あまり先のことは考えないと言えば無計画とお叱りを受けるかもしれませんが、80歳代のツモ爺にとっては、体が刻々変化していくためつい、この先どうなるだろうと、いらぬ心配がどうしても先立ちます、これ以上能力が下がったら・・・などと考えてしまうのです。
しかし、高齢まで元気で過ごした方々は異口同音に先のことは心配しない、日々の生活や仕事はしっかりやる、と言っておられます、むしろ、還暦とか喜寿あるいは傘寿などと言って自分はもう引退の時期だ、と自分自身でブレーキをかけてしまう弊害を説いています。
老害と言われないよう公的仕事には何時までもしがみついてはいけません、 そして、若い方々はしっかり理想を掲げ計画を立て実行することは大切です、第一線で活躍する方々は先のことを考えることは大切ですが、私のような高齢者が先のことを考えるということは百害あって一利がありません、ということがやっと分かったのです。