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toshiの「読書日記」

忘備録を兼ねて読んだ本の感想などを書いています。個人的な感想なので不快に思われたりすることも有るかもしれませんがご容赦。

「十字路」 五十嵐貴久

2025年08月14日 | 読書日記

序盤、大学、高校、警察の3つ話が同時進行していく。
細切れという感じではないので読み難いということはないけれど、登場人物が多くて混乱してしまう。
誰が重要人物で、誰がモブキャストなのか分からないので途中からメモを取りながら読んだ。

物語が動き出すまではダラダラした感じでちょっとイラついたけれど、中盤以降は一気読み。
徐々に迫って行くのではなく、特に伏線もなく、突然真相が明らかになるという展開はどうなんだろう。。

教師グループによる児童ポルノのニュースが有ったけど、この小説とどっちが早かった??

 

 

 

2024.3.23

双葉社

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「酔芙蓉」 浅井和昭

2025年08月12日 | 読書日記

簡潔な文章で読みやすいしストーリも面白いんだけど、全体に説明文みたいな感じ。
その割に、説明が足りなくてよくわからないところも有ったりで、小説としての完成度がイマイチ。
自費出版なのか、編集者とかアドバイスする人がいなかったのかな。
ちょっと残念。

 

 

 

 

2018.10.15

文芸社

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「13月のカレンダー」 宇佐美まこと

2025年08月12日 | 読書日記

まったく意図せずに偶然にもこの時期に原子爆弾に関係する小説を連続で読んだ。
先に読んだ伊予原新の「翠雨の人」は科学者の立場からの物語だったから読むほうも科学的に距離を置いて読んだけれど、こちらの被爆者の体験記は他人事とは思えないリアルな話で固まってしまった。

結局メーンの侑平の物語は原爆の悲惨な状況を書くためのイントロダクションのようなものだったようで、なんか中途半端。
最後も無理やり辻褄を合わせたような感じで、もっとあっさりした内容にしたほうが良かったかも。。

 

 

 

 

 

2025.7.30

集英社

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「翠雨の人」 伊予原新

2025年08月11日 | 読書日記

猿橋勝子の伝記。

毎年猿橋賞が発表されると新聞に結構大きく記事が出るので名前は知っていたけれどどんな人だったのかはこの本で初めて知った。

 

この前に読んだ「Exit」と違って背景が自然科学だったので簡単に理解でき、ストレス無く読むことができた。

やっぱり理系の人の伝記は、分かりやすいし自分と重なる部分も多いから読んで楽しい。

 

勝子が数学と物理が得意ということで親近感が湧いたんだけど、彼女の家が親戚が有った白金三光町だと分かって益々身近に感じ、その後疎開したのがまさに今私が住んでる場所から歩いて行けるところでびっくり。

でも、諏訪の人は「おくんなして」とは言いませんよ・・・どこの言葉??

 

1行空いた後、ものすごく時間が過ぎてるところがいくつも有るけれど、そこはもうちょっと分かり易くしてほしかった。

続きつもりで読んでいるのに、全然違うんだもん。。

 

 

 

 

2025.7.30

新潮社

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「あの夏のキミを探して」 汐見夏衞

2025年08月10日 | 読書日記

ひいおばあさんが登場したところで状況が分かってしまったけれど、物語の展開は思ってたのとは違っていた。

斜め向かいに住む幼馴染みの先輩に親しげに呼びかけただけで孤立するという設定には納得できなかったけれど、読者層を考えてあまり刺激的な原因にはしたくいなかったのかな?
戦争がテーマだから、多少は良いような気もするけれど・・。

「出せない手紙」をいつか陽和が読む時があると良いな。。。

 

 

 

 

2025.7.20

スターツ出版

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「EXIT」 相場英雄

2025年08月08日 | 読書日記

理系の私には物理法則は理解できても、経済や金融の仕組みは理解できないみたい。
AだからBになって、その結果がCで・・・と当然のように書いてある内容について行けず、どうしてそういう展開になっていくのか最後まで分からないまま読んでいたので、終盤の緊張の場面になってもイマイチ入り込めなかった。

また古賀と池内の話がぶつ切れになって交互に語られる構成のため非常に読みにくい。
特に第二章は池内が説明を受ける話がメーンになっているけれど、ただでさえ分かりにくい内容が細切れになってるためさっぱり理解できない。

そんなわけで面白かったのか詰まらなかったのかも良くわからない。

 

 

 

2021.1.25

日経BP

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「玉響」 辻堂魁

2025年08月07日 | 読書日記

首切り職人(?)別所龍玄の物語の連作短編集。

やたらと長い肩書や、細かい描写を一生懸命理解しようと頑張ったのに、ほとんどストーリとは無関係。
おまけに何がどうなってるのか良く分からいところが多くて、気づいたら物語が進んでいたりする。
読みにくいだけでストーリもイマイチで私には合わなかった。

龍玄の娘の杏子の登場するところだけほっこり。

 

 

 

 

 

 

20025.7.20

光文社

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「天才望遠鏡」 額賀澪

2025年08月06日 | 読書日記

天才と呼ばれる人に関係する短編集?
「カケルの蹄音」は馬が天才??
どちらかというと友情物語と言った内容が多かった。

額賀澪と言うより恩田陸を読んでいるような気持になった。
これはこれで結構面白かったけれど、どれも長編作品にした方が額賀澪の良さが出るんじゃないかな・・・。

 

 

 

 

 

2025.7.10

文藝春秋

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「アフターブルー」 朝宮夕

2025年08月05日 | 読書日記

破損している遺体を修復する納棺師と呼ばれる人達の物語。

母が亡くなったときのことを思い出しながら読んだ。

それぞれ有明、朝未き、入相、宵、東雲と時刻を表す名前が付いてた同じ職場で働く5人の納棺師達が順に主人公になって物語が進んでいく。
舞台が納棺師という職業だとわかったとき読み進めるのが嫌になりそうになったけれど、彼らは特殊技術を持つプロの職人集団だと理解してからは拘りは無くなった。
そういう職業に就くだけにみんな複雑な事情を抱えているけれど、仲間たちと一緒に仕事を進めて行くうちにそれぞれ成長していくという話。

たまに誰のセリフか分からなくなるところが有るけれど、最後まで楽しめた。

 

 

 

 

 

 

2025.7.14

講談社

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「軽自動車を作った男」 永井隆

2025年08月03日 | 読書日記

鈴木修の半生の物語。

年代が行ったり来たりするし、同じエピソードが何度も出てきたりで、まとまりがない感じ。
あちこちに発表したものをまとめたのかな?

本書に何度も登場する本田宗一郎などエンジニアの物語と違って私にはあまり楽しめなかった。

 

 

 

 

2025.7.15

プレジデント社

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「希望荘」 宮部みゆき

2025年08月02日 | 読書日記

宮部みゆきではお馴染みの杉村三郎が、私立探偵を始めてからの連作短編集(うち一作は始めるまでの前日譚)。

流石宮部みゆき、文章も読み易いし構成も申し分ない。

私立探偵が主人公の小説だけど、ハードボイルドでカッコ良く活躍したり、鋭い推理をしたりすることはないし、特別な出来事があったりもしない。
杉村三郎が淡々と調査してやがて真実に辿りついていく。
依頼される内容も、意外な結末も大きな出来事ではないなと思っていたら、最後の作品は殺人事件だった。。

 

 

 

 

 

2018.11.10

文春文庫

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「花井おばあさんが解決! ワケあり荘の事件簿」 井上ねこ

2025年07月31日 | 読書日記

素人探偵のコージーミステリ短編集。

地元が舞台でびっくり。
著者のプロフィールを見たら出身地区が同じで、もしかしたら高校の先輩かも。
地名などの固有名詞がそのまま使われているところも有れば、岡谷市→平野市とちょっとひねっているところも有り、その使い分けが良く分からないけれど、ほとんどの場所の見当がついた。

内容は可もなく不可もなく・・・と言ったところ。

 

 

 

 

2021.8.19

宝島社文庫

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「楽園の瑕」 相場英雄

2025年07月31日 | 読書日記

「覇王の轍」の続編で、山梨県警の刑事部長となった警察のキャリア官僚の樫山順子の物語。

「覇王の轍」より綺麗に纏まっていて良かった。
ただ、背景を説明するようなところでは必ず誰かの回想のような形にしているけれど、普通に物語として挿入する形にした方が読み易かった。

優秀だけどちょっと問題も多い部下の浅野美希も今回の事件で成長したようで、続編でも脇役くらいで登場して欲しい。

 

 

 

 

 

 

2025.6.30

小学館

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「この世は生きる価値がある」 長谷川まりる

2025年07月29日 | 読書日記

設定が良く分からないままに物語が進んでいくので、取り残されたような感じになる。
読みながら徐々に思い描いていた通りの設定だったことが最後に明らかになるけれど、もっと早い段階で種明かしが有った方が読み易かったかな。。

想定通りの展開と結末だったけれど、翌日の状況も書いて欲しかった。

伏線を綺麗に回収したプロローグは上手い!!

 

 

 

 

 

2025.6

ポプラ社

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「奇妙な家についての注意喚起」 夢見里龍

2025年07月29日 | 読書日記

全く怖くないホラー。
ホラーが苦手な人でも大丈夫。


凝った構成や色んな仕掛けが有って「ほら怖いんだぞ!」という空気を作っていながら怖さが無いという一種のパロディのような感じを狙ったのかと思ったけれど、そうでもないらしい。
とにかくリアリティが無さ過ぎ。

 

 

 

 

 

 

2025.7.2

KADOKAWA

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