ツモ爺のひとり言~アートフラワー~

人生を少し長く生きた一人としての”私のひとり言”を聞いてください。

親と暮らせない子ども

2012年02月11日 14時31分40秒 | ツモ爺のひとり言
昨日、NHKテレビで”かんさい熱視線”という番組で「親と暮らせない子ども泣き声が届かない」のテーマーで放送がありました、何らかの事情で子育てが出来なくなりそういった子供を公の機関が替わって子育てをする乳児院の実情を知らせていました。

 予算の関係もあるのでしょう一人の保母さんにまつわりつく2~3歳児が7~8人「だっこして」とせがむ姿に涙が出そうでした、いちばん母親が恋しい時期にそういった施設で育てられる子供の姿にせつない気持ちで見ていました。

 こんな話があります、13世紀の頃シチリアのフリードリヒ二世という王が人間はすべて言葉を持って生まれてくるはずだから、生まれたばかりの赤子を集めて養育係りに一言も話しかけてはならないと厳命しました。

 言葉を掛けられなかった赤ん坊たちは自ら言葉を発することが出来なかったばかりでなく、やがて衰弱していき、ついにはみんな死んでしまったという逸話が残っています。

 人は食物や栄養だけでは育たないのです、そこに愛情がなければ育たないのです。

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1 コメント

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Unknown (孫2)
2012-02-11 19:01:23
自分が幸せであることに感謝を覚えますね・・・いろんな理由で親と暮らせない子供は、どう思っているのだろうと気になります。 親の理由で捨てられたとは、思わないでほしいです

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