toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「赤いカンナではじまる」 はらだみずき

2015年05月14日 | 読書日記
主に出版社の営業マンの作本が主人公の短編集。
“主に”というのは、彼が脇役だったり登場しない話があったりするから。

登場人物が共通している部分もあるけれど連作というわけではなく、それぞれの話はすべて独立している。

冒頭の表題作はほのぼのした良い感じの話だけど、2作目も含めてラストが中途半端。
残り3作は可もなく不可もなく、かろうじて及第点といった感じ。

この作者は長編の方が良いと思う。



祥伝社
コメント
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