ゆっくりと山登り

登山、写真、その他日々のことなど

岩殿山 2009年4月 

2009-05-01 13:01:40 | 奥多摩・奥秩父・その周辺
「稚児落とし」の絶壁と岩殿山




手元にあるエアリアマップの高尾・道志2000年版に
「東京から晴れた休日の朝、ふと思い立って出かけることのできる山」
というのが紹介されています。
そのような山の一つが岩殿山です。

戦国の山城、小山田氏の裏切りでここを封鎖された
武田勝頼が天目山で最期を遂げたという。

連休はじめ、のんびりと一日をすごそうと
中央線に乗って出かけました。


岩殿山の登り口
山頂まで道は整備されていてスニーカーでも登れます。





藤の花を撮ったのですが小さくて良くわからないですね。




ツツジが咲き誇る道をゆっくり登って行きます。





中腹にある「ふれあいの館」
無料で入れます。
中では岩殿城の説明のビデオが流れ、白籏史朗さんの写真が展示されていました。




岩壁が垂直に立ちはだかっています。













強い日差しの中、館の裏のつづら折りの道を登りだす。
背後に大月の町と富士山を見渡しながら。





ここの岩壁は礫岩で出来ています。
かつて海の底であったことをしのばせます。




やがて頂上直下の城門の跡にでます。
まさに自然の要害ですね。





頂上でおにぎりを食べ、お茶を飲んだあと
岩殿山の尾根続きにある
「稚児落とし」まで歩いて行きました。




山頂から一旦峠に降りた後、
森と岩稜が交互に現れる山道を伝って行きます。
何箇所か鎖場があります。



岩殿山を振り返りつつ先へ進む




晴天とまぶしいばかりの新緑





兜岩を越えて一登りすると稚児落としの絶壁が目の前に現れます。
岩の端に立つと結構な高度感。



絶壁の上の平らな岩の上でしばし休憩
コーヒーを入れて、ビスケットを食べて
程よく汗をかいたあとの清々しさを味わう。



大月に向かって再び緑の道をのんびり下り始める。





集落に出て、桂川を越えて駅へ




最後は勿論、駅前でビールで締めました。


小さな山ですが、変化にとんだハイキングが楽しめます。
岩殿山で見た花たちはまた後日アップします。


今日はこれから山に出かけます。
高速道路混みそうですが、頑張ります!