さて笹子雁ヶ腹摺山からの続き
お坊山まで縦走して甲斐大和に下るコース。
笹子雁ヶ腹摺山のてっぺんでカップめんを食べて写真を撮る。
雲が次々と流れてきて富士山も見え隠れ
なんだか空が暗くなってきた気がして
山頂を後にします。
北側の斜面をがーっと下ると再びガスに囲まれました。
先ほどまで生暖かい空気だったのが、急に冷気も漂ってきて手が冷たい。
と、みぞれのようなものがパラパラと降ってきて風も強まってきました。
局所的な寒冷前線が通ったような。
おのずと歩く速度も速くなります。
米沢山まで、所々両側に切り立った分水嶺の稜線、
細かいアップダウンが続きます。
しばし進むと再び穏やかな雰囲気に
気が付くと米沢山についていました。
落葉樹の隙間からわずかな展望
ここでちょっと一服したのち、先に進む。
落ち葉の降り積もる静かな山道
トクモリのピークを過ぎるとお坊山が朧げに浮かび上がってきました。
木の隙間からは甲武信岳をはじめとする奥秩父主稜の山々
山頂につきました。
ここが本日の最高点
木々に囲まれて、必ずしも眺めは良くないのですが
それでも南アルプスや奥秩父の山々は望めます。
金峰山
左から赤石岳、悪沢岳、塩見岳(雲がかかっていますが)を挟んで白根三山
腰を下ろして、再びお湯を沸かし紅茶を入れる。
未だ時刻は早いので、いっそ滝子山まで行ってみるかとも思いましたが
膝の具合も心配なので大鹿峠から下ることにする。
まだ若葉もわずか、明るく日が差し込む道を落ち葉を踏みしめながら下っていきます。
峠から振り返るとお坊山の姿
大菩薩連嶺南部、黒岳あたりでしょうか、
こちらは相変わらずガスをかぶったり顔を出したり
あとは鉄塔のわきから尾根沿いに下っていくだけ
ざざっと進むと神社の前に出ました。
今日も良い山歩きができたことに感謝
集落を抜けて景徳院へ
山門を囲む桜はまだつぼみ
お楽しみはこれからですね。
まだここは梅の季節です
あとは舗装道路をてくてくと甲斐大和の駅へ
春うららの、のんびりした景色
駅前の桜は見事でした
駅の近くのコンビニで最後のシメを購入し
高尾行の普通列車に乗り込みました。
今回は桜ちりばめたラガーです。
ぐいっと喉に流し込んでほろ酔い気分。
電車に揺られるうちにうとうとと・・・
おしまい
幻想的な雰囲気、静かな山の様子が伝わってきます。
この辺りの山は まだ未経験なんです。
行ってみたいですね。
レンギョウがとっても綺麗。
山の桜は まだ見れそうですね~^^
歩き終わったあとの1杯は 最高ですね!
甲斐大和まで行かれたんですね。
すごいですね~!
笹子雁ヶ腹摺山までは登っても、その先はどんなになっているのか知らなかったので興味がありました。
ブログを見させていただいて、分かったような気がします。
ずいぶんな距離だったでしょうね。
本当にいつもながら健脚ですね。
笹子雁ヶ腹摺山ですが、矢立の杉のコースと今回のコース両方登りました。
今回のコースの方が時間がかかりました。
知らない登山道、見させていただいてありがとうございます。
切り立った登山道、見ていて怖いようでした。
あんな道もあるんですね。