I Didn't Know What Time It Was 時さえ忘れて

蕎麦 or うどん or ラーメン、それにスーパードライとジャズがあれば

「獺祭(だっさい)」旭酒造

2009-10-30 | 酒と肴
先日名駅でつけ麺を食べた後、駐車場までの道すがらカウンターのある酒屋を見つけてちょっと覗いてみることに。

名前は「おかだや」。小さな店舗だが、入ってみると焼酎・ワインを始め意外と品は揃っているようだ。



奥に進み日本酒のコーナーを見ていると、いつの間にか現れた女将さんがいくつかの日本酒を熱心に薦めてくれた。
その中に燗酒用に買っている純米酒並の値段という、とても値打ちな純米大吟醸があったので、つい購入。

         山口県旭酒造の「獺祭」純米大吟醸50 1800ml 2850円。

純米大吟醸は最低でも5000円はするものと思っていたので驚きの価格だ。
他にも同じ銘柄で生酒やもっとランクが上のものもあったが、お試しということで売れ筋を選択。(半信半疑?)




自宅に戻ってネットで調べてみると、

「旭酒造の獺祭の原料米は酒米で最も良いとされる「山田錦」 を100%使用しています。
そしてその米を使って醸されるお酒は、全て純米大吟醸酒クラスの地酒に仕上がっているこだわりの蔵元。」とのこと。



いざ飲んでみると、正に大吟醸。メロンのような吟醸香があり、飲み口もさっぱりしている。
好みの辛口という訳ではないが、この値段でこの味は立派なもの。安心して、つい飲みすぎてしまいそうだ。






さて、今夜の肴はカマンベール・チーズの味噌漬け。



これが何故か日本酒にぴったり。造り方は非常に簡単。
味噌1kgに対し味醂1カップを目安に混ぜ合わせた味噌床に漬け、冷蔵庫で数時間寝かせるだけ。是非お試しあれ


長く漬けるとまるでスモークの様、でもコレはコレで旨い。



(追記) 後日ゆで卵でも試してみたところ、これも旨い。半熟ならさらによかったか


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「麺や 六三六(ろくさんろく)」中村区名駅

2009-10-27 | ラーメン 市内
先日(10/23)オープンしたばかりの店の味を確かめようと出かけてみた。


店は愛知県産業労働センター(WINC AICHI)の地下にあり、一旦そのビルに入り階段を下りることになる。


12時50分だというのに、15人ほどのビジネスマンが用意された椅子(8脚)に座ってあるいは立って待っている。
先に食券を買って並ぶのがここのルールのようなので、特製つけ麺(極太麺)850円を2枚購入し最後尾につく。



待ち客に女性が全くいないし、グループでも一人づつ順に空いた席へ案内されているのを見て、ツレが不安顔。
25分ほどで私たちの番がきたが、案内係が2人並んで座れるように気を効かせてくれたのはありがたかった。


さて、席についてみるとL字カウンターに14の客席、厨房内に7名のスタッフ。規模の割りにはちょっと多くないか?


さらに10分ほど待って待望のつけ麺が供された。麺は250gと聞いたので、お勧めのスープごはんを作ろうと白ごはん150円も追加。



かなり茶色っぽい極太麺にかぼすを絞って、そのまま2・3本食べてみると風味より強いコシ・噛み応えを感じる。

  

つけ汁は結構濃度があるが、そのまま飲めないほどでもない。どこかで見たように魚粉が海苔に載って、
中には玉子1個分、炙ったチャーシュー3枚、大き目のシナチク4本、ナルトが1枚と沢山の具が沈んでいる。
それに味にかなり影響を与えているタマネギも数切れ。この甘味は好みが分かれるところだと思う。

最後に残ったつけ汁を一つはスープ割りにしてもらったところ、煮干が強く香りこれも好き好きかと。
もう一つはスープごはんにしたが、ご飯の量も思ったよりも多く、固めの麺と具沢山でもうお腹一杯。

 

結果、全般的にはよく出来ていてボリューム感もありお値打ちだと思うが、残念ながらここでなきゃという積極的理由は・・・。


ところで「踊るマハラジャ」を思い出させる曲を、お馴染みのチャルメラのメロディで繋いだBGMは一体何?
ここは一つH君に現地調査をお願いしたいと思う、今日この頃なのだ~
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「塩付街道 つぶ大福」 高砂本家/昭和区

2009-10-25 | お取り寄せ・到来物
もちろん自ら好んで買うわけもないので、また人様からの頂き物。



小さなパッケージに入っていて、ちょっとお洒落な感じがする。
ツレが封を開けてみると、つぶ大福2個とよもぎつぶ大福2個が入っていた。


箱の表書きには「丹念に搗きあげた、こしのあるたっぷりとした餅皮には
少々の塩けとつぶつぶのうるち米を含ましております」とある。




普段なら決して口にしようとは思わないが、美味しいからとあまり勧めるので
少しだけと一口食べてみたところ、中の粒餡は思ったほど甘くなく、
また厚めの皮もツブツブ感が残りいい塩梅だ。(おはぎっぽい?)


小腹が減っていた所為もあるが、いつの間にか2種類とも完食。
どちらも甘さ控えめだが、どちらかといえば、よもぎの方が私は好き!



プニョ~と伸びる普通の大福を苦手としている人にも勧められる逸品かもしれない


     高砂本家  名古屋市昭和区塩付通4-11  TEL052-852-6151

尚、高砂本店はセントレアや名古屋JR高島屋に「萌chez」という和と洋を融合させた
創作和菓子の店を出しているらしいので、そこでも買えるかも。








ところで、この春に上部を切り取ったワケギの根っこを、土の上に放置しておいたところ10月初めに芽が出ているのを発見。
ちゃんと土中に植え直して水をやっていたら随分と成長してきた。収穫が楽しみ (E-P1で露光間ズーム撮影)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「慈庵」のメニュー17th

2009-10-23 | ラーメン 市内
今日のメニューボードには3種類の限定があり、とても悩んでしまう。



最近作り始めたという野菜ポタージュを使った味噌ポタそば、今月限定の和えつけ麺、それに久しぶりの鶏チャーシューの鶏そばだ。

鶏チャーシュー&塩スープに心魅かれるものを感じたが、また食べる機会もあるだろうとここは珍しいものを選択。





まず出てきたのは味噌ポタそば。

「味噌ポタそば 800円あります。ポタージュに使ってる野菜は カボチャ トウモロコシ 
玉葱 ニンニク アボガドです。鶏スープxポタージュのスープになります。」



まずレンゲでスープだけを一口啜ってみれば、正にポタージュ。味噌味はそれほど強くないとファースト・インプレッション。
しかし底から平打ち麺と絡め、茹でキャベツの上に振られた七味が加われば、ピリっとした味噌、とても不思議な味だ。
どちらかといえば、流行を走る女性向き・健康志向のラーメンか。慈庵らしいやさしさに溢れるものだが、個人的には
ポタージュ抜きでいかにも味噌らしい味噌ラーメンが好み。




 

前回も食べた和えつけ麺は、店主お得意のトマトを使ったイタリアンな逸品。スープに浸けなければ、それはまるでパスタ。
これだけでも十分旨い。さらにご飯を残ったスープに投入すれば、これがまた最高。200gの麺と共に二人とも、もうお腹一杯。

ご馳走様でした。




さて、今夜は久しぶりに買ったウ井スキーで東の夜空を見上げながら、ハイボールと洒落てみようかな
(小雪さんには悪いが角ではなく、どうせならとダルマをチョイス)


ハイボールの作り方

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

祝 「蕎麦切り ふ~助」

2009-10-20 | 蕎麦 市内
『日経おとなのOFF』11月号で、「発掘!おひとり様歓迎の新・名店」としてNo.4に賞されたことを祝って、久しぶりに立ち寄ってみた。

         


12時を廻った店内は何故か女性客ばかり。いつものようにカウンター一番奥に陣取り、まずは天ぷらと焼き味噌それにお酒をお願いした。
(お得な蕎麦屋酒1900円というメニューもあり、おひたし、ニシン棒、熱燗、蕎麦がセットされている。)



酒はお勧めから、神の井・純米美山錦600円(一合)。 
片口は片側だけに大き目のエクボがあり、なかなか面白い形だ。ぐい呑みはストレートタイプだが、大きさがちょうどいい!




アテは割れ山椒の器に入った突き出しの昆布と生姜の煮物。(鰊を煮たときにできたものだろうか?)
舞茸の天ぷら600円は、岩塩でいただく。ごく普通の舞茸だが、どうして他所で食べるとこんなに旨いのだろう。
 




焼き味噌500円が出てこないうちに空いてしまったので、もう一合貰うことにした。木屋・傳右衛門700円。

 

今度の片口は高台も特徴的でもっとユニークな形をしている。対のぐい呑みもとても薄くて、まるで貝殻のようだ。
京都・黒七味を少々振った焼き味噌を舐めながら、お酒をいただけば、これはもう幸せの絶頂!






といっても真っ昼間から、これ以上飲む訳にもいかないので、私はざるそば大盛り900円、
ツレはざる700円とお気に入りの鰊ご飯250円を注文。



 

緑がかった北海道産の新そばは、香りも十分。コシもあってなかなか旨い。(本当はもう少し細切りが好みなのだが・・・。)
ツユもしっかりと鰹出汁の利いたもので、流行のポタージュのようでない(こちらの方が好き)そば湯を入れても味わい深い。


陶器をじっくり眺め店主と話していたら、マイ蕎麦猪口・マイ片口の持込オーケーの言葉をいただいたので、
自信の持てるものができたら、是非そうさせてもらおうと思う。そのためにはもっと精進しなきゃいけないな。



ところで表紙を飾っている小雪と、一度でいいから一緒に酒を飲んでみたいものだ
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

常滑やきもの散歩道

2009-10-17 | カメラ・写真
陶磁器会館からやきもの散歩道Aコース1.6kmを辿り、その所々をpen E-P1で切り取ってみた。
ISO感度は200とし、仕上がりはVIVID、さらにコントラストを+1とシャープネスを+2。
レンズはM.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm一本。プログラムAEと絞り優先AEを適時使い分けてみた。




名古屋芸術大学・常滑工房前の風車 (ファンタジックフォーカス)





廻船問屋瀧田家への階段






登窯の十連煙突 (ラフモノクローム)







駐車場と煙突と青空







水鉢に入った蓮 (ポップアート)







土管の壁






お土産と「20世紀少年」 (トイフォト)


注. ( )内はRAW撮影後に付属のソフト『OLYMPUS Master 2』で各種アートフィルター効果を施した。
また、それ以外はシャープネスやコントラストなどを加工。撮影日は10月12日(月)。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大七「純米生もと」

2009-10-14 | 酒と肴
日経新聞の土曜版NIKKEIプラス1『何でもランキング』において、“お燗にすると美味しい日本酒”の第一位に選ばれた酒。



先日いつもの店へスーパードライの瓶を買いにいったところ、偶然見つけて購入2680円。寒くなってからと取っておいたが、
片口とぐい呑み(お猪口?)が焼きあがってきたので、つい待てずに常温で試してみた。

 

アテは知人からいただいたイカの丸干し、この墨が日本酒に合う。それほど辛口ではないがなかなか旨い。
もう少し寒くなったら、いよいよカンペットの出番。しかし、それまで持つかな(笑)






今回の出来上がりはなかなか気に入っている。白土の黒マット。容量は200cc。φ95(125)*h70、φ60*h44




ついでに作った醤油さし、ちょっと大きいのでドレッシング入れ?白土の透明、ひび割れた感じがいい。φ70(80)*h57


コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「炭焼きステーキ 加津味」千種区2nd

2009-10-13 | その他グルメ 市内
久しぶりに旨いトンカツを食べようということになり再訪




窓際のテーブルに案内され、中庭を眺めてみると秋晴れの日差しが眩しい。

 

店内は1時に近い時間とはいえ、かなり空いている様子。
タレントの坂東英二がTV番組で、ここのテンダーロインステーキを勧めたときには、さぞ大変な人気だったんだろうな。




さて、昼のセットメニュー1600円からロースかつとヒレかつを注文し、分け合うことにした。

まずサラダが運ばれてきた。  
トマトとキュウリそれにオニオンスライスという在り来たりの材料だが、とても新鮮で旨い。
ドレッシングはかなり酸っぱいのだが、ベーコンとセロリでいい味になっていて、私は大好きだ。



次にご飯と漬物が出てきたら、お待ちかねのトンカツのお出まし。



 ちょっと揚げすぎかもしれないが、カリっとして美味。脂身も甘い。



 

ヒレかつはちょうどいい具合に火が通っていて、とても柔らかく美味しい。

キャベツは岩塩をかけていただくが、やはり新鮮なので全て平らげてしまった。


食後にゆっくりと珈琲を飲んで帰宅。たまにはこんな日もいいな。




ところで前のときも気になったが、ポットや器をテーブルにドンと音をたてて置くのはどうにかならないものだろうか。
それに女将さんの不愛想。これさえクリアーすれば、お勧めランキングの上位に入るのだが・・・。



加津味 (レストラン(その他) / 池下、今池、覚王山)
★★★☆☆ 3.5





コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「手打ち蕎麦 古窯庵」常滑市

2009-10-12 | 蕎麦 県内
陶磁器会館の駐車場に車を停め、やきもの散歩道を散策して次のお目当てへ。


建物は道からちょっと上がったところにあり、なかなか風情がある。玄関先には水琴窟があり、これもまた楽しい。



昼時になっていたので、しばらく待って席へ案内された。小屋裏は現しで古い建物を装っているが実は新しいのかも。
イメージは滋賀県長浜の「みたに」とそっくりで、土間には陶器が嵌め込んであり、シーサーも鎮座している。

 

注文は粗挽き細打ちせいろ880円×2と常滑の地酒700円を注文。(アテらしいものが天ぷらと枝豆以外にない)




薬味とツユが運ばれてきて、すぐに片口に入った酒が供された。ネギを齧り山葵を舐めて辛口の「白老からから」をいただく。
 




一口二口飲んだところで、蕎麦が出てきた。(もう少しゆっくりでもいいのだが・・・)

 

蕎麦はコシがあってまずまずだが、ちょっと風味に欠けるようだ。期待していただけに残念。たぬきおろしにすればよかったか。



さらに食べ初めて、すぐにそば湯が出てきたのは最悪。いくらなんでもタイミングが悪すぎる。
店主が志を高くもって蕎麦を打っていても、花番(アルバイト?)が気が利かないようではいけない。
観光客相手の商売だから、こうなってしまっているのだろうか。蕎麦通にはとても勧められない。


ただ雰囲気はいいし、流石に陶器の町だけあってひとつひとつ凝った器を愛でるにはいいかも。






尚、散歩道の途中で、醤油だんご(一本70円)とピザ(1/8切 100円)も食す。これがマイウ~。
 







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「蕎麦 生生」大府市

2009-10-12 | 蕎麦 県内
晴天に恵まれ、かねてより企画していた知多方面へ蕎麦ツアー。


まず一軒目に着いてみると、そこは下駄履き店舗の一角。外観を見る限るあまり期待できそうにないと意気消沈。


しかし開店時間になり暖簾が出されると同時に店へ飛び込んだところ、そこには思わぬ落ち着いた空間が現れた。
壁は茶系の聚楽で塗られていて、天井から下がられた布も新和風を演出してしている。BGMはバイオリンの室内楽。




注文は10食限定の生粉打ちざるそば1100円と田舎ざるそば900円。「新そば」の文字が目に留まり、尋ねてみると北海道のものとか。



先に出てきたのは田舎。その細さにちょっと驚いた。端正な感じで、小鉢も付いてなかなかいい。


食べてみるとコシ・風味とも十分で旨い。ツユもなかなか。 




そうめんと見間違うほどの真っ白な生粉打ち。まさにイケメン!

こちらも美味しい。わざわざ来た甲斐があったというもの。 


追加のざるは田舎500円、生粉打ち700円と大変お値打ちでまだ食べられるが、次の予定があるのでここまでとする。
また次回100円引きのサービスチケット2枚を貰ったが、ちょっと遠いのでそう容易くは来れそうにないな。


(この店でも個人的にはやっぱり田舎が好き)
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする