ゆっくりと山登り

登山、写真、その他日々のことなど

大菩薩 2014年8月13~14日

2014-10-09 23:05:37 | 奥多摩・奥秩父・その周辺

すっかりご無沙汰、失礼しております。

ブログ界からしばらく離れており、6月の谷川岳から更新も止まっておりました。

山登りも7月はゼロ回、ここ数年なかったような・・・

ご心配をおかけしましたが、私はいたって元気であります。

8月のお盆休みにようやく出かけたのが大菩薩ですが、写真も撮ったまま放置してました。

いまさらですが記録にしておきます。

 

ずっと山に行っていなかったのですが、衝動買いしてしまったのがこちら。

Finetrack zeltⅡlong (近所の公園にて)

 

ウルトラライト系の人に人気らしい。

実際、本体で340g、今まで使っていたモンベルのより軽くて小さくたためる。

うたい文句の通気性は確かに優れていて、結露が気にならないのが良い。

大雨の時はどうなんだろうか・・・

ただ、モンベルのについている、大きなベンチレーターは、使い勝手が良かった。

ファイントラックはメッシュがついているのが良いけど、

中でバーナーを使うときには(推奨される使い方ではありません)

ファスナーをあけとかないと換気が不安。

 

2014年8月13日

とりあえずこいつをもって、大菩薩へ

甲斐大和からバスに乗って、上日川で下車。

福ちゃん荘まで歩いて、ツエルトを設営。

 

 

 

この日は唐松尾根から雷岩、大菩薩峠をぐるりと回って福ちゃん荘に戻る。

大菩薩らしい、開けた尾根道が気持ち良い。

残念ながら雲が多く富士山は見えなかった。

 

 

 

 

 

さすがにお盆休みとあって

大菩薩峠では人が多かった。

曇り気味だけど明日がの暑さに思わずアイスクリームを買って食べていると

雷岩から続いて降りてきた人が次々続いて買っていく。

いい広告塔になったようだ。

 

 

テント場に戻って、福ちゃん荘にてビールを調達

おばさんがきゅうりの塩漬けをおまけしてくれた。

 

食事は早ゆでパスタのペンネ

 

 

夕方、雨が降ったけれど、新品のツエルトに入念に撥水剤をスプレーしてあるので

ばっちりはじいてくれた。

ツエルトとはいえ小柄な私が一人一夜を過ごすには十分なスペース。

 

 8月14日

今日は大菩薩峠に戻ってから、南に縦走し大蔵高丸まで

ツエルトをたたんで、出発。

天気予報は下り坂だけれど、大菩薩峠に着くまでは晴れていた。

 

介山荘に泊まった人が、大菩薩嶺に向けて登っていくのを見送り、石丸峠へ向かう。

この山にとってはお盆はオフシーズンなのか、大菩薩峠から湯ノ沢峠まで全く人に会うことはなかった。

私も大菩薩は何度も登ったけど、ほとんど秋から冬で、こんな真夏に来たのは初めて。

 

富士山は雲をかぶっていてかろうじて姿がちらりと見える程度。

 

石丸峠のあたり、雲間からさす朝日と朝もやで良い雰囲気。

 

 

 

 

 

樹林と笹原・草原が交互に現れる快適な縦走路が続くが、次第に雲がかかってきた。

 

 

森の中の苔も良い。

 

黒岳に向かうあたりは草が伸びきって、下半身がびしょびしょになる。

途中で下半身だけ雨具をつけた。

 

 

 

 

湯ノ沢峠が近づくとお花が増えてくる。

 

黒岳から湯ノ沢峠に下る道、植生保護のためであろう、

数年前とはルートが変わって笹の中の刈り払いの中を下る。

笹の根が滑りやすくちっといやらしい。

湯ノ沢峠の避難小屋に荷物を置いて大蔵高丸へ。

 

 

ここのあたりのお花畑、ピークはずれていたけど、

シモツケソウやハクサンフウロのピンク色がきれいだった。

 

 

 

湯ノ沢峠からは沢沿いに下って林道に出たところで雨が強くなった。

雨具をつけて天目山温泉まで舗装路を歩いていく。

 

びっしょり濡れた雨具と汗の染みた服を脱いで温泉につかる。

そして最後はビール

 

あとはバスにゆられて甲斐大和へ

久しぶりの山行、静かにしんみりと味わいました。