扇平からは森の中、岩がゴロゴロとした急な登り。
しばらく展望のない中を黙々と登ると
開けた岩の上に出ます。
鎖に取り付いて登った岩の上から、再び南方の展望が開けました。
甲府盆地の東に広がる、塩山・勝沼の町。
その先に御坂の山並みをはさんで富士山。
さらに進むと頂上の岩塊が現れました。
最後の鎖場を登ると
頂上です。
奥秩父の主脈、甲武信岳を望む。
頂上で展望を楽しんだあと、遅めの昼食。
強い日差しで、じりじりと背中をあぶられながら、
それでも好天の中、頂上に佇む人たちの表情も明るく。
名残りを惜しみつつ、再び扇平へ降りていく。
ここは本当にのびやかな気持のよい草原。
夏も間近を思わせる青い空と白い雲。
帰路は道満尾根を経由して徳和に降りてゆきます。
扇平からの尾根道。
新緑の明るい緑のなか、
所々に咲くミツバツツジの鮮やかなピンク色が目を楽しませてくれました。