I Didn't Know What Time It Was 時さえ忘れて

蕎麦 or うどん or ラーメン、それにスーパードライとジャズがあれば

今日の「七里庵」

2008-12-17 | 蕎麦 市内
どうしても旨い蕎麦が食べたくなって、分かっている店へ行くことにした。


12時頃に入ろうとしたが、カウンター以外は満席。
ちょうどお客さんが帰るところだったので、片付けてもらってからテーブル席へ着いた。


両側のテーブルから熱々の味噌煮込みそばのいい匂いがしてきてグイッと誘われるが、ここは初志貫徹。
十割そば800円2枚を注文し、後から追加の一枚700円を持ってきてもらうことにした。






お茶がセルフとなっているのに気付き、ツレが取ってきてくれた。
今日も店主一人で営業しているから、これもやむを得ないだろうな




 

さて、そばはいつものように、とてもいい香りとコシで楽しませてくれる。きょうは茨城県水府村のもののようだ
汁も出汁が効いて、本当に美味しい。ときどき甘いと感じる店があるが、私はここの辛めのものが好きだ。

二人で3枚を平らげ、そば湯をもらってモダン・ジャズを聴きながらホッコリする。一番素敵な時間だ






そろそろ年越し蕎麦を考えなきゃならないが、今年はどこで手繰ることにするかな 蕎麦前もいただきたいし

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「R」千種区

2008-12-16 | ラーメン 市内
12月15日夜

無性につけ麺が食べたくなって、つけめん汁なし専門の店へ出かけた。


暖簾を潜ると、すぐ右脇に券売機があるのでつけめん750円を購入。はて特製汁そばというメニューもある。
店内は無垢のカウンターで10席ほど。奥から順に詰めることになっているようだ。BGMはラジオから流れてくるポップス。



厨房では店主夫婦が、分担作業を進めている。つまり店主がうどんを茹でるような大きな釜と格闘して、奥さんがスープを温める。
盛り付けは共同作業だ。丁寧な仕事だが、二人にあまり会話はない。アイコンタクトといったところか。




つけ汁は一度湯で温めた白い丼に生姜などの薬味が入り、熱々のスープが注がれる。動物系と魚介系のバランスがよく、ピリっと辛いのも好みだ。「六厘舎」のものを彷彿させる。もしかすると「R」という店名はこの辺りに起源するのか。それともR指定ってこと

黄色っぽい麺はすり鉢に入っていて、極太でコシもあり歯応えも十分。味噌煮込みうどんに入れたらよさそうなほどの固さだが、これが旨い。普通でも300gはあるだろう。隣の人が中盛り850円を注文していたが、倍くらいありそうで、私にはとても無理だと思う。

具はコンロで炙られた割りには固くて分厚い焼き豚と、小さめのシナチクが数本それに薄いナルトが一枚。




さて、食べ始めたら急にツレの機嫌が悪くなった。それは麺の量が明らかに私のより、少なかったからだ。数人前を一度に茹でて、それぞれの器に目分量で盛っているのだからバラツキはある程度仕方ないが、ちょっと差がありすぎた。もしかしたら女性だと思って少なめにしてくれたのかもしれないが、ツレはご立腹。「食い物の恨みは恐ろしい」なんて言い出す始末


最後に「ご馳走様」を言って立ち上がったが、店主から返答が無かったように思う。挨拶・愛想も大事なことだと思うけど・・・。
またスープ割りがないのも残念。柚子入りの湯でいいから提供してくれないかな。
(この店は写真撮影禁止なので、いつもよりちょっと詳しく説明してみた)





私は味・量ともに満足したので、また来たいと思うが、これにはツレの了解が必要。ということで、帰りがけに向いの「世界の山ちゃん」で手羽先を購入。家に帰ってからビールでゆっくりご機嫌取りをするかな

 



(追記)勝手にご夫婦と勘違いしてしまったが、どうやらそうではなく、しかも女性は外国の方との噂。また、店名は系列店「ら・けいこ」(らはラーメンのら)から付けられたようです。
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酒かん計

2008-12-15 | 酒と肴
先日、東急ハンズに頼んであった「酒かん計」(日本計量器工業)945円が届いた。


さっそくカンペットで燗をして、その温度を測る実験を行った。
実際には本当の酒ではなく水で行ったが、きちんと1合あるいは2合を計量カップで入れ、
それぞれのダイヤルに合わせた結果は下記のようになった。



 内側の目盛(1合用) 酒1合   外側の目盛(450cc用) 酒2合
 【ぬるい】        54℃                   38℃
 【中】           58℃                   47℃
 【あつい】         ×    【ぬるい】          53℃
                     【中】             59℃
                     【あつい】           ×


(1合・2合ともに【あつい】に合わせた場合、60℃以上となることが予想されるので中止×)


   

結果50℃の適温となったのは、2合の量に対し内側の目盛(1合用)で【中】と外側の目盛(2合用)【ぬるい】の間だった
また、2合の酒でも一気に1合をコップへ移してしまうと、残りの酒がカンペットの余熱で温度が上がってしまうことも判明。
従って、ゆっくりと猪口で嗜めるのが保温にもなり、よさそうだ




さて今宵の肴は

 柚子だいこん

 ぎんなん

MY【のみごろ】にダイヤルを合わせて「越乃景虎」に燗をつけてみたが、やはり旨い。
しかしこれからは2合づつ飲まなきゃならないのは、どうしたものだろう



そうなるといよいよ「錫製チロリ」で湯煎するしかないか あぁ面倒くせぇ




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メイエキの夜

2008-12-14 | 小料理・居酒屋
12月13日(土)

「炭焼DININGBAR 庵GURA(あぐら) 名駅店」中村区



友人と名古屋駅で待ち合わせて、イルミネーションを見ながら移動。
予約の時間(18:30)より10分ほど前に到着したが、なかなかお洒落な店で、私たちのテーブル以外はすでに満席になっている。

ビールを注文して庵GURAコース【全9品】飲み放題付4000円の始まり

 前菜盛り合わせ
 鮮魚のカルパッチョ~MIXリーフのサラダ仕立て~
 自家製天然にがり豆富
 海老とスモークサーモンのタルタルと香味野菜のサラダピッツァ
 真鯛の炙り焼き~フレッシュトマトのコンフィ添え~
 豚カルビのスパイス揚げ~ラタトゥイユ添え~
 合鴨の炙りロースト~濃厚和風ソース
 ベーコンとブロッコリーのぺペロンチーノ

デザートはミニチーズケーキだったが、写真撮り忘れ 


味はまずまずだが、3人前の料理にしては全体的にボリューム感に欠ける。それに料理を出すタイミングが早くて、急かされているようだ。その割りにビールのお代わりがなかなか出てこない。飲み放題とはこんなものだろうか。
1.5時間ほど経ったところで、追加で漬物を注文しようとしたら、店員が店長らしき人を呼びに行った。約束の2時間にはまだ30分もあるからと、店長に言うと露骨にイヤな顔をされた。その後すぐにラストオーダーとされたので、ビール2杯を注文。ゆっくり味わうこともなく時間と同時に追い出された。
最初の好印象はどこへやら、もう2度と行かない







「和志 かぶと屋 (わごごろ かぶとや) 」中村区

 

ちょっと飲み足りないので、もう一軒行こうということになり、店を探してフラフラと歩いているとレトロな雰囲気の店が突然出現。入れるかと尋ねてみたところ、綺麗な店員さんから「大丈夫で~す」と返答あり。こちらも週末ということもあって大変混んでいる。オープン・キッチンを眺められるカウンター席はカップルで占められていて、私たちはテーブル席へ。


串揚げ・味噌おでんのほか刺身もあったが、軽く漬物などを注文。突き出しは蟹みそ豆腐。

 

ビールもすぐに出てくるし、何といっても店員の愛想がいい。最初からここへ来ればよかった
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古くて新しいジャズ

2008-12-13 | 音楽・CD
「ジプシー・ラメント」ケン・ペプロフスキー

少し前に買ったCD。前作「メモリーズ・オブ・ユー」で始めて知ったテナー・サックスとクラリネットのバイ・プレイヤーの新作は、いわゆるスタンダード集ではなく、マニューシュ・ジャズ(ジプシー・ジャズ)。ピアノトリオをバックにしたものばかり聴きなれているので、ギター2本の伴奏はとてもお洒落で新鮮に感じる。いぶし銀のギタリストはジョン・ピザレリ(g)の父親バッキー。『トプシー』や『ソリチュード』も聴ける。



 「ムーヴ」ビレリ・ラグレーン

随分前にショップで、CDの帯にジプシー・プロジェクトの文字を見つけて購入したもの。ジプシー・ギターといえばジャンゴ・ラインハルトが有名だが、その再来と評されるギタリストである。サックスも入っているが、やはりここでの聴き所は彼の超絶技巧のアドリブとリズム・ギターのスウィンギーな伴奏。

     ジプシー女の情熱的な舞を想像させる。    




映画でもジプシー・ジャズに触れることができる 公約数は、ギターと恋


 「ショコラ」

ジョニー・デップがドブロ・ギターで弾いたのはジャンゴ・ラインハルトの『マイナー・スイング』だったような。流浪の民ジプシーの悲哀のエピソードともに可愛いジュリエット・ビノシュの名演も忘れられない。



音楽を堪能したくなったら次の2作

 「 ギター弾きの恋」

ギターを弾かせたら天才的だが、行動は滅茶苦茶なエメットの純愛物語。ウディ・アレン監督の狙い通りショーン・ペン演じる自堕落な男に魅力を感じてしまうのは、そこに音楽があったからだろう。陰でギターを引いているのは先の「ジプシー・ラメント」のもう一人のギタリスト、ハワード・アルデン。心にじんわり染みる傑作。



 「僕のスウィング」

少年マックスの少女スウィングへの淡い恋とギターへの情熱が描かれており、やはり音楽を巧みに扱った映画。ここでもロマ(=ジプシー)の悲しい歴史が語られる。ちょっと感動的。ギタリスト、チャボロ・シュミットが主演しており、「マヌーシュ・スウィング」の世界を満喫できる。


Django Reinhardt - Minor Swing


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「ファイブ・フォー・ファン」ハイ・ファイブ

2008-12-12 | 音楽・CD
一番最近購入したCD。
名門ブルーノートから発売されたものだが、およそそれらしくないジャケット。しかし内容は真っ当なハード・バップだ
オリジナル曲がほとんどだが、どこかで聴いたことのあるような2管フロントのメロディはジャズファンなら、ついニンマリ。
ともかくイタリアの粋でファンキーなクインテットは一聴の価値あり。今なら6ヵ月限定スペシャル・プライス1980円也。 

お勧め



<メンバー>
ファブリッツィオ・ボッソ(trumpet,flugelhorn)
ダニエル・スカナピエコ(tenor sax)
ルカ・マヌッツァ(piano)
ピエトロ・チャンカリーニ(double bass)
ロレンツォ・ツゥッチ(drum)


<曲目>
1. ファイヴ・フォー・ファン
2. オホス・デ・ロホ
3. コズィ・コメ・セイ
4. パンダグル
5. ハッピー・ストロール
6. エストゥディオ・ミステリオーソ
7. インセプション
8. エヴァンズ・イーヴン
9. ニノズ・フラワーズ
10. ナティ
11. ア・シェイド・オブ・ジェイド (日本盤ボーナス・トラック)
12. リジア (日本盤ボーナス・トラック)



Five For Fun


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「jazz inn LOVELY」東区

2008-12-11 | ライブ
12月10日

「居酒屋ラブリー」からほど近いところにある「jazz inn LOVELY」は名古屋のジャズクラブとしては老舗。
訪問するのはとても久しぶりだ。


今夜はアキコ・グレースpiano trioでへまんと氏の同期の上村信がベースを弾くというのでやってきた。
ドラムの藤井学も別の大学から私たちのバンドに来ていたというから、共に後輩ということになる


アキコ・グレースはロン・カーターと「from New York」というアルバムを2002年に出したときから注目していた美人ピアニスト。
ちょっとググればプロフィールが出てくるからここでは割愛。



曲目はオリジナルに加え、DOXYやMy favorite things 、Caravan 、枯葉などスタンダードも取り混ぜて構成されていた
中でもモーツァルトのレクイエム「ラクリモーサ」はベースとのデュオでじっくりと聴かる名演だった。
卓越したテクニックに裏づけされた演奏は、エヴァンスばりのリリシズムを感じ、時にスリリングでもある。


残念ながら店内は撮影禁止なので、写真はなし。
でも持っていったCDにアキコさんのサインを貰ったので、いいクリスマス・プレゼントになった



ちなみに「jazz inn LOVELY」と「居酒屋ラブリー」は同じオーナー。
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「居酒屋ラブリー」東区

2008-12-11 | 小料理・居酒屋
12月10日

今夜はへまんと氏の誘いでライブに行くことになっていたが、先ずは「居酒屋ラブリー」で軽く一杯。

カウンターを中心とした店内はボーナスを貰った(?)ばかりのサラリーマンでとても混み合っていた



これぞ居酒屋の原風景。

席に付くやいなやキャベツが出てくるので、とりあえず生ビールと串カツを注文する。
一人でコップ酒を楽しんでいる女性の姿もある。なかなかの達人と見た



互いに夫婦連れで会うのは初めてだが、旨い味噌おでんやどて煮それにビールですぐに打ち解けた。



しかしライブの時間が迫ったので、早々に退散。
こんな店でじっくり腰をすえて和気あいあいと飲むのも面白そうだ



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「越乃景虎」

2008-12-10 | 酒と肴
12月9日

日本酒の会sake nagoyaに加盟している店が近くにあったので、寄ってみた。
秋貞商店」といって構えはそれほどでもないが、日本酒の品揃えはまずまずのようだ。


燗に向いた酒をと相談してみたところ、「久保田百寿」「八海山」と共に勧められたのが、これ「越乃景虎・純米酒」2520円。
新潟県栃尾市は諸橋酒造株式会社のもので、上杉謙信の初名であることに加え、
漫画「あぶさん」にも出てきたような記憶があったので購入を即断




「月不見の池」と冷やで飲み比べてみたところ、どちらも新潟県産らしく辛口ながらアッサリとしてとても飲みやすい。
どちらかといえば、「月」は口の中で芳香が広がりフルーティーで女性のイメージ。
一方「景」はさらに辛口で舌を刺激して男性的かな。


ぬる燗をしてみると、「景」の刺激はなくなり好みのものに変身した。今夜のアテにはこちらが合うようだ



酒の肴

 高菜の漬物に辛味大根オロシ載せ

 鉄皮


(TOKYU HANDSで酒用の温度計を注文してきた)
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「若旦那 21」瑞穂区

2008-12-09 | うどん 市内
今日は久しぶりに煮込みうどんを食べようと、ネットを検索していたら、ちょっと気になる店を発見。
何でも店主が「若鮭屋」で修行したというカレーうどんの店だが、冬季のみ煮込みうどんを出しているようだ。


瑞穂区役所からほど近い場所にあるが、大通から一本中に入った住宅地の一角にあり、ちょっと分かりづらいかも。
駐車場も6台分あるが、店舗の前ではなく通りの反対側なので注意を要する



11:30頃に入ったが既に何人かの先客がいる。カウンターとテーブルを併せて24席。ただしテーブル席に4人掛けはちょっときつい。



目的通り煮込みうどん850円を注文したが、ほとんどの人は看板メニューのカレーうどんを頼んでいる。
冷たいうどんに熱いカレーをかけた冷やしカレーや煮玉子のトッピングも人気のようだ。



紙のエプロンをかけて待っていると、深めの土鍋にグツグツと煮立った煮込みうどんの登場 



早速スープを飲んでみるが、出汁も効いてとても旨い。
麺は中太程度で、固いというほどではないが、かなりコシがあって好みだ。ツレも大絶賛
過去に食べてきた本店・総本家の二大勢力や「ことま家」あるいは「角△」にも負けていないどころか、優っているかも



途中でどて煮450円の貼紙に気付きご飯と一緒に追加。甘さ控えめのこってりしたヤツをふっくらご飯に載せていただく。

 これもとてもウミャー

他のメニューも食べてみたくなったので、当然また来ることになるだろう。
小奇麗な店内、愛想のある対応、それに完全禁煙なのもうれしい  いい店発見



帰る頃には次々と人が入ってきて、ほぼ満席。外にガーデンチェアが出してあった理由がようやく分かった
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