2012年11月22日
松江の街をぶらついて、日も傾いたころ
宍道湖の夕陽を見に行きました。
宍道湖の岸沿いに続く道、
散歩、ジョギング、それぞれに秋の夕暮れ時を楽しむ姿
コンクリートで固められた護岸は味気ないものの
東京の〇〇川の岸が、ゴミだらけなのに比べればとてもきれい。
湖に沿って続くビル群にも夕陽があたってほのかに色づいてきました。
水鳥の種類も数も多く、生態系の豊かさを感じます。
水辺に沿って県立の美術館前まで南に歩いてゆきました。
このあたりが夕陽を見る格好のスポットとなっているようです。
水辺にはその時を待つ人たちが次第に集まってきました。
二人ならんで静かに西の方向を見つめているカップル
三脚を立てて、カメラの設定に気を使っているアマチュアカメラマンたち
小さな子供さんを連れた家族
・・・
ここから見る夕陽、ちょうどいい具合に島があってアクセントになっています。
湖には夕陽を眺めるための遊覧船も出ていました。
じわじわと沈んでいく夕日に繰り返しシャッターを押していました。
たそがれ時、夕焼けの余韻を味わいながら帰路につく人々
まだ5時台ですが、あとはもう飲んで食べるしかありません。
出雲はお酒の発祥の地でもあるそう。
地元のお酒をいくつかあじわう。
こちらは辛口を冷で
そして熱燗
とっぷりと暮れた川岸の道、ホテルへと歩いて帰りました。
・・・
翌朝、三連休の初日、せっかく来た島根の地、
出雲大社にお参りしてから帰ろう。
松江の駅から松江しんじ湖温泉の一畑鉄道の駅へ
この日は雨の予報でしたが、午前中は何とか持ちこたえそうです。
宍道湖河口に出ると
おびただしい数の小さな船が湖へ
何やら沖を見つめる鷺
しじみをとっているようです。
湖の岸辺には小泉八雲の碑
耳なし芳一の像
苦悩の表情が銅像にも刻み込まれています。
ということで出雲大社へ
ずいぶん前の事です。
でも出雲には多くの神々が集まり今流行りのパワースポットなどもあるのでしょうか?
お仕事でいらっしゃてるとはいえ、見て、食べて、嗜んで、いいですねえ。
耳なし芳一の像を見ていると物悲しい琵琶の音色が聞こえてきそうです。
いいですね~。
耳なし芳一の話はずいぶん小さいころに読んだので、あとあと怖くて眠れなかったことを思いだしました。
まさに熱燗におでんなんて魅力的な季節ですね。