ゆっくりと山登り

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屋久島 2014年4月 その6 下山、安房へ

2014-05-09 22:19:47 | その他の山

4月28日

この日の朝は、紀元杉発のバスに合わせてゆっくり出ればよいということで余裕がありました。

それでも5時半には目が覚めてしまうのはやはり歳のせいか。

前の晩からかなりの雨が降った模様。

・・・と、隣のテントから緊急事態を知らせる声が。

SKさんが寝ていたテント中が水浸しになっていた。

そこが、テント場の中でも一番低い位置になっていたようだ。

 

 

何はともあれ食事と撤収にかかる。

早朝出かけたパーティーも多く、小屋はだいぶすいてきていました。

それにつけても写真に写るくらいの雨です。

 

 

びっしょりと濡れたテントを丸めてザックに詰め込み出発。

 

 

雨ですが、この日の行程はそれほど長くはありません。

濡れた道を慎重に進んでいきます。

 

 

小さなアップダウンを繰り返したのち、淀川口に出ました。

 

 

あとは舗装道路を紀元杉に向かって淡々と進むだけ。

 

(水滴にみんなの姿を入れようとしたが外してしまった写真)

 

中間地点の川上杉

 

 

 

そして紀元杉の前へ

ここまで来ると環境客を乗せたツアーバスも頻繁に登ってきます。

 

紀元杉の周りもぐるりと木道がしつらえてありました。

威風堂々たる巨木です。

 

近くにあった紀元命水

一口飲んだので長生きできるでしょうか・・・

 

そうこうしている間にバスが現れました。

びしょ濡れの私たちですが、そこはさすが屋久島のバスは心得たもの

全席ビニールシート掛け。

始めはバスも空いてましたが、GWに入ったこともあって途中で乗客を加えて行き

ヤクスギランドのあたりでは満席になっていました。

 

我々はとにかく温泉に入りたい!との一心でしたので、途中でバスを乗り換えて

尾野間の温泉に向かいます。

ちなみに「尾野間」は「おのあいだ」と読みます。

 

その乗り換えたバス中にて

 

バスがゆれていたのでブレてますが、

「焼酎川」!

後で調べましたら、確かにそのような名前の小さな川があり

昔ここいらで密造酒が作られていたのでは?とのこと。

 

しばらくバスに揺られ」ようやく尾野間温泉の共同浴場へ。

200円と格安(ただし石鹸・シャンプーは別売り)。

地元の方が良く利用されるようで、こじんまりとした中にも

親しみを感じる雰囲気です。

 

ちょっと熱めのお湯につかると雨に冷えた体もすっかりと生きかえりました。

但し、熱い風呂の苦手なSRさんは、お湯につかって0.5秒で出てしまったらしい(女性陣談)。

 

せっかく温まった体ですが、雨はいよいよ激しくなるばかり、

とりあえず温泉の管理人さんに聞いて近くで食事のできるところを教えてもらいました。

「トーン」というお店がメニューが豊富で良いとのことでしたので、

そこまで多少距離はありますが歩いていきました。

 

トーンというお店、外見はファミレスみたいですが

夜は居酒屋メニューもやっているらしい。

さっそく

 

このビールは本当にうまかった。

そしてランチ

 

お店の正式名?は「モッチョム・ビュー トーン」だそうで、

晴れていればここからモッチョム岳が良く見えるそうだけど

もちろん今日は何も見えません。

 

さてこの日は本来、海辺のキャンプ場でテント泊の予定だったのですが、

せっかく温泉で暖まって、この大雨の中で濡れたテントに寝る気はしない。

明日の予定も考え、安房あたりで素泊まり民宿を探してみようということで

観光協会に電話し宿を確保。

ついでに7人乗りタクシーを手配してここから宿まで送ってもらうことになった。

 

・・・で着いたのが、安房の民宿「里町」

ここがまた良い宿でした。

親切なおかみさんがニコニコと迎えてくださいましたが、宿の二階が貸切状態。

なんでもこの雨で、泊まる予定だった人がキャンセルになったらしい。

4LDK (和室2、洋室2+LDK) に7人

二つの洋室にはベッドが二つずつで、女性用となりました。

 

キッチンに備品もそろっていて、自炊には好適。

さっそく買い出しに出たのですが、暴風雨に難儀しました。

何はともあれ、登頂を祝って今夜は宴会。

 

メニューは豚の鍋

 

 

 

奥に怪しい半裸のおじさんがいますが、大雨の買い出しでびしょ濡れになったためです。

 

ブログにアップするのがためらわれるような怪しい写真はまだまだありますが

節度をもってこのくらいで・・・

 

翌日は天気回復の見込み。

モッチョム岳を目指します。

 

続く

 

 



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