に趣味の家。
記事内ではクライアントは「こだわりはない」とおっしゃっていますが、さにあらず(笑)
2ページの特集内でも十分にそのこだわりっぷりが堪能できると思いますので、書店でぜひご覧いただきたく思います。


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武蔵野の緑豊かなエリアが敷地の国立Kハウス改め、「かめはうす」。
実施設計もほぼ終え、見積をとり、施工会社が決まりました。

現段階では当初のご予算から17%ほどオーバーしております。

私の事務所ではいつもクライアントの方にお話するのですが、最初から予算ぴったりに納まる図面は描きません。
最初から予算内に納めるプランを作ろうとすると、どうしても守りに入り、設計中の打ち合わせなどをしていても、
「それは予算の都合でできません」
という機会が増えてしまいます。
それでは打ち合わせもあまり楽しめませんよね。

また、同じ図面で3つの施工会社に見積をお願いしたとしても、3社とも異なる金額になるケースがほとんどです。

したがって、設計段階ではお互い夢を語り合い、理想に近い空間を設計します。
とはいえ、あまりに絵空事を描いても仕方ありませんので、予算の2〜3割オーバー以内には納めるようなプランとするケースが多いです。


まずは施工会社に作っていただいた見積書の内容を確認し、内容の不備などがないかをチェック。
また、費用が高い部分などは指摘し、金額を調整します。
この時点ではまだ仕様の変更などは行っておりません。

そこから初めて仕様変更の検討に入ります。
クライアントの方々も今まで大いに夢を語り合ってきましたが、いよいよここからは現実を見るところ(笑)
「あれもこれもいいなって思ったけど、この金額ならこっちを優先しようかな」
とか、今まで設計段階で様々なものをみて、金額的な流れもそれとなくお伝えしておくことによって、この時点では冷静にいろいろ考えられますよね。

「かめはうす」もいよいよ仕様変更の段階です。
工事請負金額が確定すれば、今度は確認申請など、申請業務を行います。

それらを終えて、いよいよ着工。

「かめはうす」の着工は10月の予定です。
またこちらのブログで経過を報告しますので、お楽しみに。

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4年以上前に初めてご相談いただいた鎌倉のGHプロジェクト。
オーナー住居と賃貸住宅、そしてギャラリー併設の建築です。
古い鉄筋コンクリートの建物をリノベーションする計画です。

現在、解体工事もほぼ終え、内部の造作工事に入りました。
リノベーションの場合、解体してみると予想していなかった事態になることも多々あります。
今回も思いがけないところに排水のダクトが入っていたり、下地材が腐っていて使えない状態だったり。
これらを現場の方々と相談し、その場その場で対応していかなければなりません。

リノベーションと聞くと、新築より簡単に聞こえるかもしれませんが、実はそうでもなく、この現場での対応には経験も必要とされます。
もちろん設計サイドだけではなく、現場の方々の経験も重要。
いかに滞らせることなく、不測な事態があってもスムーズに現場を進めるか・・・大切ですよね。

GHプロジェクトの現場の方達は経験豊かな人が多く、みんなでアイディアを出し合えます。
すでに解体工事は終えたので、問題点はほぼ全て見えました。
下地工事も順調に進んでおり、今後は当時の図面と異なる部分を微調整しながら仕上げの段取りに入ります。

完成まではまだ少しかかりますが、引き続きみなさんと協力しながら、理想の空間目指して頑張りたいと思います。

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