I Didn't Know What Time It Was 時さえ忘れて

蕎麦 or うどん or ラーメン、それにスーパードライとジャズがあれば

「日高見」株式会社平孝酒造

2011-01-30 | 酒と肴
「富屋酒店」で燗に向く辛口の酒はと尋ねたところ、女将さんが進めてくれた宮城県産の超辛口純米酒2625円。



食用として有名な「ひとめぼれ」を原料米に使って、60%まで磨き上げたものとか。
ちなみにアルコール度15-16%、日本酒度+11、酸度1.7。





香りも色も少々。常温のまま飲んでみると、超辛口という割りには、純米らしい旨さが先行するようだ。
燗をつけてみたところ、独特な匂いを感じるものの、飲んでみれば辛口テイストがすばらしく、
フ~と一息吐き出せば、旨さが倍増。五臓六腑に染み渡るとはこのことだろう。



肴はブリ大根。味が滲み込んだ大根は燗酒によく合う!





2000円以下で買える「群馬泉」という山廃本醸造も熱燗で飲むと相当旨いらしい。懐が寂しくなったら試してみるかな。
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「櫛羅(くじら)」千代酒造株式会社

2011-01-29 | 酒と肴
勧め上手な女将さんの一押しは、どうやら「富屋」さんのオリジナルらしい純米無濾過生原酒・袋吊り斗瓶取り3150円。
オリジナルといっても奈良盆地の南西に位置する御所市にあるとても小さな酒蔵に、いくつかの拘りを伝え、商品化したものだ。



  1.税別3000円以下での販売
  2.袋吊り斗瓶取りで搾ること
  3.精米60%の純米酒
  4.精米奈良県櫛羅産の米(山田錦)・水・人で造ること
  5.生生の状態で、できるだけ酸味(さんあじ)のしっかりした酒質にし、熟成を図ること
  6.情熱を注ぎすぎるぐらい注いでもらうこと

結果できあがったのは、にごり酒が24本および澄酒150本。ちなみに酒度+5.5、酸1.6、アミノ酸1.0、酵母は熊本9号とか。


 色は少々、香りもほんのりとしたもの。

しかし飲んでみれば、これが旨い!アルコール分が高い所為もあるかもしれないが、けっこう辛口で、キク~といった印象。
拘りほどの酸味はあまり感じないが、雑味のないフレッシュな味で、一刀両断にされてしまいそうなほど切れ味がするどい。
山田錦60%の袋吊り斗瓶取りで、3150円は間違いなく格安!来年も絶対手に入れたいと思う。



アテは湯通ししたイカを特製の生姜ソースで和えたもの。個人的には胡麻油はいらないが、でもそうすると単なる生姜醤油か(笑)

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「夢来人のおかずですよ」株式会社三倉食品

2011-01-27 | 雑・etc
「紳助社長のプロデュース大作戦!」から生まれためし友、昨日岡崎へ出かける前にセントラルガーデンの成城石井で調達840円。


開店10分前に行ってみたところ、大した行列はできていなかったが、先着順に整理券を配っていた。
貰った券には82番と記入されている。ということは既に81個分が配布済み?全国ネットTVの影響はすごい!




店が開くまで車の中で待機してから、おもむろにお目当てを探したが、その商品のコーナーには専属の係りが一人付きっ切り。
この店では290個を販売とか。一人5個までと定められていたが、二人で来て10個を購入するツワモノまでいる始末だ。




いわゆる食べるラー油のようだが、材料に牛肉(宮古牛100%)を使っている辺りはちょっと珍しいかもしれない。





さて、実際に食べてみたところ、なかなか旨いとは思うが、それ以上でも以下でもないような・・・。
私なら、北海道のほぐし鮭をナンバーワンに挙げたい!あの味を思い出したら食べたくなってきた~。
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「蕎麦や 口福(こうふく)」岡崎市 2nd

2011-01-26 | 蕎麦 県内
まだ訪問できていない豊田スタジアム近くの蕎麦屋を目指したが、着いてみれば臨時休業。先週からどうも運が悪いようだ。

いずれにしても、お気に入りの味噌を調達なければならないので、岡崎に向かうことにするが、私の蕎麦脳が導き出したのはこの店


駐車場端の停めにくそうな場所に一台分の空きを見つけ、車をバックで入れてから、暖簾を潜るも、満席で待ち客も一組あり。
しかたなく内玄関のベンチでしばらく待つことになった。外ではいつの間にか雪がちらつき、何やら怪しげな雲行きだ。


予め渡されたメニューから、注文する品を検討。 

当然十割は売り切れとなっていたので、二八蕎麦のせいろ650円とおろし850円、後からかけ600円二杯を出してもらうことにする。

小上がりの席に案内され、それぞれの品を注文し終わって、暖かいお茶をいただきながら、店内の様子を伺う。
客や店員のにぎやかな話し声にかき消され、よく聞き取れないが、BGMにはジャズがかかっているようだ。
私達以外の全員が、お昼のランチ目当てなんだなどと観察していたら、ようやく順番が来た。



蕎麦ツユがちょっと薄いように感じたが、緑っぽい蕎麦はコシもあって風味もなかなか、これで650円とはお値打ち間違いなし。

 多少太さに不揃いなところはあるが、喉越しもよく美味しくいただいた。



 
おろしのツユもやはり薄味のようだが、さっぱりとしてなかなか旨い。ただツレは鰹節がうるさいと評していた。

蕎麦湯は少ないが、猪口をもうひとつ出してくれたのは嬉しいサービス。


さて、最後にもう一品。


こんな寒い日はやっぱり暖かい蕎麦がホッする。一片の柚子が利き、かけ汁もとてもいい塩梅で美味しい。


ほぼ満足できたが、ただ一点惜しいと感じたのは店の騒々しさ。折角の蕎麦だからこそ、落ち着いて静かに味わいたかった。

蕎麦や 口福 そば(蕎麦) / 岡崎駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5


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「こころ家」長久手町 3rd

2011-01-25 | ラーメン 県内
陶芸へ行く前に、腹ごしらえ。そういえばここに寄るのはいつも陶芸の時だったような(笑)


さて、11:30という時間にも変わらず、店の前の駐車場には車は一台きり、難なく車を停めることができた。
店内に入ってみても、カウンターに先客が一人だけ、ちょっと拍子抜けの気分。



まだ食べたことのない、唐そばのしょうゆ750円とおにぎり(梅)100円を注文することにした。


女性店員を通じて厨房にオーダーが通ってからは、ほとんど待つこともなく、お目当てが登場。急いでいるときにはとてもありがたい。



ニラのかわりに大量のネギが載っているが、味はこころ家流の台湾ラーメンといったところだろうか。
味付きミンチもなかなか、ピリ辛のスープと相まって体が温まってくるのが実感できる。細縮れ麺も好みのものだ。





注文が入ってからひとつひとつ握ってくれる温かいおにぎりは、今日も最高に旨い。


勘定までに私の後から入ってきたのは単独客が二人。もっと流行ってもいいと思うのだが、時流に乗っていないからなのか?
個人的には、こういったオーソドックスなラーメンが、その内きっと見直される時がくるのではと期待している。


次来るときには、今回気になった坦々麺に挑戦してみたい!!!


中華そば こころ家 ラーメン / 杁ケ池公園駅はなみずき通駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0





尚、先々週轆轤で挽いておいた大鉢は、先の雪の所為もあって、あまり乾いていなかった。しかし何とか削りは完了、素焼きを待つ。
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「半月」鎌倉五郎本店

2011-01-23 | お取り寄せ・到来物
仕事関係の方からいただいたお土産。



封を開けてみたところ、可愛いうさぎのイラストが書かれ、一枚一枚丁寧に包装されたおせんべいが、二枚一組で満月を模っている。



小豆風味と抹茶風味の2種類があり、早速一枚食べることにして、二つに割ってみるとパリンと小気味よい音がする。
最初ゴーフルをイメージしたが、歯を当ててみれば、立派なおせんべい。思った以上に中のクリームにはボリュームがある。
しかし上品な味で、これなら歓迎。好んで甘いものは食べないし、酒のアテにもならないが、疲れたときはこんなのもありかな。





『月の神様の「おつかい」の白うさぎの目が赤いのは、長ぁい耳で里人の悩みを聞き届け、ついもらい泣きするからじゃ。
泣くのが見えては恥ずかしかろうと、神様はその姿がかくれるように、半月にしてあげたのじゃ。』 鎌倉五郎本店
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「松の寿」松井酒造店

2011-01-22 | 酒と肴
先日「酒のきまた」で買い求めた栃木県の小さな蔵の酒。

何種類かあった中から、店主に燗に向く酒として勧められたのが、紫ラベルの特別純米美山錦2835円だ。





「超軟水はミネラルが少ない分、米が溶けにくく味が出にくい。だから山廃でも生もとでも、結果的にきれいになってしまう」とか。
「雑味のないクリアな味わいと香りには、米と酵母の持ち味が素直に現れる」と雑誌『dancyu』(2010.3)には紹介されている。


さて、冷蔵庫から取り出して、利き酒用の猪口に注いでみたところ、色は少々・香りも品よくわずかなもの。
日本酒度は+2.5となっているが、酸味も少なく甘い辛いを超えて、何か穏やかな印象を感じて、とても飲みやすい。
燗をつけてみても、香りはほんのり、実にいやみのない酒である。それでいてちゃんと旨みも感じ、ツレは優等生と称した。




アテには、覚王山フランテで見つけた大徳寺納豆。この独特の風味が、日本人でよかったと実感させる。
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「麺創房 神威(かむい)」岐阜市

2011-01-19 | ラーメン 岐阜・三重
納得のいくラーメンを食べようと、一年ぶりに各務原のあの店を目指したが、着いてみれば『しばらくの間水曜日休み』とのこと。
それならばと、同じ系統で江南に出来た新店に目的地を変更。ナビにデータを入力し、車を走らせたところ、無情にもここも定休日。
メールで友人にお勧めは他にないかと相談したところ、この店の情報一式を送ってくれたので、岐阜市へUターンすることにした。
(正に右往左往とはこのことだ!)


最初の店から1時間半、ようやく目的地に着いてみると、外には行列はないものの、中に6人ほどが立って待っている。
田んぼには雪が残っていて、とても寒い思いをしながら、外のベンチでしばし待機、客と入れ替わりに湯気一杯の店内へ突入した。


入口近くの券売機で、もう一人の友人のお勧めの神威ラーメン(塩)680円と味玉70円、それに特製神威ラーメン(塩)930円を購入。


流れが悪いのか、手際が悪いのか、かなり待って席に着くことができたが、チケットを渡してからも、更に長く待って変形の器が登場。









デフォのラーメンと特製の違いは、サイコロ状に切られた炙りチャーシューとメンマの量かな。
本来は味玉も差となるはずが、今回はトッピングしているので、見た目からはそれだけ。180円差はちょっと割高かも。


さて、胡麻やカツオ節が利いた和風を感じさせるスープは、あっさりというよりもコク旨タイプで、なかなか美味しい。
自家製の細ストレート麺も固めに茹でられて、好みのもの。小さく見えた器だが意外とボリュームもあったようだ。

最後は残ったスープでお茶漬け。 

ランチタイムサービスで供されるものだが、山葵・梅・ネギなど一手間加えてあって、さらに満足度がアップした。


あとは店主・店員に笑顔で対応できる余裕さえ生まれれば、きっといい店になるのではないかなと今後に期待したい。

麺創房 神威 ラーメン / 柳津駅
昼総合点★★★☆☆ 3.0





その後、一宮の「酒のきまた」で『松の寿』特別純米を調達して帰名。ちょっと疲れた(笑)
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「とんかつ百年亭」天白区

2011-01-18 | その他グルメ 市内
久しぶりにトンカツが食べたいと思い、食べログでなかなか評価の高かった店へ行ってみることにした。


外観からは想像できないほど中は広く、客席数もかなりなもの。 


昼の御定食と書かれたメニューから、手のべとんかつ定食1470円とロースかつ定食1470円を選択した。



御飯は白飯と梅ごはんをそれぞれ中盛で、デザートにはコーヒーと柚子のシャーベットでお願いする。

 漬物はご自由にどうぞというスタイルだ。


BGMのフルオーケストラによる映画音楽を聴きながら、題名などを思い出している内に盆に載せられてお待ちかねが登場した。





続いて土鍋に入った二人前のみそ汁も。具がアサリというのが気に入ったが、少々私には辛く感じる。



ロースはちょっと揚げすぎではないかと思われるが、ヒレの方は丁寧な下拵えの賜物でとても柔らかくて美味しい。

かなりな量のキャベツにも関わらず、さらに追加の希望を聞きに来てくれたが、これはもう十分と丁重にお断り。

食べ終わったところで、食器を引きテーブルをきれいに拭いてくれるのだが、その時に新しいおしぼりを出してくれたのは
期待していなかっただけに、とても嬉しい。


最後に一輪挿しと一緒にデザートが供された。 


勘定を支払えば店員からありがとうの合唱、外へ出ればドアの外まで一人が見送ってくれる。行き届いたサービスは星三つ!

とんかつ百年亭 とんかつ / 植田駅(名古屋市営)原駅
昼総合点★★★☆☆ 3.5


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「吉兆宝山」西酒造株式会社

2011-01-17 | 酒と肴
「秋貞商店」で今回買い求めたのは、日本酒ではなく芋焼酎2960円。前に飲んだ富乃宝山のお湯割り向きバージョンだ。



西酒蔵のHPには「黒麹仕込み。しっかりとしたボディ、お湯で割ると豊かな香りと深い味わいを楽しめます。グラスから立ちのぼる湯気と共に鼻をくすぐる芳香は、後味と同様、スッキリと爽快です。芋焼酎の王道を、さらに深めた一本。まずは、お湯割りで。」と紹介されている。



芋の匂いが気にならないわけではないが、慣れの問題だろう。口に含んでしまえば、独特の甘みと共に旨みが五臓六腑に染み渡る。



夕食時にはビールを飲んだが、風呂上りの体を腹の底から温めようと、先日出来上がったばかりの蕎麦猪口を持ち出した。
ドームやきものワールドで購入した蕎麦猪口を真似たものだが、二回りも大きいので、当然そっちが私用だ(笑)



さて、遮光カーテンの裏、結露で曇ったガラスの向こうでは、今も雪が降り続いているのだろうか?
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