toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「島はぼくらと」 辻村深月

2015年05月06日 | 読書日記
辻村深月だからミステリーかホラーかと思って読み始めたが、全く違うハートウォーミングな物語だった。

先日読んだ中澤日菜子の「おまめごとの島」や松岡圭祐の「ジェームズ・ボンドは来ない」などと同じく瀬戸内海の小島の話だけど、こちらは冴島と言う架空の島が舞台。
この島で暮らす4人の同級の高校生達の物語。

変に技巧的で分かりにくい書き方はしていないし、設定もストーリも申し分ない。
細かいところでは色々有るけれど、4人の同級生の前後の学年の人がほとんど登場しないところが不自然すぎる。



講談社
コメント
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