4月29日
爽やかに夜が明けました。
昨日の大荒れの天気がうそのように穏やかな朝です。
今日は一日フリータイム
ここで再び二組に分かれる。
1.屋久島観光でおいしいものを食べて回るチーム WKさん、Fさん、SRさん、WHさん
2.モッチョム岳を目指すチーム Bさん、SKさん、そして私
七人乗りのレンタカーを手配し、まずモッチョム岳登山口の千尋の滝まで一緒に行き
我々はそのままモッチョム岳へ、四人は車であちこち回った後、ここでピックアップしてもらう手筈。
さすがにダイナミックな風景。
花崗岩のスラブに囲まれ、昨日の雨のせいもあってか、轟々と水が落ちていくのが見える。
滝だけ写すとなんだか規模がわかりませんね。
でも落差60mだそうです。
ちょっと遊んでみました。
ますます滝が矮小になる~
こういう時にノリのいいWHさん
焼酎をがぶ飲みです。
ということで登山口まで見送ってもらい出発。
最初に小さな沢を渡って、いきなり急登が始まる。
今日は日帰りで荷物も軽いこともあって、ぐいぐいと高度を稼ぎ、
最初の一時間弱で400m強を登る。
このころは、思ったよりも早く登れるかも知れない。
迎えの時間をもっと早くしておけばよかったかな・・・なんて思ってました。
苔の上に落ちた小さな白い花の風情に気を配る余裕もたっぷり。
やがて美しい小さな沢が現れました。
屋久島はどこへ行っても清流が見られます。
さらに登って万代杉
さてこの辺りから木の根が張り出した岩場のアップダウンを繰り返します。
難しいところはないのですが、常に全身使って前進する感じ。
次のポイントはモッチョム太郎。これも大木の名前です。
どうもシャクナゲの生えている道は厄介ですね。
濡れた根が密に広がっていて滑るので気が抜けません。
思ったより手ごわいかもと思っている間に、ピークに来ました。
地図に神山展望台とあるところ。本日の最高点です。
モッチョム岳はここより下にあります。
昨日訪れた尾野間の集落が見えます。
尾根の先には目指すモッチョム岳。
さてここからがますます歩きにくいルート
木の根やロープにすがるようにしてギャップを超えていきます。
ここまで順調に私の後ろを歩いてきたSKさんの足取りが悲鳴とともに突然止まり進まなくなった。
振り返って何事かと聞くと
「みみず・・・、おっきなみみずがいる~」
国内外の山を歩き回ってきた強者のSKさんの弱点が
ミミズだったとは・・・それも大したおおきさではなかったですよ。
山頂直下に人が見えます。もうすぐだ。
ここでも巨大なスラブが見られる
笹薮をくぐりつつ登るBさん
いよいよ最後の岩場に到着
ロープを伝って登るSKさん。
登頂!
山頂に立つBさん
そしてSKさん
ここからの海の眺めは絶景です。
山のほうは今日も雲がかかっています。
手前のピークが先ほどの展望台。
頂上には外国の方二人組、あとから登ってきた日本人二人組。
総じて静かな山です。
展望を楽しんだ後、頂上の岩場から降りて、
畳二畳ほどのテラスで昼食。
崖ラーメンです。
あとは元の道を戻るだけでしたが、当初の楽勝ムードが消え
けっこう時間がかかってしまいました。
帰りの万代杉のあたりで、迎えに来ていた観光チームのWKさんから電話が入り、
まだしばらく時間がかかりそうだというと
その間トローキの滝を見に行ったということでした。
何はともあれ合流。
いよいよ屋久島最後の夜、
永田に向かいました。
続く
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