人と会って話をする

　人と会って話をする、と言えば「なーんだ」と思われるかもしれません、しかし、ツモ爺ぐらいの高齢になると周囲は家族が中心となり、会話もあまり考えなくて済むのです、だからあまり頭を働かせるとか、他人の感情を推し量ることなどありません。

　しかし、会合などに出ると他人ばかり、親しい人もおれば、まったく見知らぬ人と出合ったりすると話の進め方も考えるようになる、つまり脳の中では目まぐるしい回転をしているわけです。これが自分の脳を鍛え、言葉を選ぶ能力が発達すると思っています。

　年寄りだからといって自分を甘やかし、自分で考えることを放棄するのは一見楽なように思えますが実際は自分をダメにしているのと同じことだと思うのですが。